【東サラ2023年募集馬】ジェイ推奨馬〜レッドアトゥの22〜

ジェイ
ジェイ
どうも、ジェイです。
今回は東京サラブレッドクラブ2023募集馬検討記事になります。
今回は募集馬の中から、推奨馬1頭を紹介させていただきます。

No14.レッドアトゥの22

父:ダイワメジャー

母父:カジノドライヴ

誕生日:2/9

馬体重:456kg

体高:155cm

胸囲:178cm

管囲:19.8cm

募集総額:2600万円

厩舎:栗田厩舎

育成:社台F

血統

父ダイワメジャーは勝ち上がり率46%。早熟性があり、勝ち上がり率は高いですね。

牝馬勝ち上がり率は43.8%と高い水準を誇っています。

母父カジノドライヴとの組み合わせで中央で出走した産駒はいませんが、母との配合では相性のいい要素を多く含んでいます。

例えば、パーフェクト種牡馬辞典にも取り上げられていますが、ダイワメジャーの代表的なニックスといえば母系にブラッシンググルーム持ち。

本馬は母父がこれを含む形になります。

また、本馬の母系に含まれるサドラーズウェルズはダイワメジャー産駒の多くの重賞馬に含まれる要素です。

例えば…

・アドマイヤマーズ

・メジャーエンブレム

・レシステンシア

など一線級の馬たちがこの形です。

特にレシステンシアとは、母系にデインヒルを含む点も共通していますね。

ミスプロなど、ダイワメジャーと現状そこまで相性の良くない要素も入っていますが、大きな加点ポイントが2つあるので父のアベレージの高さと血統配合的には面白い1頭なのではないかと思います。

また、母の競走能力の高さも本馬の大きな魅力の1つです。

母レッドアトゥは、クラブ所属馬だったため母優先対象馬。

中央5勝でダート中距離でオープン入りし、エルムSで4着に入りました。

馬体重は450kg程度と大型馬ではありませんでしたが、牝馬でありながらダート重賞で掲示板内に来ているのは相当な能力があったと言えると思います。

1つ上の母姉は未デビューで本馬は2番仔のため母の繁殖能力が不明ではありますが、本馬はすでに母の現役時と同程度の馬体重を誇っているのはプラスでしょう。

ファミリーライン的には、ものすごく活躍馬が多数出ている…という感じではなさそうですが母の競走能力の高さがうまく産駒に伝わるといいなと思います。

ダイワメジャー産駒の芝:ダート比率は概ね6:4程度で、馬体の大きさを生かしてダートで活躍する馬も多くいます。

本馬もダート色が強い母系になるので、ダートに出る可能性はありそうです。

牝馬のため上級路線が苦しくなる部分はあるかもしれませんが、オープン入りを目指せるポテンシャルのある馬なのではないか?と思います。



馬体・歩様

正直、字面で目をつけていた馬はあと3頭くらいいたのですが、馬体と歩様を見て一番手はこの馬にしようと思いました。サイズもしっかりありますしね。

僕が一番手に推奨するということは、それ即ちダート馬の可能性が非常に高いので、芝馬を求めている人は…かもしれません(笑)

しかしダート馬をお求めの読者の方、私のダート中距離馬の出資馬はロードヴァレンチ、ミスティックロア、ヴァナルガンドといずれも結構期待できそう、頑張ってくれている馬たちでして、個人的にこのレンジは得意意識もありますので、ポジティブに?捉えていただければと思います。

まず、立ち姿の写真を見てしっかりと父ダイワメジャーっぽさを受け継いでいるなと感じて好印象でした。

トモもまだまだ筋肉はこれからではありますが、中臀筋が立体的で丸みを帯びて、しっかりとボリュームがありそうです。

芝の上に立たせているので繋ぎの角度や蹄が見えないのが辛いところではありますね。

歩様を横から見てみます。

馬体写真より歩いている動画の方がよく見えますね。

スムーズに引っ掛かりがなく歩いていて、適度な柔らかさと力強さがあります。

キビキビとリズムよくナチュラルスピード速めで歩いているので好印象です。

後脚もしっかりと伸びてから蹴り出せていて、好みのタイプです。

縦からみた時も、特に前脚は綺麗に出ていていいなと思いました。

後ろから見た時の飛節のブレ(ゆるさ)はありますが、まだトモに筋肉がつききっていないこの時期の馬なのでこの辺りは許容範囲かなと思います。

育成の中でカチッとしてきたらいいなと思いますね。

今勢いに乗る、復権の社台F育成も心強いですから、ここからしっかりと身体を大きく成長させつつ筋肉量が増えてきたらかなりいい馬になるのではないかと思います。



厩舎

関東・栗田厩舎は2022年リーディング55位。

厩舎全体の勝ち上がり率は35%と標準的です。

社台グループ馬率は22%とこちらも平均的な数値ですね。

芝はマイルまで、ダートも得意としているため、本馬の血統や馬体から想定される舞台には適性が合致します。

クラブ馬ではマイネルハニー、ククナ、シェダルなどが活躍しています。

気になるのは、東サラとの相性です。

これまで3頭預託で、勝ち上がり馬はいません。

とはいえ、

・未勝利引退馬

・3歳未勝利馬(現役)

・2歳未デビュー馬

の3頭と、実質結果がわかっているのは1頭だけではあるのですが…。

東サラとの相性が見えてこないのはやや懸念点ではありそうです。

生産・育成が同じ40口の社台からは6頭が預託されていますが、こちらも勝ち上がり1頭とやや苦しんでいてここは気になりますね。

とはいえ、総合的にはいい馬だと思いますし、血統と馬体双方を見ても価格に見合う1頭ではないかと思います。


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者4500人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。

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4 Responses

  1. 母のレッドアトゥに出資していました。彼女の優れた所は、いついかなるときも冷静に淡々と歩くパドック。そして末脚です。5勝も牝馬限定戦は1戦もなく、全て牡馬混合でのものでした。大好きな元愛馬の次女を推奨してくださり、うれしい限りです。ありがとうございます。

    • そうでしたか、おっしゃる通り牡馬混合のダート戦でこれだけ戦えているのは凄いことですよね。
      母のパワーとメンタルをぜひ受け継いでいてもらいたいものです。

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