💡 競馬AI指標(SP値)の見方
本データベースにおける「SP(スピード・パフォーマンス)値」とは、競走馬がレースで発揮した走破時計や対戦相手との着差をもとに、馬場の偏りやペース配分、クラスの格などを高度に補正・数値化した当サイト独自の指標です。
これにより、異なる時期や競馬場でのパフォーマンスを同一基準で公平に比較・評価することが可能となります。
このスコアは偏差値ではなく、「全体の中で上位何パーセントに位置するか」を示す相対的な指標(パーセンタイルスコア)です(最大値は100p)。
50pを中央競馬の平均とし、数値が高いほど優秀であることを示します。
例えば S+ (98p〜100p) であれば、集計対象となった全競走馬の中でもトップ2%に入る傑出した能力であることを意味します。
🔥 総合能力評価


アドマイヤマックスの種牡馬としての総合評価は F(38p)、基礎能力は F(37p) と、全体の中では厳しい立ち位置にあります。繁殖牝馬の質を示す繁殖CPIも G(5p) と恵まれない環境ではありましたが、その限られた条件下で独自の個性を発揮し、記憶と記録に残る産駒を送り出してきました。
本種の最大の強みは、2歳戦から即戦力として動ける仕上がりの早さにあります。早期デビュー率(2歳7月迄)は A(83p)、さらに2歳末時点での勝ち上がり率は A(84p) という素晴らしい初期稼働力を誇ります。仕上がりが早く、手堅く初賞金を加算できる点は、特に一口馬主や早期回収を狙う出資検討者にとって大きな魅力です。また、生涯OP率 B(77p)、生涯重賞出走率 B(72p) と、上級クラスへ産駒を送り出す底力も十分に備えています。
その一方で、適性には極端な偏りが見られます。距離適性は明確な「中距離・短距離型」であり、特に芝の短距離では E(45p)、芝マイルで E(43p) と、芝のスプリント〜マイルが最大の主戦場となります。ダート適性については、地方交流G1を制したケイティブレイブのような怪物を極稀に輩出するものの、種牡馬全体としてはダ短距離 G(10p)、ダマイル G(14p)、ダ中距離 F(38p) とアベレージは非常に低く、基本的には「芝向き」と判断するのが賢明です。
📊 基本スペックと適性
🏆 代表産駒パフォーマンスランキング(Top 5)
・101以上: 超G1級・年度代表馬クラス
・96〜100: トップG1級
・90〜95: G1級
・80〜89: 重賞級(G2・G3)
・75〜79: オープン級
・70〜74: 3勝クラス級
・60〜69: 1勝〜2勝クラス級
※当サイトが独自に算出した競走馬のパフォーマンス値(補正SP)に基づく上位5頭です。
※不良馬場はSP値が高く出る傾向があります。
🎯 馬場・距離適性と馬券のポイント

芝とダートの出走割合を見ると、明確に芝へ偏っていることが分かります。特筆すべきは、芝の道悪適性の高さです。良馬場での走りも悪くありませんが、芝が稍重に悪化すると ◎(79p) と跳ね上がり、重馬場で ◯(60p)、不良馬場でも ◯(50p) と高い水準を維持します。時計を要するタフな芝や湿った荒れ馬場になれば、他馬が苦にする中で抜群の相対的パフォーマンスを発揮します。

さらに、本種には「極端な牡馬偏重バイアス」が存在します。牡馬のSPパーセンタイルが32pt(評価は牡馬A)であるのに対し、牝馬は14ptと大きく低迷。牡牝の性別格差は実に19ptに達します。牡馬であれば芝短距離で B(72p)、さらには芝クラシックディスタンス(中長距離)で S+(97p) という驚異的な指標を叩き出しており、芝の中距離戦でも信頼性が一気に高まります。これに対して、牝馬はすべてのカテゴリで評価F〜Gと沈んでおり、馬券や出資検討の際には「牡馬であること」が極めて強い買い条件となります。
- (買い時・得意条件): 牡馬の「芝稍重〜重馬場」が最大の狙い目。さらに、コース適性として福島芝 ◯(60p) や 新潟芝 ◯(58p) などのローカル平坦コース、ダートでは例外的に適性が高い 札幌ダート ◯(56p) が激走パターンです。
- (特徴やバイアス): 叩き良化型のバイアスが非常に強く働きます。60日以上の長期休み明け(鉄砲実績)は G(6p) と大きく期待を裏切りますが、休み明け2戦目の「一叩き良化」で A(88p)、3戦目の「二叩き良化」で A(86p) へと一変します。前走大敗からの2、3戦目での巻き返しは常に警戒が必要です。
- (消し時・苦手条件): 牝馬のダート戦全般、およびダートの不良馬場 △(4p)。また、東京ダート △(7p)、中京ダート ×(7p)、福島ダート ×(2p) など、中央の主要ダートコースではパフォーマンスを著しく落とすため、消し(ケン)が鉄則です。
🐴 年齢別パフォーマンスと一口馬主の視点

年齢別のパフォーマンス推移を見ると、2歳時は早期から勝ち上がりを決める仕上がりの早さを見せる一方で、3歳戦に突入すると成長力の面でやや頭打ちとなり、一時的にパフォーマンスが低下する傾向が見られます。しかし、4歳を迎えると本来のタフさが開花して安定して高いレベルへ復調し、5歳から6歳以上にかけてはクラス平均を大きく上回る優れたパフォーマンスを発揮します。この「早期稼働→3歳期の停滞→古馬での再ブレイク」という見事な鍋底型の推移こそが、本種牡馬の真骨頂と言えます。

一口馬主投資の観点から見ると、非常に魅力的な回収パターンを備えています。早期デビュー率(2歳7月迄)31.1%、2歳末勝ち上がり率23.2%と優れた早期実績を残しており、出資後早い段階で勝ち上がりを果たして維持費の負担を軽減してくれます。さらに生涯OP入り率13.9%という優秀なアッパーの強さに加え、産駒のタフさ・出走数の多さが古馬での息の長い賞金加算を可能にしています。3歳期に伸び悩んで評価を落とす場面があっても、古馬になってから息長く回収率を伸ばせる点は、一口馬主において大きな投資妙味と言えます。
ただし、一点だけ大きな警鐘を鳴らすべき弱点があります。それが故障・長期離脱リスクの高さです。離脱率は38.2%に上り、全国の種牡馬の中でもワーストクラスの G(12p)。つまり、基本的には頑健で数多くのレースに出走する意欲と体力を持っていますが、一度脚元や体調に狂いが生じると、非常に長い休養(あるいはそのまま引退)を余儀なくされる繊細な体質が裏に潜んでいます。投資を検討する際は、日々の調教動向や馬体重の変動、とりわけ脚元の強度に関して入念な見極めが欠かせません。
🧬 配合の傾向(ニックス・アンチニックス)
🔥 好相性(ニックス)
アドマイヤマックスの配合において、最も爆発力を発揮するのがカロ系、およびキングマンボ系繁殖牝馬との組み合わせです。特にカロ系は勝ち上がり率50.0%をマークし、走りの質を高める相性の良さが見られます。キングマンボ系との配合も、高い水準で勝ち上がりを記録すると同時に、回収率に貢献する大物の期待値を引き上げてくれます。
⚠️ 不相性(アンチニックス)
一方で、相性が致命的に悪いのがロベルト系、およびブライアンズタイム系です。また、サクラバクシンオー系やプリンスリーギフト系、ナスルーラ系の母父配合も、勝率・SP値ともに大きく落ち込みます。これらの配合はダートを含めてもスピードの相乗効果を得られず、全体的に深刻な成績低迷をきたしているため、出資検討の際には避けるのが無難です。
データの正確性には万全を期しておりますが、もし自動処理に伴う表記の誤りや、不自然な箇所にお気づきの点がございましたら、お手数ですがXアカウントまでご指摘いただけますと幸いです。アップデートの参考にさせていただきます。








No responses yet