【募集馬検討】京サラ2025年募集馬~ナイトブリーズの24~血統考察 byのあ

はいみなさん、ど〜もど〜も♪
血統考察はご無沙汰になってしまって申し訳ございません♪
今日は面白い仔を見つけたので血統考察をしていこうと思います♪
京サラ募集馬のサララボの記事としては、ゲストライターとして書かせていただいたミラクルロンドの22(スレッドザニードル)以来の血統考察になりますね♪

今回のナイトブリーズの24は血統構成的にかなり面白いと思ったので、その魅力をできるだけ分かりやすく書いていきたいと思います♪
今回も可能な限りカジュアルに分かりやすくをモットーに頑張って書きますので、どうか最後まで読んでみて下さい♪

では、いってみよ〜♪

父系を探る。

まずは父シルバーステートの血統表をどうぞ。

画像

シルバーステートはディープ系の種牡馬ですが、いわゆる“ディープらしい種牡馬”ではありません。
瞬発力に富み、溜めて切れ味を発揮するタイプではありませんし、主流トラックで能力を全開にする適正も高くはありません。
強く弾けるような筋力ではなく、豊かな心肺面と内包する勝負強さが持ち味の種牡馬だと考えています。

私は昔からシルバーステート産駒には鍵となる血があると言い続けてきました。
それはニジンスキーとリファールで、活躍馬のほとんどがこのいずれかのクロスを有しています。
この2つの血の有用性はシルバーステートにとってウィークポイントを補強する血とストロングポイントを増強するという部分で非常に有用であるからです。
その点を少し説明して母系を探っていきましょう。

リファールはスピードに富み、ことさらトップスピードの補強に大きな貢献をしてくれる血です。
スピードが絶対条件である日本の現代競馬において不可欠な要素であり、リファールはその点でおいても国内では絶大な効果をもたらしてくれる血であるといえるでしょう。
また直線加速力や瞬発力も補強してくれる点も日本での現代競馬において大きな効果を期待できる血です。

ニジンスキーの血は持久力と底力や勝負強さに優れ、レースやそれに至る過程においてもタフでへこたれない強さがあります。
ニジンスキーについては後述するのでここでは、この程度で終わらせておきましょう。

シルバーステートは上記の二つの血を父系と母系で分けて内包しており、自身の遺伝力としてはニジンスキーを内包する母系優勢です。
スピードや瞬発力というディープらしさよりも、母のシルヴァースカヤが持つ重厚な勝負強さや持久力という部分が遺伝力としては強くなります。

つまりリファールクロスによって父系を刺激して補強するか、ニジンスキークロスによって母系を刺激して増強するかというのが成功パターンになるという分かりやすい結果が出ています。
またコルトサイアーであり、シルバーステート産駒は牡馬に活躍馬が多いというのも特徴的な部分ですね。

以上の事踏まえた上でどんどん進めていきましょう。

母系を探る。

母はナイトブリーズ、血統表はこちら。

画像

ナイトブリーズは母父キンシャサノキセキ、母母父がタップダンスシチー。
この二頭の名前を聞いただけでピンとくる方もいるでしょうし、この配合の意図も感じ取れる方もいるでしょうね。

この辺りの血統的な解説は“配合を探る”の頁で解説しようと思いますので、ここではナイトブリーズの実績などを探っていきましょう。

現役時は3勝をあげたダートの短距離馬。
シルバーレーンからなる牝系にはブラックホーク・ピンクカメオ・マルターズホーク・シベリアンホーク・ステイフーリッシュ等の活躍馬が多数。
また母であるアンティフリーズからは重賞級はでていませんが、当馬(ナイトブリーズ)も含め複数勝利をあげる産駒も多く輩出しています。

ただ、アンティフリーズからなる産駒は牝馬に活躍馬が偏っており、今回のナイトブリーズ24は牡馬であることから、この辺りをどう判断するかがポイントにもなりそうです。

血統構成的には芝もこなせるダート馬という構成で、単純な目算をすればダート優勢の産駒が出るだろうという雰囲気。
しかしながら、この辺りも配合の妙がありそうですし、奥行きのある配合になっているのでその辺りを次項で触れていこうと思います。

配合を探る。

画像

では、配合面を見ていきましょう。
まずはやはりシルバーステート産駒ですので、鍵となる血を根幹にして考察していきたいですね。
ナイトブリーズ24はかなりクロスが多く、サンデーサイレンス3×4、シルヴァーホーク3×5、プレザントコロニー4×5、ヘイルトゥリーズン5×5、リファール5×5。
5代血統表内だけでこれだけのクロスがあります。
またヘイルトゥリーズンは5本も持っています。
これだけのクロスがあるというのは懸念材料ではありますが、“父系を探る”の頁でも触れた“補強”と“増強”という面で強くアプローチする血ばかりなのでリスク承知の攻めであると個人的には感じます。

そして当馬はしっかりとリファールのクロスを持っており、その点で最低限の条件はクリアできたと考えて良いでしょう。
これで血統的にはスピードの補強ができたシルバーステート産駒という一旦の担保は得ました。
スピード面では更にサンデーサイレンスのクロスによってヘイローを刺激して中距離カテゴリーでのスピードの増強をしており、また米国的な素軽い質のスピードを補強できています。

ヘイルトゥリーズンでのヘイロー刺激という点においてシルヴァーホークが良い働きをしていますが、後述する部分でもシルヴァーホークは大きな貢献をしてくれているので、この配合ではもう一つの鍵となる血だと個人的には捉えています。

さて、ここでもう一つのポイントであるニジンスキーの血についても触れなければなりません。
個人的にはシルバーステート産駒はニジンスキークロスの方がより安定すると考えています。
しかしながら当馬はニジンスキークロスを持っていないので「じゃぁダメじゃん」と思われるかもしれません。
待ってください大丈夫です、ここからがナイトブリーズ24の配合の虜になった部分ですから。

ニジンスキークロスが重要である事は前述しましたが、その理由の大きな部分にニニスキを刺激したいという部分があります。
私としてはむしろニニスキをどう活かすかの方が重要だと考えているくらいです。
では、その部分で当馬はどういうアプローチができているのかを探っていきましょう。

まずはニジンスキーについて説明しておきましょう。
上記でも書きましたがニジンスキーは豊かな持久力と勝負強さと底力が持ち味なので、現代の主流適性ともいえる高速馬場への適応や溜めて切れるというトラックやレース形態の不一致によって父系が伸びなかった種牡馬。
しかしながらそういった主流適性を根幹的に伝える種牡馬のアシストとして母系に入って輝く血となりました。

シルバーステート産駒がイマイチ弾けきらないのもそういったニジンスキーらしさが強いというのも原因であると考えます。

そんなニジンスキーらしさの源流はどこなのかと考えるとテディでしょう。
ニジンスキーはBull DogとSir Gallahadの全兄弟クロス(共にテディ×Plucky Liegeという血統)を持っており、ニニスキも母系にSir Gallahadを内包しているためニニスキ自身はBull Dog・Sir Gallahadの5×7×5になります。
つまりニジンスキーはテディ強調であり、ニニスキは更にテディを強調した種牡馬となります。
テディは突進力と持続力に優れた適性を伝えます。
まずはニニスキがそういう血統構成と特徴を持った種牡馬であるという事を頭に入れておいて下さい。
それでは次に進みます。

ここからが本題です。
ナイトブリーズ24の能力的な適正の根幹となるであろう血はテディではありません。
リボーです。

その点において母であるナイトブリーズは存分にアプローチしてくれています。
ニニスキの母父はTom Rolfeでありリボー直系の種牡馬です。
シルバーステート産駒の“らしさ”はこのリボーにテディというスパイスを効かせた部分が強いのだと考えます。
そんなTom Rolfeにアプローチしているのはナイトブリーズの持つプレザントコロニーであり、ケルトシャーンとタップダンスシチーから2本内包しています。
プレザントコロニーはリボー系で、父がヒズマジェスティで父父がリボーになります。
リボーは持久力と勝負強さに優れ、時に大番狂わせを起こせる爆発力があります。

そんなリボーを根幹としてテディというスパイスを効かせた産駒ですが、他にも親和性の高い要素はあります。
上記した3×5のクロスがあるシルヴァーホークの持つロベルトです。
浅い位置でのクロスで影響力が見込める血ですし、ロベルトという血が持つ適性が持つ親和性も期待したくなります。
ロベルトは持久力と馬力に優れ、タフな馬場を得意とし類稀なる勝負強さも持っています。
こちらもリボーと同じく爆発力のある血で、この辺りの親和性が上手く合致すれば非常に面白いですし、そういった要素を強く持っているというのも期待感を高めます。
そういった意味でもシルヴァーホークの多岐に渡るアプローチと親和性はこの血統表内での重要なポイントになりそう。

配合面ではこんな所でしょうか。
それではここまでを踏まえて、まとめをどうぞ。

まとめ。

◎シルバーステート産駒の鍵となるリファールクロス持ち
◎もうひとつの鍵となるニジンスキー(ニニスキ)にはリボーでアプローチ
◎ヘイロー・ロベルトで適性面での補強・増強

ここまで書いてきた特徴を浚えてもらえばわかるかもしれませんが、当馬の特化されるであろう適性のベクトルは持久力、持続力、勝負強さ、底力といったなんとも泥臭いものになりそうです。
ですが、そこへスピードの担保ができているというのが大きなポイントで、全体的にクロスが多くなりリスクを孕んでいますが、補強したい部分も増強したい部分もまるっと詰め込んじゃった結果だと思えば賭ける価値がありそうです。

シルバーステート産駒は好きなので色々と見てきましたが、ここまで「おっ!?」と思った仔は初めてなので興奮しました。

懸念点はやはり濃いクロスによる体質面への心配と、母系であるアンティフリーズ一族の牡馬は良績がない点でしょうか。
前者はもはや祈るほかありませんが、後者はこれまで種付けされてきた種牡馬のラインナップをみると、あまり気にしなくてもいいかもと思える部分ではあるので個人的にはあまり気にはしていません。

適性面では血統構成的にはやはり芝の中〜長距離になりますが、シルバーステート産駒にしてはダートもいけそうな血統構成ではありますね。
この辺りは母もダート実績馬ですから心強いといえば心強いんですが、中途半端にならないかの不安は多少あります。
あとは馬体面ではサイズもトモの厚みもあるので良さそうですが、血統構成で予測するよりも少し短い距離に適性がありそうなカタチに見えますね。
この辺りが今後成長して芝の中距離らしいカタチになってくれれば更に嬉しいところです。

というわけで、この辺りで終わりにしたいと思います♪
久々の血統考察になってしまいましたが、今後も面白そうな仔がいたら書いていきたいと思っているので、今後ともよろしくお願いします♪

ではではみなさま、良い一口ライフを♪
良い競馬ライフを♪(*´꒳`*)


のあ

血統研究家

日本の一口馬主ではターファイトや京サラに入会している。血統の深堀が趣味でサララボライター・エムイシ氏の師匠的存在。


~大人気競馬グッズのご紹介~

あの名馬たちがBIGぬいぐるみになって登場!愛車に乗せたり、部屋に飾ったり、使い方たくさん!最近はUFOキャッチャーの景品として販売されたりお金がかかるけど、直接買ったほうが安くて確実かも?!

No responses yet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

最新の投稿