今回はノルマンディーOC2次募集で募集されるゴールドシップ産駒2頭について検討していきます。
よろしくお願いいたします。
49.ハッピーセーラーの22
体高 156.0
胸囲 183.0
管囲 19.5
体重 424
血統
母母ブライドウッド
叔母ウッドシップ
これを見てピンとこない人はゴルシモグリです。
そう!
ダートゴルシの一門、ウッドシップ一族と3/4同血です!
血統面では、母母とゴルシの相性はウッドシップ一族を見る限りなんの問題もありません。
また母父ダンスインザダークは、かなりの好相性を秘めています。
母父の位置にダンスインザダークを置くと、2頭デビューしてともに惨敗です。
しかし、この2頭は血統的にそもそも相性があまり良くない構成になっており、無視できます。
母母父にダンスインザダークを置いた場合は3頭います。
・メイショウプレゲ
獲得賞金5000万超えの追い込みステイヤー
・ウインジュルネ
勝ち上がれなかったものの、5回の掲示板
・メイショウタバル
先日デビューし、2戦2掲示板
勝ち上がりこそプレゲだけですが、ジュルネも見どころのある競馬をしていましたし、タバルも勝ち上がりできるでしょう。
この好相性の秘訣は、フレーミングページ≒トムフール。
何度も言っているニジンスキーの母とトムフール(マルゼンスキー)のニックスですね。
この馬の場合、それに加えリボーやダンジグからのパワーもしっかり注入されています。
馬体
この一族はかなり後脚の膝下がかなり前に前に来る特徴があるんですが、動画を見る限りこの馬もかなり前に前に出ています。
筋肉の肉質も柔らかそうで、ウッド一族の要素はふんだんに持っていそうです。
同じ牝馬の従姉妹ウインメイフラワーよりやや小さい部分が気になりますが、小さすぎるということもないのでダートでの期待もできます。
芝で考えた場合、やや肩が立って胴が短いので2600mという感じではないですね。
機動力系の血統が多いので、基本的にはローカルでマクるか先行押しきりが良さそうです。
まとめ
価格1280万円はお得。
私はいきます。
(ただ、1つだけ言うなら、ウインメイフラワーの(募集時動画の)方がいい。)
50.レアドロップの22
体高 153.0
胸囲 180.0
管囲 19.5
体重 426
血統
これはいい。
フジキセキ系は好相性。
母父ダノンシャンティ・・・エリダヌス(スイートピーS出走)
母母ミルレーサー・・・コスモレオナルド(鬼門中京で勝利)
母母父フジキセキ・・・ブラックホール&アドミラルシップ
これの根拠は、Worden≒Le FAbuleux(ディクタスの母父≠フジキセキの母父)です。
この組み合わせはグワッと伸びる末脚とディクタス的な気性の激しさが出がちです。
母父キンシャサノキセキは母系がかなりの機動力型ですが、Worden≒Le FAbuleuxや牝系のヌレイエフ・アイリッシュリバー・ミスプロなどの柔軟性や末脚方向の血統が濃くクロスされています。
牝馬ということもあり、京都や阪神の外回り、遠征して東京なども面白そうです。
馬体
もう少し力感が欲しく、運動神経の良さももう一息欲しい感じですが、全体のバランスは良好。
歩くのがやや遅く感じましたが、かなりの大股で実際の速度は遅くないのかな?
柔軟性を感じます。
スピード感がやや不安な部分もありますが、2600適正もありそうですし、動きは散漫でもキレはある可能性もあるので、及第点は越えているように思います。
まとめ
いきます。
兄姉が掲示板に乗るものの微妙に勝ちきれていませんが、能力は十分ありそう。
1360万も許容範囲内でしょう。
総括
正直いうと、1次で募集されていたゴルシ産駒は正直よくわからない馬でした。
それと比べると今回の2頭は非常にわかりやすく走りそうな産駒になっており、マジであの1次なんだったんだよ状態です。
ただ、近年のノルマンは明らかに過剰人気しすぎており、この2頭も抽選でしょう・・・
みなさん、私が当選するために、出資しないでください(T-T)
M石土井
ゴルシ産駒研究者
一口馬主を京都サラブレッド、YGG、広尾、DMM、ノルマンディーなどで楽しんでいる、ゴルシ産駒研究者。noteにてゴルシ産駒にまつわる投稿を行っている。血統分析に重きを置くスタイルで、代表出資馬はドライスタウトやグランベルナデット。ゴールドシップ産駒ではオルノアやブルーローズシップなどに出資している。
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