今日はゴルシではなく、競馬の祭典有馬記念ということで、有馬記念2023予想記事を掲載します。
よろしくお願いします。
有馬記念とは?
コーナーからスタートし、6つのコーナーを回り、短い直線&急坂のトリッキーコース。
ダービーで求められる能力とは対極に近いレースです。
そして有馬記念といえば、機動力。
機動力と言えば、フェアトライアル。
何十年も前から伝わっている格言です。(たぶん)
そんなフェアトライアルですが、現代日本競馬で伝わっているルートと言えば、リファールとダンジグ。
ハーツクライ(2005年・母母父リファール)
ディープインパクト(2006年・母父父リファール)
とてつもないパフォーマンスを見せた大種牡馬2頭ももちろんリファールを持っており、その子達の中でもリファールが濃い馬ほど有馬記念でとてつもないパフォーマンスを見せました。
ジェンティルドンナ(リファール4×4)
イクイノックス(リファール5×5×4)
リスグラシュー(リファール4×5×4)
またダンジグも、直系でブラストワンピースを出しましたし、ジェンティルドンナの母母父や、2017年に穴を開けたクイーンズリングの母父父もダンジグ。
もうひとつ加えれば
「グランプリはロベルト」
最近は少し下火ですが、グラスワンダーやシンボリクリスエス、エフフォーリアなど、グランプリホースと呼ぶにふさわしい馬にはロベルト系が多いですね。
また、グランプリで圧倒的に強かったオルフェーヴル・ドリームジャーニー兄弟の「持続するピッチ走法」も見逃せない。
3コーナーからマクリにかかる有馬記念では、コーナーでの加速力=機動力=ピッチ走法が重要です。
直線に向いてからも坂があり、また最高速で勝るストライド馬達の猛追をしのぎ切る持続力は必須。
印
◎15スルーセブンシーズ
「あなたの夢はなんですか?」
8枠を引いた時に頭を抱え、この馬を切ろうとさえ思ってしまいました。
そんな時に頭によぎったのがこの言葉でした。
父ドリームジャーニーは私の大好きな馬で、グランプリホースとはなんたるを教えてもらった馬でした。
という事で、私の夢はスルーセブンシーズです。
中山牝馬ステークスの勝ち方はまさに有馬記念での勝ち方の乗り方で、あれができる馬が強い。
ピッチ走法で外からまくっていき、内外のスピード差でそのまま突っ切る戦法です。
3コーナーからまくるのが一番良いですが、この馬の強みは宝塚記念や凱旋門賞の様に馬群を切り裂く事も出来ること。
大外枠ではありますが、グランプリ男で父の背を知る池添騎手ということもあり、本命継続でお願いします。
○10ジャスティンパレス
正直、スルーセブンシーズが8枠になった時に◎にしようか非常に悩みました。
悩んだ結果、○でキープします。
父にリファール、母にロベルトを持つものの、ディープ×ヌレイエフで大飛キレタイプなので有馬記念は向いていないのでは?
ただ、実力で言えば、イクイノックスさえいなければ天皇賞春秋連覇の現役最上位。枠もいい。
色々こねくり回した結果、○です。
▲5ドウデュース
- リファールの4×4
- ピッチ走法でイクイノックスを置き去りにしたダービー
- 前走は先行し、(神を除けば)上がり最速
- 武豊騎手に戻る
完成したハーツクライ、完成したリファールの匂いがします。
リファールは機動力と書きましたが、本質は持続力。
ピッチ走法かつ高次元の持続力を手にしたとしたら、楽勝してもおかしくありません。
もっと高い印をつけたいところですが、秋3戦目で3遠征。
調教は抜群に走っていますが、能力を出しきれない恐れも考慮しての▲です。
▲13タスティエーラ
牝系はパワー十分だし、父は香港や宝塚など機動力が必要なレースで強さを見せた。
反主流な流れになったダービー馬で、菊花賞2着。
いかにも有馬記念で走りそうな3歳馬です。
母父マンハッタンカフェも反主流な流れを得意とし、産駒のクイーンズリングも有馬記念で8番人気2着と好走。
安定度は一番高いと思います。
△1ソールオリエンス
父がリファールクロス持ちで母がダンジグ持ち。
菊花賞からのローテも好ローテ。
であるものの、長距離の川田騎手は割引きたい。
また脚質的に1番枠がそれほど有利とも言えず…
川田騎手の事なので思い切って先行させる可能性もありますが「まだ完成していないリファール」(ハーツクライ産駒的な感じ)と思うので、まだ先行して味が出るタイプではなさそう。
実力はあるが頭までとは思えない。
☆12ウインマリリン
最強の有馬記念血統。
なんで最初の挑戦がラストチャンスなのかと聞きたいくらいに有馬記念血統です。
父はロベルト系で、ダンジグのクロス持ち。それどころか5代血統表にフェアトライアルを持つという機動力の申し子。
6歳牝馬という事でここまで印を下げてしまいましたが、血統だけならブッチギリの◉
人気もないですし、単複馬連ワイドはしっかり買っておこうと思います。
☆4タイトルホルダー
昨年、一昨年と惨敗。
実力を出し切ったとは言い切れないものの、寒いと筋肉が硬くなって走れないタイプの馬がおり、タイトルホルダーもそうなのでは?
また、ミスプロ系は未だ有馬記念を勝ったことがなく、逃げ馬の成績も悪い。
向かないジャパンカップでの5着は地力を見せており、調子も良さそうであるが、積極的に買うまでは…
☆16スターズオンアース
大外枠、ミスプロ系、リファールダンジグなしと買いたくない要素しかない。
でも、心の中のノブが「ルメールを買え!」と叫んでいるので馬券に入れます。
買い目
3連単
◎→○▲▲
6点×200円=1200円
3連複
◎→○▲▲→印
⑮→⑤⑩⑬→①④⑤⑩⑫⑬⑯
15点×100円=1500円
馬連
⑮→⑤⑩⑫⑬
4点×500円=2000円
ワイド
⑮−⑤
500円
単勝
⑮4000円
☆マリリン馬券
単勝 200円
ワイド⑫−⑮ 200円
馬連 ⑫−⑤⑩⑬⑮ 各100円 400円
M石土井
ゴルシ産駒研究者
一口馬主を京都サラブレッド、YGG、広尾、DMM、ノルマンディーなどで楽しんでいる、ゴルシ産駒研究者。noteにてゴルシ産駒にまつわる投稿を行っている。血統分析に重きを置くスタイルで、代表出資馬はドライスタウトやグランベルナデット。ゴールドシップ産駒ではオルノアやブルーローズシップなどに出資している。
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