💡 競馬AI指標(SP値)の見方
本データベースにおける「SP(スピード・パフォーマンス)値」とは、競走馬がレースで発揮した走破時計や対戦相手との着差をもとに、馬場の偏りやペース配分、クラスの格などを高度に補正・数値化した当サイト独自の指標です。
これにより、異なる時期や競馬場でのパフォーマンスを同一基準で公平に比較・評価することが可能となります。
このスコアは偏差値ではなく、「全体の中で上位何パーセントに位置するか」を示す相対的な指標(パーセンタイルスコア)です(最大値は100p)。
50pを中央競馬の平均とし、数値が高いほど優秀であることを示します。
例えば S+ (98p〜100p) であれば、集計対象となった全競走馬の中でもトップ2%に入る傑出した能力であることを意味します。
🔥 総合能力評価


ステイゴールドの総合評価はB(75p)となっており、日本競馬界において確固たる地位を築いた超一流のサイアーです。基礎能力はC(61p)と標準以上をマークしており、何よりもその真髄は「芝中長距離〜クラシックディスタンス」への抜群の適性にあります。芝中距離でC(69p)、クラシックディスタンスでC(69p)、そして芝長距離ではB(70p)と、距離が延びるほど他を圧倒する持続力を発揮するのが特徴です。
また、産駒の走りの安定感を示す「産駒安定指数」では、驚異的なスコアであるS(93.8p)を記録。これは、配合された繁殖牝馬の質に左右されず、どのようなレベルの繁殖からでもコンスタントに水準以上の高い走りを引き出す、極めて高い種牡馬遺伝能力の証明と言えます。さらに特筆すべきは、重賞の舞台で一気にギアが上がる特殊な勝負強さです。大舞台に強く、頂点を極める爆発力を秘めていることは歴史的な名馬たちを見ても明らかです。
📊 基本スペックと適性
🏆 代表産駒パフォーマンスランキング(Top 5)
・101以上: 超G1級・年度代表馬クラス
・96〜100: トップG1級
・90〜95: G1級
・80〜89: 重賞級(G2・G3)
・75〜79: オープン級
・70〜74: 3勝クラス級
・60〜69: 1勝〜2勝クラス級
※当サイトが独自に算出した競走馬のパフォーマンス値(補正SP)に基づく上位5頭です。
※不良馬場はSP値が高く出る傾向があります。
🎯 馬場・距離適性と馬券のポイント

芝とダートの出走比率およびパフォーマンスを検証すると、ステイゴールドは完全に「極端な芝偏重型」のサイアーであることがわかります。ダートは全体的に適性が低く、短距離やマイル戦ではパフォーマンスが大きく落ち込みます。一方で、芝では良馬場から渋った馬場まで一貫してハイパフォーマンスを維持。特に芝の不良馬場においては適性評価◎と非常に優秀で、馬場荒れが原因で他馬が脱落するようなタフな消耗戦ほど、底知れないスタミナと闘志が際立ちます。

もうひとつの重要な特徴が、性別による極端な成績の偏り(バイアス)です。性別親和性は「牡馬S」であり、牡馬と牝馬の間にはパーセンタイルで実に27ptもの極めて大きなパフォーマンス差が存在します。牡馬は芝中距離でA(81.3p)、芝長距離でA(84.6p)と国内トップクラスの圧倒的なスコアをマークするのに対し、牝馬は芝中距離でC(60.8p)、芝長距離ではF(24.6p)へと急激に適性が低下。馬券攻略において、性別の精査は避けて通れません。
- (買い時・得意条件): 牡馬の中長距離戦(芝1600m〜3000m)。コース別では、小倉芝で抜群の相性を誇る◎をマークしているほか、福島芝・新潟芝・中山芝も◯とローカル小回りや直線のタフな競馬場を得意としています。さらに、雨で荒れた芝(芝不良評価◎)は最大の狙い目です。
- (特徴やバイアス): 出走間隔が詰まるより、しっかりと間隔をあけたローテーションで力を発揮するタイプ。休み明けの「鉄砲実績」評価はC(68p)と上々ですが、叩き2戦目(E(42p))や3戦目(F(27p))でのパフォーマンス上積みは期待しづらく、新鮮な状態での出走が理想です。
- (消し時・苦手条件): 牝馬の長距離戦および、中山・函館・札幌のダート戦(すべて不振評価×または△)。また、脚質的には「逃げ」が苦手(逃げ評価△)な傾向にあり、溜めて長く良い脚を使う持続型レースを本領とするため、一本調子の前残りレースでは力を発揮しきれません。
🐴 年齢別パフォーマンスと一口馬主の視点

年齢ごとのパフォーマンス推移には、ステイゴールド産駒の奥深い成長力が明確に表れています。2歳時はC(63.8p)、3歳時はC(65p)と比較的早い時期から活躍馬を出しますが、本領を発揮するのは古馬になってからです。4歳時にS(91p)、5歳時にもS(91.9p)とピークに達する驚異的な持続力(成長力)を誇ります。とりわけ牡馬・セン馬における4歳時のパフォーマンスはS+(97.6p)という異次元の領域に達するため、成長を辛抱強く待つことで大舞台での爆発的な走りを満喫できる極めて魅力的な成長推移となっています。

一口馬主の出資検討における最大のセールスポイントは、高い回収率と抜群の頑健性に裏打ちされた息の長い現役生活にあります。早期デビュー率(2歳7月まで)は19.2%(177頭中146位)と仕上がりはやや遅めですが、2歳末勝ち上がり率は17.6%(177頭中65位)と水準以上。そして生涯OP入り率は16.9%(177頭中23位)という非常に優秀な確率を誇ります。さらに、勝ち上がった産駒 of 平均出走数はS(93p)(177種牡馬中12位)と非常に多く、引退年齢中央値も6.2歳とS(92p)(153種牡馬中14位)に達するため、長期間にわたって安定した愛馬の走りを楽しむことができます。なお、故障・長期離脱リスクはG(14p)と数値上は高い離脱を示していますが、これは一流種牡馬ゆえに陣営が大レースに向けて意図的に間隔をあけ、大事に使っている(年間出走ペースはD(50p)とゆったり)証拠であり、実際には極めてタフで頑丈な系統と判断できます。
なお、故障・長期離脱リスクは評価G(14p)とデータ上は高い離脱割合を示していますが、これは一流種牡馬特有の肯定的な現象と解釈できます。クラシックや重賞クラスのトップホースを多数送り出すステイゴールドだからこそ、目先の勝利にこだわって過密に走らせる必要がなく、大レースに向けて陣営が意図的に出走間隔をあけ、大事に大事に使っている結果に他なりません。実際、年間の出走密度(1頭あたりの年間出走ペース)はD(50p)と、きわめてゆったりとした王道ローテーションで管理されています。








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