こがらしりなのヴィクトリアマイル2023予想！！

今年のヴィクトリアマイルは？

ヴィクトリアマイルは1200mから中距離くらいまでの適性の馬が「マイル」という舞台に集結してきて、「牝馬マイルの頂上決戦」だけでなく、ひいては単純に「牝馬頂上決戦」という意味合いもあるレースです。

実際今年のメンバーでも、

1200mから参戦→ナムラクレア、ロータスランド

1400mから参戦→ソングライン(1351m)、ララクリスティーヌ

1800mから参戦→スタニングローズ、ステラリア、クリノプレミアム

2000mから参戦→スターズオンアース

1600mから参戦→ソダシ、ナミュール、ルージュスティリア、サウンドビバーチェ、イズジョーノキセキ、アンドヴァラナウト、サブライムアンセム、ディヴィーナ

と、前走マイル以外の馬が16頭中8頭と、半分もいます。

なので、展開に応じて来る馬が変わってくるレースだと思います。

私は今回、明確に逃げる馬がいない為ペースがある一定緩むと思います。

となると好位につけることが得意な馬や、決め手がある馬を重視したいと思い予想をいたしました。

個人YouTubeでも予想を公開しているので、宜しければ是非ご覧ください。

印

◎16ソダシ

○11ナミュール

▲2スターズオンアース

☆8ララクリスティーヌ

予想のコンセプト

ソダシには死角がほとんどない。

人気ではあるものの、連系の馬券ならむしろ過小評価されている馬。

ここは素直に信頼し、連系馬券で攻めていきたい。

相手本線はナミュール、スターズオンアースの4歳牝馬。

ナミュールは血統的にもVMは相当合うはず。

スターズオンアースはマイル適性は微妙も、実績や実力は1枚も2枚も抜けている。

特注馬は迷ったが、ララクリスティーヌにした。未知の魅力に賭けたい。

※本当は本命はメイケイエールでした…回避がとても残念です。

個人YouTube動画では他の馬についても解説しておりますので、宜しければ是非ご覧ください！

各馬評価

◎16ソダシ

本命はソダシです。

前走は半年前のマイルCSで、差し決着の中先行して3着に残す「負けて強し」の競馬。

今年初戦がこのVMになります。

昨年のVM勝ち馬で、連覇がかかるレースでありますが、VMはリピーターレースです。

過去連覇はヴィルシーナ、ストレイトガールの2頭がいます。

重馬場は芝では経験したことがないものの、クロフネ産駒でもあり、ダートでも走れる馬であることからもさほど苦にしないのでは？と思います。

正直不安要素はテン乗りのD.レーンJくらいか？と思います。

これまでの主戦・吉田隼人Jよりも実績は明らかに上ではありますが、ソダシに合うかは未知数です。

だが逆らう要素もほとんどなく、素直に信頼して良いと思います。

しかし、ソダシを買う上で気になる点は「ソダシは過剰人気だから…」という点だと思います。

しかし私が声を大にして言いたいのは、

ソダシは「過剰人気馬」ではない！どちらかと言えば「過小人気馬」だ！ということです。

これは実例をもとに解説します。

2022フェブラリーS。

この時、ソダシは単勝4番人気で3着でした。

しかし、ワイドと3連系の馬券に着目。

2→5→4番人気の組み合わせなのに、3連複162倍、2番人気カフェファラオとのワイドは19.8倍、5番人気テイエムサウスダンとのワイドは38.3倍もついております。

単勝オッズから考えると、あり得ないオッズがついております。

次に、2022マイルCS。

この時ソダシは2番人気3着。

この時の馬連のオッズに着目すると、

※6番がソダシ、4番は単勝1番人気シュネルマイスターです。

4番絡みの馬券が良く売れているのですが、

単勝1番人気シュネルマイスターと2番人気ソダシとの馬連はなんと3番人気。

つまり連系のオッズだと、4番→5番→11番に次ぐ、実質4番人気になっているのです。

そう考えると、実は人気以上に走っている馬、連系においては過小人気馬であることがわかります。

今回単勝1番人気馬はこの馬である可能性も大いにあると思います。

しかし、連系のオッズだとほぼ間違いなくスターズオンアースが1番人気になるだろうと思います。ファンはソダシの強さを忘れています。

ソダシは「単複」が売れている馬。

それが故競馬玄人からは「ソダシはファンからの過剰人気」と毛嫌いされ、実は連系では過小人気されている馬です。

なので、”競馬玄人”こそ、連系馬券で「ソダシ」を買うべきなのです。

○11ナミュール

対抗はナミュールです。

前走東京新聞杯では2着。ウインカーネリアンに逃げ切りを許しました。

この馬は間隔を空けると良い馬で、中8週以内だと(0,0,1,3)、中8週以上だと(3,2,0,0)です。今回は3ヶ月の休み明けということで、この間隔はプラスだと思います。

重馬場は1度エリザベス女王杯で経験し5着に敗れているものの、これは重馬場というよりも不利や間隔を空けたことが敗因だと思います。

秋華賞ではスターズオンアースに先着も着差はハナ差。加えてあちらにはレース前の頓挫や出遅れ、不利がありました。そして他の牝馬二冠ではスターズオンアースに完敗しております。

しかし、今回はナミュールが得意そうでスターズオンアースが得意では無さそうなマイル戦です。桜花賞では敗れているものの、この時ナミュールは本調子ではなかった。逆転は大いにあり得ると思います。

また、血統を見ていくと、

父ハービンジャー×母系にフレンチデピュティ持ち。これは2019勝ち馬ノームコアとほぼ同配合ということで、ヴィクトリアマイルに非常に親和性のありそうな配合であることもこの馬を推したいポイントの1つです。

阪神マイルではスターズオンアースに敗れてしまいましたが、東京マイルなら逆転しても良いと思うので、この馬を対抗にします。

▲2スターズオンアース

単穴はスターズオンアースです。

前走大阪杯では外からジャックドールを強襲するも捉えきれず2着。敗れたとはいえ強い内容でした。

牝馬クラシック2冠馬。唯一の敗戦の秋華賞も怪我明けでぶっつけ+出遅れ等の不利があった中で0.1秒差の3着。順調なら牝馬三冠を達成していた可能性は高いです。

キャリア9戦で(3,4,2,0)とパーフェクト馬券内。東京も(2,1,1,0)で2勝のうちの片方はオークス。

ドゥラメンテ産駒のシャンパンカラーが先週同舞台のNHKマイルCを制覇。

こんな実績のある馬ですが、唯一にして最大の懸念点があります。

それは、「スターズオンアースはマイルに適応できるのか！？」です。

3歳時にはマイルGⅠ桜花賞を制覇しました。

このレースは、2着ウォーターナビレラ、3着ナムラクレア。スプリント寄りのレース？だったのにも関わらず、しっかり勝ち切りました。

しかしルメールJは、「2400mの馬。跳びが大きくて直線の長いコースのほうがいい」とお話ししております。

東京コースは◎も、ルメールJの認識よりも800mも短い距離を使うことになります。

→ただ、宝塚記念が合うタイプとも思えない為、適鞍がなく、やむなしのVM参戦？な気がしております。

次に血統を見てみましょう。

父ドゥラメンテ、母サザンスターズ。母母スタセリタは仏中長距離のGⅠを6勝。ソウルスターリングの母でもあります。

ソウルスターリングは阪神JF、オークスのGⅠ2勝。

阪神マイルGⅠ+オークスという組み合わせはスターズオンアースと一致します。

そんなソウルスターリングはVMでは7着、9着。しかしこの馬は3歳秋から低迷が続いていて、GⅠを勝った舞台でも凡走していました。

スターズオンアースはマイルでも桜花賞をかっているものの、そこまで圧倒的なパフォーマンスだったか？とも感じております。

そこまで圧倒的ではなかったが故、オークスでも「3番人気」という低評価だったのでは？と思います。

この馬は間違いなく強いですが、マイルなら評価を若干下げていこうと思い、▲という印にしました。

☆8ララクリスティーヌ

特注はララクリスティーヌ。

前走京都牝馬Sでは逃げたウインシャーロットをゴール前で捉え重賞初制覇。

全成績(6,3,0,3)、連対率75%ととても安定感のある馬。特に直近5戦では重賞2回含めてパーフェクト連対です。

この馬の最大の不安要素は、GⅠ馬と闘ったのは2年前の紅梅S(ソングライン)のみで、まだ一線級と対戦したことがないことです。

良くも悪くも未知数。例えるなら2軍で圧倒的な実績を積んで遂に初の1軍昇格したような状況です。これから阪神の村上頌樹のように大活躍をする可能性もあります。

しかし、ただの2軍の帝王で終わる可能性もあります。

重賞での活躍は全て1400mであり、1400mに拘って使っている印象もあります。陣営は「ベストは1400m」と捉えている可能性が高く、一線級相手に1600mでどう乗るか注目です。

ただ、左回りは(4,2,0,1)と問題なさそうです。右回りは(2,1,0,2)なので、むしろ左回りの方が得意である可能性もあるので、この馬を特注馬として紹介します。

※引用：Netkeiba

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