サララボに毎週連載で”今日の注目ゴルシ産駒”を掲載しています、よろしくお願いします。
はじめに
他の馬との兼ね合いや調教などを一切排除して、血統的視点からレースを見過ごせない（勝つとは言ってない）産駒をピックアップする“今日の注目ゴルシ産駒”
人気馬も穴馬も同じ視点で見るため、取り上げる基準は好走期待値+（執筆時点での）オッズより期待値が高いかどうか。
その為、人気馬を上げるときは回収率低めで、穴馬は高め。
推し馬や出資馬は評価が甘くなるのでご容赦ください。
過去のピックアップや血統解説はコチラのnoteをご覧ください（集計途中）
今日の注目ゴルシ産駒
京都3R
ヴェルミセル
☆出資馬
初戦はコーナリングで危険な挙動を起こしたという事で騎手が止めて大敗。
2戦目は出遅れ+メンコが効きすぎて進まず…最後方からさらに5馬身差離される……
からの3コーナーから猛追し、最内をついて5着。
血統面ではダルシャーン系のコンデュイットと、フレーミングページ≒バックパサーのヤマニンスキーで「走るゴルシ」の典型。
牝系はスカーレット一族で出自は日本最高レベル。
母母母カーペディエムは
ノーザンテースト×テスコボーイ
これはゴルシが持っている
パストラリズム
（ザミンストレル×トライバルチーフ）
ダイナサッシュ
（ノーザンテースト×プリンスリーギフト）
と相似配合であり、まさにゴルシ的特性を高めた配合。
その為、テンがゆっくりで徐々にペースの上がっていくタフな競馬で、坂の無い競馬場がベター。
「下りのプリンスリーギフト」が濃いので、特に京都は向く。
京都４R
ウインジュルネ
ゴールドシップ×ロージズインメイの金薔薇配合。
流石に前走不良馬場からの連闘は不安が大きいので、馬券は馬体重含めたパドック次第でしょう。
母母血統が少しオールラウンドに散らばってますが、要所は抑えているので展開次第で勝ち上がりは期待できると思ってます。
追記
よく見たらRoyal Match＝Haloの全兄妹クロスを持ってますね
知らなかった
東京10R
ウインエアフォルク
☆推し馬
未勝利地方転出から中央復帰してすぐ、ナナコ騎手を背に小倉を大外一気の強襲で連続掲示板になった時から心を奪われ推し馬に。
基本的には欧州系ナスルーラが濃く、小回り追込型。
東京2400でも0.2差４着の実績があり、騎手はその時と同じ野中騎手。
母父ティッカネンはロージズインメイをナスルーラでほぐしたような馬で、スタミナと持続力を活かし消耗戦に持ち込みたい。
流石に人気は無いし上級戦になればなるほどスローからの切れ味勝負となる東京2400なので過度な期待はできないが、楽しみにしたい。
レギュラーライター：M石土井
Twitter⇨@keiba_mishid01
一口馬主を京都サラブレッド、YGG、広尾、DMM、ノルマンディーなどで楽しんでいる、ゴルシ産駒研究者。noteにてゴルシ産駒にまつわる投稿を行っている。血統分析に重きを置くスタイルで、代表出資馬はドライスタウトやグランベルナデット。ゴールドシップ産駒ではオルノアやブルーローズシップなどに出資している。
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