高松宮記念2024予想記事を投稿していきます。
YouTubeもぜひご覧ください、よろしくお願いします。
今年は堅い!?
2023年
1着 ファストフォース 12番人気
2着 ナムラクレア 1番人気
3着 トゥラヴェスーラ 13番人気
2022年
1着 ナランフレグ 8番人気
2着 ロータスランド 5番人気
3着 キルロード 17番人気
毎年とんでもない波乱が起きる高松宮記念。
ですが、今年は堅いと踏んでおります。
その理由としては、
①ドバイ被りがなく有力騎手を普通に手配できる
今年のドバイワールドカップデーは、今週ではなく来週です。故に高松宮記念にルメールJや川田将雅Jなどが普通にいます。
②上位人気馬が前哨戦で余力残しで普通に結果を残している
ナムラクレア
京都牝馬S クビ差2着(+10kg、調教動いていなかった)
トウシンマカオ
オーシャンS 0.2秒差1着(+12kg)
ルガル
シルクロードS0.5秒差1着(+10kg)
正直上位人気の中に「前走が不安」な馬がほとんどいません。
7,8割仕上げでしっかり結果を残しております。
故に、例年の大波乱は見込めないのでは?と考えております。
昨年
◎グレナディアガーズ 10番人気5着
○トゥラヴェスーラ 13番人気3着
わけのわからない印を打ちましたが、
今年はそこまでの波乱はないと考えております。
実は2週間前(金鯱賞)の回収率企画の記事で、「残3レース(スプリングS、高松宮記念、大阪杯)のうちいかにも荒れそうな激アツレースが少なくとも2つある!」と予告しておりましたが、
唯一あまり荒れなそうだと感じていたレースがこの高松宮記念でした。
ですがオッズが割れているので、
ここは少数点でビシッ!と極大回収率を目指すレースと考えております。
それでは予想に参りましょう!
各馬評価
◎ 10 ビクターザウィナー
前走センテナリースプリントではラッキースワイネスやウェリントンなどといった、香港のスプリント界、いや世界のスプリント界のトップクラスの馬たちを出し抜いて鮮やかな逃げ切り勝ち。このレース展開は後方に向いていたと感じているので、本当に内容の濃いレースだったと思う。
2走前のバウヒニアスプリントは7着に敗れるものの、1000m戦でありまたハンデも61kgとかなり重かったので度外視可能。
3走前の香港スプリントでは4着に敗れたものの、前にいた馬たちは全てラッキースワイネスに掃除された中で、唯一先行勢で粘る負けて強しの競馬。そして日本馬で今回出走するマッドクールにも先着を果たしている。
はっきり言ってこのメンバーの中で最も能力があるのはこのビクターザウィナーだと思っている。ちょっと申し訳ないが、今の日本馬でラッキースワイネスやウェリントンに定量戦で勝てる馬はいないと思う。
netkeibaの予想オッズだと単勝オッズ数十倍だが、流石にこれはない。恐らく本番は赤オッズだと思うが、ポテンシャルなら1番人気になってもおかしくないものを持っているはず。
ただ、初の海外遠征や左回りなど、嫌う要素はある一定あるので、過度の信頼は禁物。個人的にはこの馬軸で買おうと思っているが、不安材料もそれ相応にあるので、激推ししつつも保険としてこの馬を外した馬券も少額買うのが正解であると感じている。
○ 6 ルガル
前走シルクロードSでは0.5秒差をつける快勝劇。馬体重も+10kgと余裕残しであり、前哨戦としてこれ以上ないレースだったと思う。
未勝利戦をダートで勝っていたり、不良馬場で行われた橘Sで圧勝していたりと、パワーを要する馬場・道悪は大得意である。週末の雨予報はこの馬に確実に味方する。
ただ、芝に転じた7戦中6戦が京都でのレース。唯一の京都以外でのレースとなった新潟の朱鷺Sでは直線不利があったとはいえ3着に敗れている。中京が得意でない可能性はあるものの、先述のダートの未勝利戦は中京であるので、杞憂に終わる可能性も。
▲ 2 マッドクール
前走香港スプリントでは8着と大敗。海外レースなのである程度度外視は可能だが、今回出走してくるビクターザウィナーに先着を許している点は不安材料。
2走前のスプリンターズSではハナ差2着。惜しくもGⅠ制覇に届かなかった。しかし前が有利なレースであったので、展開が向いた面も大きかったと思う。
重馬場で春雷Sを制しているものの、トップハンデの57.5kgだったとはいえパフォーマンスはそれまでに比べると並であった。重馬場でパフォーマンスを上げるかと言われると何とも言えない。血統的には苦にしなそうではあるが…?
中京では(3,0,2,1)の中京巧者。正直スプリンターズSよりも高松宮記念向きだと思っていた。そしてキャリア通算でも(5,1,3,2)、馬券圏外の2戦も熱中症と海外レースのみとまだ底を見せておらず、評価しなければいけない存在だと思う。
☆ 3 ナムラクレア
前走シルクロードSでは+10kg、しかも調教が怪しかった中でのクビ差2着。正直負けはしたものの前哨戦としては完璧なレースだったと思う。
昨年の高松宮記念では0.1秒差の2着。不良馬場を味方につけての2着という面も大きかったが、通った進路の内外の差もあったと感じている。昨年のスプリンターズSも出遅れながら3着であり、正直いつスプリントGⅠを制してもおかしくない馬。
そして先述の通り昨年不良馬場で好走していることからも重い馬場が得意であることがわかる。週末の雨予報はこの馬に絶対に味方する。
これまで何度も勝ちきれていないことは不安ではあるものの、最有力候補であることは間違いない。あとはオッズとの相談。
基本的にカチカチだと思ってるのでこの印でいいと思っていますが、
もう少し面白い記事にしたいということで、強いてあげるとしたら、という穴を数頭紹介します。
穴 1 ビッグシーザー
前走オーシャンSでは4コーナーで不利を受けたことも影響し0.2秒差の2着。不利がなければもっと際どかったと思うし強い内容だったと思う。また、今までと違う差す競馬でも結果を残した点も収穫。
→ただ、敢えて差し競馬に徹したというよりも道中行きっぷりが悪かったから差しに回らざるを得なかった、ともとれる。これは状態面のせいか、馬場が悪かったせいか?
3走前の京阪杯でも、外差し決着で先行勢が壊滅的だった中で逃げて掲示板に残している辺り、重賞未勝利馬ではあるが重賞級以上の能力を秘めていることがわかる。
ただ、やはり少し話したが重馬場適性が怪しい。高速決着に強いタイプであると感じているので、週末の雨は割引材料か。
穴 8 ソーダズリング
前走京都牝馬Sでは鋭い脚で差し切り勝利。短距離への適性を示した。しかし差し有利の展開に恵まれたのは間違いなく、額面以上の評価は禁物だと思う。
2走前のターコイズSはスタートで接触し、前有利の展開が向かなかった。力負けではないように感じている。
正直この馬も1400mがベストである感が否めず、武豊Jの「距離は短くした方が良い」というコメントはあるものの、1200mは流石にやり過ぎであると感じている。そもそも追走ができるかも疑問。
ただ、重馬場巧者のソーヴァリアントやソーグリッタリングらの3/4妹であり、重馬場は合いそう。展開が向いた際の穴馬としては面白いかも。
穴 12 ロータスランド
前走京都牝馬Sでは上がり最速の脚で突っ込むものの0.3秒差の6着。差し有利の展開には恵まれたものの、流石に最後方からは届かなかった。また、外枠を引いてしまい終始外外を回され続けたのも敗因だと思う。力負けではない。
2年前の高松宮記念ではクビ差の2着に好走している。G I制覇まであと1歩だった。
1200mだとどうしても置かれてしまうので、基本的に後方からになる可能性が高い。中京芝1200mは基本的に如何に距離ロスを防いで立ち回れるかが大事だと思うので、内枠を引くことと岩田康誠J渾身のイン突きに期待したい。
重馬場巧者でもあり、週末の雨予報は確実にプラスにはたらく。人気がなければ非常に面白い存在。
印まとめ
◎ 10 ビクターザウィナー
○ 6 ルガル
▲ 2 マッドクール
☆ 3 ナムラクレア
それでも穴を狙うなら…
穴 1 ビッグシーザー
穴 8 ソーダズリング
穴 12 ロータスランド
予想のコンセプト
元々堅いと思っていたのに、評価している人気馬が揃って内枠に入ったら、それはもう堅い予想を出すしか無い。
先述の通り最も強いのはビクターザウィナーだが、初の海外遠征など、正直飛んでもそこまで驚かない。
故に軸はビクターザウィナーだが、保険として少額だけ違う馬券を買おうと思う。
穴としてはイン突きが叶った場合のハマり待ち3頭か。ビッグシーザー以外は重馬場も合っているはず。一発あるならこの辺。
PON馬券塾 PON
Youtuber
競馬予想系YouTube「PON HORSE CLUB」を運営。
江分輪太の弟子。馬券は穴から。
極度の現地観戦主義者で、1年間で競馬場に72回行ったことも。
ヤクルトスワローズ・川崎フロンターレ・大相撲・お笑い芸人・酒を愛する男。
一口馬主はキャロット・シルクに入会中。代表馬はシルブロン・アンクロワなど
No responses yet