今回は菊花賞2023予想記事を掲載していきます、よろしくお願いします。
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PONが1番好きなレース、菊花賞
個人的な話で大変恐縮ですが、
菊花賞は自分がトップクラスに好きなレースです。
牡馬クラシックなら菊花賞、牝馬クラシックならオークスが大好きです。
ほぼ全頭が経験したことのない距離に若駒達が挑む、そういう構図が面白いし、未知の部分への予想にも熱が入ります。
若駒たちの挑戦する姿に、単純に勇気や元気をもらえます。
なので、今年も一生懸命予想しました。
自分の動画の尺も1.5倍になりました。笑
この動画のサムネから、印はなんとなくわかったかもしれませんが、
それでは予想に参りましょう!
各馬評価
◎ 14 ソールオリエンス
本命はソールオリエンス。
前走セントライト記念では外を回したものの、レーベンスティールに0.3秒差の2着。
→ただし、個人的には着順抜きにしたら素晴らしい前哨戦だったと考えている。その理由は
①道中は折り合い面の確認に徹し、馬の力を信じた騎乗で2着に来れたこと。菊花賞に向けて万全の「前哨戦」ができたのはこのソールオリエンスだと思っている。
②負けた内容が全く悲観するべきではないこと。コスモサガルマータが外にヨレたことにより、レーベンスティールの進路が空いた+ソールオリエンスが不利を受けた。
③正直前走のセントライト記念が行われた中山芝2200mというコース形態が、ソールオリエンス史上1番向かないと感じていた中でしっかり2着に来れたこと。この馬の得意なタフな展開ではなかった。イメージは昨年のアスクビクターモア。
まずレーベンスティールとの勝負付けは決してついていないと考えているし、前走から確実にパフォーマンスを上げてくると考えている。
更に京都芝3000mに関しては割と適性はあると考えている。自分はこの馬の最大の武器は「スタミナ」と捉えているので、単純に長距離戦は向いていると思う。
→しかし、近年の長距離GⅠは、互いに牽制し合うことでそこまでスタミナが求められるレースにならないことも頻発している。そうなった場合は不安である。
正直春の二冠ではソールオリエンスとタスティエーラがかなり抜けていたと思うので、シンプルにここも推さざるを得ない。
○ 7 タスティエーラ
対抗はタスティエーラ。1,2番人気を◎○とすることは自分はほとんどしないのだが、何故今回こういう印にしたか。それは、この2頭の1,2番人気の世間からの評価が、まだまだナメられていると判断したからである。個人的にはオッズよりももっともっと2強状態だと考えている。
前走日本ダービーを優勝。見事第90代ダービー馬になった。今回は直行で臨んでくる。
この馬の武器はその先行力と器用さだと考えている。気性も穏やかで、操縦性も高い。故に京都芝3000mという舞台は合いそう。
皐月賞、あのハイペースで前で唯一残したことからも、スタミナも備えている馬だと思う。血統的には菊花賞適性は「?」ではあるのだが、馬単体を見ているとこの舞台は相当合うように感じている。
この馬の弱点としては、強いて言うならキレる脚があるタイプではない点くらいか。キャリア5戦で上がり最速が1度もない。その弱点を露呈させてしまったのが共同通信杯だと思っている。
故に究極の上がり勝負になると分が悪いが、前付けでき自分で動いていけるタイプなのでモレイラJがそうはさせないのでは。
正直そう言うことを踏まえて、タスティエーラにとってクラシック三冠で最も合わないレースが「ダービー」だと考えていたので、それで勝ってしまうのだから余程強い馬なんだと思う。故にこの菊花賞で推さない理由がなく、素直に信頼したいと思う。
正直春の二冠ではソールオリエンスとタスティエーラがかなり抜けていたと思うので、シンプルにここも推さざるを得ない。
▲ 17 ドゥレッツァ
単穴はドゥレッツァ。
前走日本海Sを勝利し、4連勝でOP入り。完全に2着馬レッドラディエンスの勝ち競馬であったが、1頭違う脚を見せつけ勝利。
個人的には、この時期の3歳馬で3勝クラスであのパフォーマンスをする馬が弱いわけがないと思っている。正直4連勝の競馬全てで何かしらの不利などを受けており、全てが着差以上に強い競馬をしている。
個人的には、まだ一線級のメンバーと闘ったことこそないものの、素質はGⅠでやれてもおかしくないレベルにあるとは思っている。
後は京都芝3000mへの適性だけ。ここは難しい。陣営は菊花賞への出走に慎重になっていた。正直スタミナというよりもスピードが武器の馬だと思っており、適性面は少し違う気はしている。
イメージとしては同じドゥラメンテ産駒のアリーヴォに近いのかなと感じている。アリーヴォも夏の上がり馬ではあったが菊花賞では7着。
しかし翌年古馬相手のGⅠで好走している。故にここでダメでも2000-2400mのGⅠで好走できると感じている。しかし、個人的にはアリーヴォの3歳夏時よりもパフォーマンスは上だと思っており、素質だけでなんとかなってしまう可能性も。
☆ 1 トップナイフ
特注1頭目、トップナイフ。
前走札幌記念では内が伸びないトラックバイアスを逆手に取り、ポッカリ空いた内を突き2着。このレースの感想は
①横山和生Jのファインプレー
②重い馬場への適性を見せた
③プログノーシスはもっと完璧な競馬+適性を見せたので、この馬も2着とはいえ十分評価に値する
半兄ステラウインドは万葉S勝ちと、長距離に適性があった。またこの馬はオルフェーヴルの凱旋門賞帯同馬であったことでも知られる。
父デクラレーションオブウォーは短距離種牡馬というイメージを持つ方もいるかもしれないが、海外ではVow And DeclareというメルボルンC(3200m)勝ち馬も輩出しており、個人的にはスウェプトオーバーボードのような万能な距離適性を持つ馬であると考えている。
この馬はスローペースに滅法強く、今回も前が手薄なメンバーなのでペースは遅くなる気がしており、チャンスはあるのでは。
ただ、最近出遅れ癖が顕著になっている点は不安材料。ここ3戦連続で出遅れており、札幌記念こそリカバリーできたもののあれは特殊なレース。今回出遅れは致命的になりそう。
「この馬は古馬になってきてから絶対に良くなる」と昆調教師とPONは言い続けている。そろそろ本格化の兆しが見えてきており、不振だった春の二冠とは違う姿を見ることができるかもしれない。ここは穴として重い印を打ちたい。
☆ 11 サトノグランツ
特注2頭目、サトノグランツ。
前走神戸新聞杯を勝利し、重賞2勝目。正直これにはかなり驚かされた。
→今まで自分の考えていたサトノグランツよりも遥かに強かった。ようやく完成してきた印象。またスローペースに強い馬であり、阪神の時計が速かった中であのパフォーマンスでレコード勝ちは圧巻だった。
ダービーでは惨敗してしまったものの、この時はまだ完成途上+大外18番を引いてしまったことからもある程度は見直しが可能。
そしてこの馬、びっくりするくらいズブい。神戸新聞杯は残り200mの手応えを見て来るわけがないと思ったが、そこからまた伸びていた。このズブさは、距離が延びた時に逆に武器になる可能性が高い。
2400mではかかるそぶりを全く見せていなかったし、スタミナも十分にある馬であることは間違いない。個人的には京都3000mへの舞台替わりが最もプラスにはたらきそうなのはこのサトノグランツだと思っている。
ただ、今まで倒してきた相手はそこまで強くない。確かに本格化してきた印象ではあるものの、神戸新聞杯のレベルも正直若干疑問が残り、春二冠を分け合ったソールオリエンスとタスティエーラに太刀打ちできるレベルにまであるかは疑問。
ワールドプレミア、エタリオウ、ユーキャンスマイルなど、菊花賞大得意な友道厩舎。脅威であることは間違いない。
因みにダービーの時の動画では、
「この馬は菊花賞向き」と話した。
なのでここで推さない訳にはいかないが、神戸新聞杯での勝利により自分が思っているより人気をしている、過剰人気になっている印象がある。
順調に駒を進めてきたものの、順調過ぎて飛びついて買えるオッズにはならなそう。故に⭐という印が妥当と考えた。
大穴 10 マイネルラウレア
最後に大穴、マイネルラウレア。
前走神戸新聞杯では末脚伸ばすもイン前が止まらず0.6秒差の8着と敗れる。
ここ3戦連続で敗れてはいるものの、春2戦はその前の頓挫が響き若干急仕上げ気味であったと思うので度外視可能。前走は完全にトラックバイアスに泣いた。
→故に全ての敗戦が度外視可能だと感じている。
自分はまだ若駒Sのあのパフォーマンスが忘れられない。どスローの前残り展開の中1頭だけ追い込んで勝利。2着ワンダイレクトはその後弥生賞3着(タスティエーラと0.2秒差)、3着セッションはアーリントンC2着&3勝クラス勝ちと、メンバーレベルは決して低くない中であのハイパフォーマンス。マイネルラウレアも少なくとも弱い馬ではない、いや強い馬だと感じている。
ゴールドシップ産駒、更には半兄マイネルウィルトスは2500mのGⅡ目黒記念2着馬。血統的には長距離もやれそう。
ただ、この馬単体の走法やキャラを考えると長距離がいけるかはなんとも言えない。ゴールドシップ産駒にしてはスピードがある馬であり、適性があるかは若干未知。
しかし、スローのレースでデビュー2連勝を達成していることからも、前が牽制し合い、究極の末脚勝負になったら、そしてその際に良い位置取りができていたら、下手したらアタマまであるかもしれない。
ただ可能性はそんなに高くはないと思うので本命は打たないが、追加登録をしてまで出走に漕ぎ着けたクラブ馬であり、陣営も勝算があるはず。恐らく単勝オッズは最低でも50倍はつくと思う。今回大穴として推奨する。
印まとめ
◎ 14 ソールオリエンス
○ 7 タスティエーラ
▲ 17 ドゥレッツァ
⭐ 1 トップナイフ
⭐ 11 サトノグランツ
大穴 10 マイネルラウレア
予想のコンセプト
自分らしくない人気サイドの予想になってしまい申し訳ない。
ただ、春二冠は1,2着馬が抜け過ぎていた、この評価は変わらない。
サトノグランツの前走は確かに強かったが逆転の根拠としては弱め。
唯一全てを覆す可能性のあったドゥレッツァも大外枠でそこまで強気に推せない。
ハーツコンチェルトやノッキングポイントあたりも迷ったが、上位を推す以上あまり多くの馬には印を打てないのでこれまでに。
PON馬券塾 PON
Youtuber
競馬予想系YouTube「PON HORSE CLUB」を運営。
江分輪太の弟子。馬券は穴から。
極度の現地観戦主義者で、1年間で競馬場に72回行ったことも。
ヤクルトスワローズ・川崎フロンターレ・大相撲・お笑い芸人・酒を愛する男。
一口馬主はキャロット・シルクに入会中。代表馬はシルブロン・アンクロワなど
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