インゼルTC募集馬を徹底診断!【No.9 スカイダイヤモンズの21】

インゼルサラブレッドクラブで募集予定の計20頭を徹底診断

メインライターである牝系研究家のジェンティル、現役馬主ジェイに加えて血統大好きで知られる一口馬主YouTuberのこもこもさんにも加わっていただき、3人の評価をそれぞれ発表します!

※評価はS.A.B.C.Dの5段階です。馬体、歩様に関しては本記事では評価対象としていません。


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募集馬プロフィール

牝馬
父 リアルスティール
母父 First Dude
ファミリーNo. F8-f
価格 3600万円(1口7.2万円)
厩舎 鹿戸厩舎(美浦)
生年月日 21.1.13

牝系研究家ジェンティルの見解

牝系解説

6代母にBest in Showを持つ名牝系の一頭。

Best in ShowといえばSex Appealを輩出した名牝であり、アーモンドアイやトライマイベストの牝祖でもある。

ただ本馬はSex Appealの枝ではなく半妹のShow Ladyの枝。

さすがにSex Appealには劣るが、こちらも十分に活力はあってカラカッタ・プレート(G1・芝6F)勝ちUmatillaオールエイジドS(G1・芝8F)、ブルーダイヤモンドS(G1・芝6F)勝ち馬Hurricane Sky、そして日本でもおなじみのG1を4勝した名種牡馬Redoute’s Choiceなどが出ている。

主にオーストラリアで広がっていて、Best in Showのファミリーの中でもスピードが武器となっている一族だ。

近親に活躍馬がほとんど出ておらず、近いところの活力には不満が残る。

母スカイダイヤモンズ

母スカイダイヤモンズは米国産馬で現役時北米10勝。

グレイトレイディエムS(G2・ダート6.5F)を勝利するなど、牝系通りスピードを活かして一気に押し切る競馬を得意としたスプリンター。

本馬は2番仔。

初仔のドウフォルス(父ハーツクライ)もインゼルの所属馬だが、こちらは先日の新馬戦で9着敗退。

スピードはしっかりと伝えられそうな母だけに、活力に不満は残るが条件戦なら。

まとめ

本馬は父にリアルスティールを迎えた。

この組み合わせであれば芝のマイル以下を主戦場としてきそうだ。

ダートもいけなくはないが、基本的には芝でスピードを活かした競馬があいそう。

昨年のハーツクライに比べるとこちらの方が母の良さを上手く引き出せそうな配合だけに、牝馬とはお値段がかなり下がるのであれば狙ってみても良い。

とはいえ一つ上との比較ならという話で、この馬自身の話をすれば高い。

評価 C

メインライタージェイの見解

母スカイダイヤモンズは海外10勝の名牝で、G2やG3など重賞を複数勝利していて、競争能力は疑いようがありません。

本馬は2番子、1つ上の半兄ドウフォルス(父ハーツクライ・新馬戦9着)が初子です。

今年2歳世代が第1世代となるリアルスティール産駒、現状大活躍とはいっていませんが、ノーザンのつけている繁殖の質などを鑑みてもこれから尻上がりに成績は向上してくる可能性は全く否定できず、この時点で見限るのは早計だと思います。

モーリスもこのくらいの時期に「失敗種牡馬だ」と言われていたと記憶しています。

本馬の母父ボールドルーラー系と父ディープの相性は素晴らしく、勝ち上がり率は64%(サンプル75頭)です。

この組み合わせからはグランアレグリアやアルアイン、シャフリヤールなどが出ていて長打力もありそうですね。

リアルスティールをディープインパクトに置き換えるのは流石に強引すぎますが、父系との相性は悪くないと思います。

一方、配合的に気になるのは、Storm Catのクロスを持つことです。

ディープ後継種牡馬で母系にStorm Catを持つ種牡馬の代表例はキズナでしょう。

また同じく2歳世代から産駒がデビューしていて、オーストラリアなどの南半球でもシャトルの産駒が活躍しているサトノアラジンなどもこの血統構成になります。

私はこの母にStorm Catを含むディープ後継種牡馬については、母系でStorm Catを持たない方が活躍傾向があるのではないか?と考えています。

実際にデータを見てみると、キズナ産駒のうちStorm Catを母5代血統内に持つ産駒の勝ち上がり率は28.0%で、重賞馬は1頭も出ていません。

一方5代血統でクロスを持たない産駒の場合勝ち上がり率は46.0%、重賞馬率は2.8%となり、15ポイント以上勝ち上がり率に差が出ることになります。

リアルスティール産駒がこの傾向を踏襲するかは、現時点では不明ですが、不安要素の1つであることは間違いないと思います。

厩舎はキャロットクラブのエフフォーリアで一皮剥けた感のある、鹿戸厩舎です。

全体勝ち上がり率は47%となっていて、芝マイル〜中距離が得意な厩舎です。

クラブ馬の数が多くインゼルではネビュルーズ(父ジャスタウェイ・2歳牡馬)1頭が預託されていてすでに勝ち上がりを決めています。

関係者情報によると、鹿戸厩舎は最近関東での地位が向上していて、ノーザンからいい馬を回される確率が上がっているようです。

美浦の厩舎ですから、ローテは天栄に握られることになるのでしょうが、これから預けられる馬質が上がる可能性が指摘されていて、要注目厩舎です。

評価 D

StormCatクロスがどうしても気になる。

一口馬主YouTuberこもこもの見解

母スカイダイヤモンズはダートの重賞で活躍した馬。

血統的にも北米の代表的な血統が詰められている繁殖牝馬です。

実はこの馬6代母はベストインショウに繋がる牝系です。

日本での代表馬はアーモンドアイ。他にもトライマイベストエルグランセニョールがいますが、活躍馬はこれだけではありません。

本馬のラインからは、豪州の名種牡馬リダウツチョイスが出ております。

以上ことから、芝向きのスピードも持っていることが考えられます。

ここに父リアルスティールを持ってきました。

個人的にリアルスティールは成長が遅いタイプだと思ってますので、これから成績を上げてくるとは思います。

しかし、相性が良さそうな血統は欧州色の濃い母馬だと思います。(現時点で中央勝ち馬4頭は全て欧州色が強い母馬)

そう考えると本馬はダート色が強い母馬ですし、ストームキャットの3×5もあまり好きでは無いので評価が少し落ちてしまいます。

ですが牝系のポテンシャルを考えると大きく飛躍する可能性もあります。

距離はマイルくらいまでが守備範囲でしょう。価格も妥当だと思います。

評価 B

ライタープロフィール

ライター:ジェンティル(貴シンジ)

牝系研究家・競馬ライター

獣医師堀田茂氏に感銘を受け、生物学・遺伝学の観点からサラブレッドの血統を分析。牝系こそがサラブレッドの根幹であると考え、日夜サラブレッドファミリーの研究を行う。個人ブログ『牝系研究者の一口馬主メモ』では月間11万PVを達成。

ライター:ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者4000人超え&累計再生200万回超えの元一口馬主YouTuber。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統の配合相性を重視していて代表馬はロードヴァレンチ、リレーションハート等。

ライター:こもこも

一口馬主系YouTuber

2018年産駒から一口馬主デビュー。
血統をメインに募集額4000万円以下の馬から出資馬を選定するといった、コスパを重視して活動する一口馬主YouTuber。
現在はノルマンディー・DMM・キャロットの3クラブで一口馬主を楽しんでいる。
一口馬主の楽しみをもっと色んな人に知ってもらう為、一口馬主YouTuberとして活動を始める。
関西弁がキツイのはご愛嬌(笑)
代表馬はノルマンディーはバイタルエリア・DMMはバックスクリーン

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