ゴルシ研究家M石土井の注目ゴールドシップ産駒~2023年6月11日(日)版~

M石土井
M石土井
皆さんこんにちは、ゴルシ産駒を研究しているM石土井です。
サララボに毎週連載で”今日の注目ゴルシ産駒”を掲載しています、よろしくお願いします。

総評

全体的に勝ち負けまで行く馬は少ないと思うものの、非常にオッズ妙味がある馬がいる印象でした。

単勝ドカンではなく、馬券の構築に入れておきたい感じです。

東京4レース 未勝利 

ウインネモフィラ

ネモフィラ。ラフィネではない。間違えてはいけない。ネモフィラ。ネモフィラ。
馬名を間違えるな。イマシメ。トラウマ。

新潟よりも期待値は下がるものの、地力は見せてくれている。
前走は前目につけて粘る新味を見せてくれた。
今回も後ろから行って差しきれるイメージはわかないため、前目で走ってほしい。
丸山騎手が継続なのは嬉しい。

オッズ(執筆当時20倍)妙味は十分あるので馬券の構成を考えながらちょっと買いたい。

東京5レース 新馬 

マイネルガンナー

ユーバーレーベンのいとこ。
毎回私の言っているネアルコニックス固めの血統。
レーベンとは母父がロージズからディープに変わった。

東京競馬場新馬は勝ったゴルシは牝馬のみで、レーベンを始めキレを増幅させた馬ばかり。

レーベンといとこであるため、キレへの期待はあるものの、牡馬・母父ディープということを考えると、東京で勝ち切るタイプかは微妙。

ただ、トモの容量は素晴らしく、期待値を持って見ていきたい。
(同じレースにダノンエアズロックいるじゃん。。。。)



東京6レース 3歳未勝利 

ウイングランブルー

母父ボストンハーバーはウインキートスとキントリヒがおり、アメリカ的な体質がオンになりやすい。

ナスルーラとリボーの圧が強く、好走した新馬と前走も逃げて残した。
東京がほんしつてきにむくわけではないが、相手関係も弱化されるため、掲示板以上を期待したい。

東京8レース 3歳以上1勝C

ピンキープロミス

母父アグネスデジタルはミスプロ系らしくゆるく出やすく、あまり好印象はない。

ただ、ピンキープロミスのように、ノーザンテーストが入ることでちょうどよく締まる印象。

今回は9頭立てと少頭数であり、相手関係も同じ3歳が相手となりそう。

オッズ妙味(執筆当時5.5倍)は薄いが、しっかり見ていきたい。

阪神8レース 3歳以上1勝C 

ゴールドローズ

母父タニノギムレットはもっとやれるはず!・・・と思っています。まだ。
前走は骨折休養明けで3着に来たように、タニノギムレット的な末脚で外回りは良かった。

休養明けの前走を叩いて、今回は決めに来るはず。
オッズ(執筆当時30倍)妙味あり。



函館4レース 未勝利

ヴェルミセル/スコプルス

ヴェルミセル
出資馬。
母父コンデュイットは、マカオンドールと同じダルシャーン系。
牝系はスカーレットインクに好相性のヤマニンスキーが配されており、ノルマンでゴルシ産駒同期のオルノアより血統的期待値は上でした。

血統構成的にも洋芝は合うし、1800mも良い。
鞍上は武豊騎手ですし、ここで決めてほしい。

スコプルス
推し馬のフェアエールングの姪。
血統構成は母父BTで、母母父はスペシャルウィーク。
更にマルゼンスキーのクロスも持って、総合力が非常に高い構成。

画像

ここまでローカルを中心に5戦5掲示板と安定感も十分。

両馬とも馬券で狙っていきたい。


M石土井

ゴルシ産駒研究者

一口馬主を京都サラブレッド、YGG、広尾、DMM、ノルマンディーなどで楽しんでいる、ゴルシ産駒研究者。noteにてゴルシ産駒にまつわる投稿を行っている。血統分析に重きを置くスタイルで、代表出資馬はドライスタウトやグランベルナデット。ゴールドシップ産駒ではオルノアやブルーローズシップなどに出資している。


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