インゼルTC募集馬を徹底診断!【No.6 サラフィナの21】

インゼルサラブレッドクラブで募集予定の計20頭を徹底診断

メインライターである牝系研究家のジェンティル、現役馬主ジェイに加えて血統大好きで知られる一口馬主YouTuberのこもこもさんにも加わっていただき、3人の評価をそれぞれ発表します!

※評価はS.A.B.C.Dの5段階です。馬体、歩様に関しては本記事では評価対象としていません。

募集馬プロフィール

牡馬
父 ブリックスアンドモルタル
母父 Refuse to Bend
ファミリーNo. F8-h
価格 6000万円(1口12万円)
厩舎 友道厩舎(栗東)
生年月日 21.2.22



牝系研究家ジェンティルの見解

牝系解説

日本での牝祖は母サラフィナ。

祖母Sanariyaを根幹とするファミリーが活力を持って広がっている

Sanariyaは競走馬としての実績はなかったが、繁殖としては優秀

産駒のSanaya(父Barathea)はサンタラリ賞(G1・芝10F)で2着の実績があり、その半妹で本馬の母サラフィナは仏オークス(G1・芝10.5F)、サンクルー大賞(G1・芝12F)、サンタラリ賞(G1・芝10F)を勝利している。

Sanayaの枝からは今年のニエル賞(G2・芝12F)でドウデュースに勝利しパリ大賞(G1・芝12F)でも2着したSimca Milleが出ている。

祖母を中心としてSanayaとサラフィナ2頭からファミリーは広がっているが、どちらも活力を有しておりヨーロッパの本格派クラシック牝系だ。

瞬発力に秀でた馬が多く、スタミナも十分なのがこの一族の特徴。

欧州牝系らしくパワーも十分にある。

母サラフィナ

上述の通りサラフィナは現役時G1を3勝した名牝。

繁殖としてもその能力を示している。

本馬は7番仔

JRAではここまで4頭が出走してすべて勝ち上がり

また全頭複数勝利を挙げている。

初仔のジェニアル(父ディープインパクト)はJRAで500万下を勝利したあと渡仏し、メジドール賞(G3・芝8F)を勝利。

その他にもラジオNIKKEI賞(G3・芝9F)3着で準OPまで勝ち上がったゴータイミング(父ディープインパクト)、日本生産馬ながら欧州で現役生活を送りオマール賞(G3・芝8F)を勝利したSavarin(父ディープインパクト)、現2勝クラスマイプレシャス(父ヴィクトワールピサ)などがいる。

出産時の年齢が14歳とやや高齢の域に入ってきているが、まだまだ期待できる繁殖であることは間違いない。

まとめ

本馬は父にブリックスアンドモルタルを迎えた。

ブリックスアンドモルタルはスピードパワーを兼ね備えていた馬であり、血統もダートを走れる血を多く持っていることもあり、一定程度ダート馬を輩出してくると思われる。

しかし本馬の場合は牝系が芝牝系のため、芝のマイル以上での活躍が見込まれるだろう。

サンデーサイレンスの血は有さないものの、芝のクラシックで期待できる一頭なのではないだろうか。

お値段並みの価値は見出せる一頭だ。

評価 B

メインライタージェイの見解

ブリックスアンドモルタル産駒の牡馬です。

母セラフィナはG1仏オークスとG1サンタラリ賞勝馬で、G1凱旋門賞とG1ヴェルメイユ賞3着馬と競争能力はピカイチです。

母父サドラー系で、これまでの兄弟馬はジェニアル(14産・父ディープインパクト)が海外のG3メシドール賞を勝利しています。

その全妹となるSavarin(17産)もG3オマール賞を勝利していて兄弟馬は海外での良績が目立ちます。

日本で走っている産駒も中央で複数勝利を挙げている馬もおり、母の繁殖としての能力は間違いないものがありそうです。

本馬はジャイアンツコーズウェイ系のブリックスアンドモルタルに父が代わり、これまでのSS系種牡馬の兄妹とは毛色が違う字面になります。

兄妹は適性が海外に出ている産駒も多いためこの血統構成で日本適性がどの程度か?慎重に検討する必要がありそうです。

また、父がブリックスアンドモルタルに変わることで、ダートに適性が振れる可能性があります。

兄妹は芝で活躍している産駒が多いだけに、適性がどっちつかずにならないか?も心配なポイントです。

厩舎は友道厩舎です。

厩舎勝ち上がり率は61%とかなり高いですが、預託馬の落札額や募集額も総じて高額馬が多い印象です。

金子氏や近藤氏、大塚氏などの有力個人馬主の預託馬が中心ですが、一口馬主クラブの預託馬ももちろんいます。

しかし、クラブごとの預託馬で厩舎平均以上の勝ち上がり率をマークしているのは、シルク(8頭預託)とG1(3頭預託)のみです。

出走間隔が長いことも影響しているかもしれませんが、リーディングに対して一口馬主の満足度が伴っているか?と言われると肌感覚的には疑問符がつきます。

芝中長距離馬の管理が得意なので、この馬の配合とのマッチングは良さそうです。

キーファーズではドウデュースを管理する厩舎ですから、クラブとの関係性も良好だと思いたいですね。

評価 B

ハマれば覚醒すると思う。正直他の兄妹馬とも血統傾向が違うし日本適正がどう出るかわからないため推奨しずらい。ロマンは詰まった1頭。

一口馬主YouTuberこもこもの見解

母は仏オークスなどG1を3勝した名牝。

日本に輸入され繁殖生活を送るも未だに日本では重賞を勝てず、少し物足りない成績です。

個人的にはディープインパクトと相性が良くないことが原因と思っています。

おそらくサドラーグロウスタークなどが入っている父リフューズトゥベンド、母方にはダラシャーントップヴィルなどの欧州の重い血統が入っていますので、そこはディープインパクトとは合わなかったのでしょう。

この本馬は初めてサンデー系以外の系統を父に迎えます。

それがブリックスアンドモルタルです。

この配合は個人的に凄く良いと思っています。

ブリックスアンドモルタルはスピード血統のストームバードを3×3で持っており日本のスピードにも対応できると思います。

米国馬の割には柔らかい血が多いですので、みなさんが思っておられる米国馬とは少し違うと思います。

もちろん距離適正も中距離だと思いますので、王道路線も狙えるでしょう。

この2頭を配合した本馬の血統図を見た時に思った感想は「欧州の差し馬っぽい」です 。

高速過ぎる馬場は苦手かも知れませんが適度に時計のかかる直線の長いコースで長くいい脚を使って欲しいですね。

個人的には目指して欲しいG1はジャパンCですね。

厩舎も芝の王道路線が得意な友道厩舎というのも良いポイントです!この価格も仕方ないと思います。

評価 A

ライタープロフィール

ライター:ジェンティル(貴シンジ)

牝系研究家・競馬ライター

獣医師堀田茂氏に感銘を受け、生物学・遺伝学の観点からサラブレッドの血統を分析。牝系こそがサラブレッドの根幹であると考え、日夜サラブレッドファミリーの研究を行う。個人ブログ『牝系研究者の一口馬主メモ』では月間11万PVを達成。

ライター:ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者4000人超え&累計再生200万回超えの元一口馬主YouTuber。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統の配合相性を重視していて代表馬はロードヴァレンチ、リレーションハート等。

ライター:こもこも

一口馬主系YouTuber

2018年産駒から一口馬主デビュー。
血統をメインに募集額4000万円以下の馬から出資馬を選定するといった、コスパを重視して活動する一口馬主YouTuber。
現在はノルマンディー・DMM・キャロットの3クラブで一口馬主を楽しんでいる。
一口馬主の楽しみをもっと色んな人に知ってもらう為、一口馬主YouTuberとして活動を始める。
関西弁がキツイのはご愛嬌(笑)
代表馬はノルマンディーはバイタルエリア・DMMはバックスクリーン

凱旋門賞同時視聴スペース開催決定!!

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