【BCクラシック2023】穴馬を本命に!?ウシュバテソーロは勝てるのか? byPON

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みなさんこんにちは、PONです。
今回はブリーダーズカップクラシック2023予想記事を投稿します。予想動画もYouTubeに掲載しますので、そちらもぜひあわせてご覧ください!

なぜこんなに日本馬が大量登録?

ラヴズオンリーユー&マルシュロレーヌでかつてBCを勝った”世界の矢作”には、
「BCを勝つなら西海岸開催」という持論がある。

では何故西海岸開催なのか?
→日本に近く、欧州に遠い場所。また、日本からの直行便がある。

これが矢作先生の成功によるものなのかは不明も、やはり西海岸のサンタアニタパーク開催が日本馬大量出走の1番の引き金なのは間違いないと思う。

サンタアニタパーク競馬場の特徴

・内側が芝、外側がダート
・直線は約300m、小回りコース
・芝2000,2400mはヒルサイドコースがスタートであり、途中ダートコースを横切る
・芝は比較的タイムが出やすい。高速馬場に近い。
→イン前のポジションの取り合いになることが多く、間違いなくイン前が有利。
ただし、各陣営もそれを当然わかっており、簡単にイン前決着にはならない。ペースが速すぎると後方決着もある、難しいコース。

各馬評価

◎ 13 プロクシー

本命は、あまりに舐められ過ぎているプロクシー。
大前提、「今年のBCクラシックは小粒」と言われているが、そこに関しては自分は「そこまでか?」と感じている。確かに怪物レベルやそれに準ずる馬、アロゲートやアメリカンファラオ、近年だとフライトラインなどのレベルの馬はいない。
しかし、例年に比べて著しくメンバーが緩いとも思わない。

正直近年怪物や怪物候補の馬が頻発していて、相対的に小粒に見えるだけに感じており、持ちタイムや実績を考えればそれなりに強い馬はいる。
その代表格がプロクシーと感じている。そしてこの馬、条件さえ整えばなかなか強く、この世界最高峰の舞台であっても闘えるポテンシャルはあると思う。
5歳馬だが、覚醒が始まったのは4歳の暮れ頃。それまでGⅢやLすら勝てなかった馬が11月末GⅠクラークSを制覇。

ここから覚醒が始まり、5歳はGⅠで勝ちこそないものの2着2回。

そして勝ったり2着に来たタイトルを考えるとそこまで格落ち感はなく、映像を通してレース内容を観ても普通に強い馬だと感じた。
今年のGⅠ2着2回を振り返ると、まずは今回のBCクラシックと同様のコースで行われたサンタアニタハンデ。展開が向いた感は否めないものの、勝ったスティレトボーイをクビ差まで追い詰めた。

またハンデはスティレトボーイより500g軽かった。3着のディファンデッドもGⅠ2勝馬となかなか強く、この馬は今年のサウジC2着馬でドバイWC勝ち馬カントリーグラマーに何度も先着している。
次にジョッキークラブゴールドカップ。

こっちは展開は向いていないと思う。そんな中勝ったブライトフューチャーをハナ差まで追い詰める素晴らしい競馬。

エンジンのかかりが遅い馬で、最内を引いてしまったのが響いたし、乗り方1つで勝てたと思う。自分は1番強い競馬をしたのはプロクシーだと感じた。また、3着以下との着差は離した。

正直、これ程までに強そうな馬なのに舐められすぎだと思う。

それ以外にプロクシーを本命にした理由が2つある。

①大外枠
→確かにサンタアニタパーク競馬場はイン前が有利だが、この馬はエンジンのかかりが遅く、荒削りな馬なので外枠は大プラス。むしろ最内枠だと持て余す馬。前走も最内枠が響いたし、今年馬券圏外に外れた2レースも共に最内枠。これまでとにかく枠に恵まれていなかった上、今回は恵まれた。

②展開
→先行勢が多くペースが速くなりそう。しかも今回怪物候補がおらず、場所はイン前有利なサンタアニタパーク。ジョッキー心理的には躍起になって積極的にポジションを取りに行き、結果ペースが速くなってしまう可能性は大いにあると考えている。

③サンタアニタパーク競馬場でのダート2000m戦で好走している
→今回サンタアニタパークを経験していない馬が多く、なんなら2000mですら初めてという馬ですらいる。故に同舞台のサンタアニタハンデでクビ差2着という実績は特に輝いており、いわゆる未知の要素が限りなく少ない。

あとはオッズ。出来れば単勝20倍は欲しいところ。多分無いとは思うが、30倍つくなら大勝負できるレンジにあると思う。

○ 11 ブライトフューチャー

正直プロクシーを本命にする以上、前走ハナ差とはいえ先着しているブライトフューチャーを対抗にせざるを得ないだろう。
この馬は4歳馬。3歳で2戦しかできず、初重賞挑戦は今年の6月のブルックリンS。8着と大敗しているが、これは2400mという距離が長すぎた故の敗戦だろう。タイム差も7秒以上であり流石に参考外で良い。
しかしリベンジの舞台となった前走のジョッキークラブゴールドカップでは先述のプロクシーの追込を振り切り、重賞初制覇をGⅠで飾った。
今回上がり馬という立場で臨むので、まだ底を見せていない点は魅力的。
この馬もそれなりには評価しているが、プロクシーを上にとった理由は先述の①〜③であり、恐らく人気はプロクシーの方がない為こういう印にした。




▲ 8 ウシュバテソーロ

日本馬ウシュバテソーロは単穴で登場。
正直パフォーマンス的にはこのメンバーの中で1番圧倒的だと思うし、現在6連勝中と底を見せていない。
正直この馬のポテンシャル的にはこのレースを勝ってしまってもおかしくないと思う。

ただ、予想系YouTubeをやってる身として申し訳ないが、自分はウシュバテソーロがここで勝てる適性があるかどうか、マジでわからない(笑)
というのも、あまりに前例がなさすぎる。
ドバイワールドカップであのパフォーマンスならサンタアニタパークでも走れるかもしれない、
前走の日本テレビ盃で先行できたし、もしかしたら中段くらいにはつけられるかもしれない、
日本馬が米国馬よりも上という時代が迫っているかもしれない…

ただ、昨年中央競馬で馬券を2062レース買った(地方・海外を含めるともっと買った)、
そんな自分でも「かもしれない」的要素が余りにも多すぎて、人気で買うのは余りに怖すぎる。
JRAなら間違いなく過剰人気、そして正直ブックメーカーも至極妥当なオッズに見えている。

ウシュバテソーロに関しては全く予想になっておらず申し訳ないが、自分の見解をまとめると

①全頭の前走を見た中で、最もインパクトがあった、強そうだと感じたのはウシュバテソーロであり、ポテンシャル的にはやれて良いはず
②ただ、未知な部分・前例がない部分が余りにも多すぎて、人気なら軽視したい
③実は持ちタイムが無い点は明らかな不安材料。例を挙げると今年の川崎記念の勝ちタイムはここ10年で2番目に遅い

以上のことから本当は軽視したかったが、正直1番強そうな馬であり、抜けて強い可能性まであると思っている。全頭で1番取捨が難しい馬だと思う。悩みに悩んだ末、単穴にした。

最後に1つだけ、自分の中で「かもしれない」ではなく「確信」としてあることを話したい。
それは、6歳馬が来ないというデータがあるが、これは全く気にする必要がない、むしろ「気にしてはいけない」と考えていること。
3歳馬が有利というデータは
・39回中37回がアメリカの馬が優勝
・「米国の強い3歳馬は3歳のうちに引退し種牡馬入りしてしまう」という種牡馬至上主義
この2点が大いに加担している。
要はこのレース、怪物レベルの3歳馬は勝った後そのまま引退し種牡馬入り、このケースが相当多い。
例えば昨年の勝ち馬フライトラインが、もし現役を続けていて、更に怪我が無かったら。4歳、5歳、6歳…と、勝ち続けていたかもしれない(米国は育成を限りなく早熟に寄せているので一概には言えないが)。
だが引退した。だから4,5,6歳のデータにはフライトラインが登場しない。

何が言いたいのかというと、この馬齢データを見る時間があるなら馬単体を見るべき。
そしてウシュバテソーロはこの米国の社会に全く携わっておらず、今回ウシュバテソーロが走るか走らないかは別として、少なくとも馬齢データには当てはまらないと言って良いだろう。


PON馬券塾 PON

Youtuber

競馬予想系YouTube「PON HORSE CLUB」を運営。
江分輪太の弟子。馬券は穴から。
極度の現地観戦主義者で、1年間で競馬場に72回行ったことも。
ヤクルトスワローズ・川崎フロンターレ・大相撲・お笑い芸人・酒を愛する男。
一口馬主はキャロット・シルクに入会中。代表馬はシルブロン・アンクロワなど


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