今回はケンタッキーダービー2026予想記事を書いていきます。よろしくお願いします。
当日朝は同時視聴LIVEも個人チャンネル「ジェイのG1馬主への道!」で行う予定です、早起きして一緒に日本馬を応援しましょう!
レース概要
ケンタッキーダービー(G1)
2026年5月3日 (日) 07:57[現地時間 2026年5月2日 (土) 18:57]
アメリカ チャーチルダウンズ競馬場
ダート左2000m 3歳
負担重量:負担重量:3歳=牡・セン馬 57kg、牝馬 55kg
賞金総額:500万米ドル(約7億7500万円)
1着賞金:310万米ドル(約4億8050万円)
※1米ドル=155円で換算
アメリカのチャーチルダウンズ競馬場で行われる、ダート2000mのレースです。
スタートの後は直線でその後ぐるっと4つのコーナーを回って1周するコースです。
直線は376mとなっていて、平坦コース。高低差は2mほどと少ないです。
砂質はローム砂75%、シルト23%、クレイ2%となっています。
日本よりも砂の割合が少なく泥の比率が多いです。
メイダン競馬場に近い配合になっていて、後ろの馬はキックバックがキツく、不利だと言われています。
そのためか、ケンタッキーダービーも基本的には前目のポジションが有利と言われています。
余談ですが、レース前の合唱も有名で、エンターテイメント性も高いです。
アメリカの3歳馬の3冠競走の1つでここを目標としてくる馬は非常に多く、日本ダービーのアメリカ版だと考えていただいて差しつかえないと思います。
勝ち時計は良馬場だと2分〜2分3秒とスピード能力が求められます。重馬場だと概ね1秒ほど時計がかかります。
レコードはセクレタリアトの持つ1:59:4です。
ポイント制で出走馬20頭が決定する仕組みになっています。(35レースからなるシリーズ「ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー」で4着までに入るとポイント加算、合計点を競います)
レース傾向
前目でゴリゴリにハイペースでやりあうタフなスピードレースで先行争いが熾烈です。
ハイペース先行争いが熾烈となると差しが決まるのか?と思われるかと思いますが、過去の動画を見ていると先行馬有利のレースです。
特に直線入口でポジションが後ろだとかなり巻き返しは厳しくなりますので、差し馬を狙う場合は3角〜4角あたりから捲り気味にポジションを上げられるような馬を狙う必要があります。せめて中団からの競馬ができる馬を狙いたいですね。
フルゲート20頭のため外枠不利で内枠有利と言われます。特に過去10年では17番枠より外は馬券内率が低くなっています。できれば真ん中より内に入りたいです。
ただ、2019年まではゲートがツギハギでさらに外からスタートだったため、現在よりかつては外枠の不利が顕著でした。
こちらはしっかりとした一直線のゲートが使われるようになり現在は解消されているため、2020年以降は傾向が異なる可能性もあるため注意です。
2022年は現地最低人気で補欠馬だったリッチストライクが大外枠から勝利し、大荒れでした。
勝ち馬は順当でも紐荒れする年も多く、穴党の方にとってはやりがいのあるレースになりそうです。
これは距離延長の馬が多いことや、ポイントの対象レースが多いため別路線組が多いことから力関係の評価が難しいことなどが理由となっているのでしょう。
後ほど詳しく解説しますが、ローテ的にはハイレベルなフロリダダービー組とアーカンソーダービー組が優秀な成績。次いでサンタアニタダービー組、ルイジアナダービー組が続きます。
ダービー系路線以外だと、ブルーグラスS組に注目。過去10年で勝ち馬こそ出ていないものの、2着2回3着3回と馬券に絡む率は高いです。
過去傾向
2025年
引用:NBCSports公式チャンネル
ドロドロの不良馬場であまり参考にならないかもしれませんが、この年は前の馬は総崩れ。インの馬が田んぼ状態で沈んでいき、馬場の4分どころあたりの水があまり溜まっていないベルトを通った差し馬たちが活躍したレースでした。勝ち馬のフロリダダービー2着馬だったソヴリンティはまさにこのベルトを通り、サンタアニタダービー勝ち馬のジャーナリズムはソヴリンティより内目を走っていたのでその分脚を取られた部分があったかもしれません。枠的にも普段は内枠優勢なのですがこの日は外枠発走の馬たちが活躍していました。
2024年
引用:NBCSports公式チャンネル
4番手あたりのインベタ追走から4角でわずかなスペースをこじ開けてスパート、後続をわずかにしのいで勝利となりました。
逃げ馬の後ろのインベタというホットスポットを3番ゲートからの発走という好枠を活かしてスムーズに確保したミスティックダンのレースセンスの良さが光ったレースです。
一方、前の争いは例年以上に激しくなり人気馬のフィアースネスは失速。ミスティックダンは先行勢でしたが2着のシエラレオーネと3着フォーエバーヤングは中団から差し脚を伸ばした形でした。特にフォーエバーヤングはスタートがうまく行かず初手のポジションが後ろ過ぎたことを考えれば着順以上に強い競馬をしていたと思います。シエラレオーネとフォーエバーヤングは直線接触しながらの追い出しで、レース後の写真が物議を醸したレースでもありました。
2023年
※引用:NBCSports公式チャンネル
道中後方で脚を貯めたメイジが4角で大外を捲りながらポジションを上げ、直線入り口では先行集団を捉える形。メイジはフロリダダービー2着馬だった。
2着のトゥーフィルズは4番手外目あたりの先行集団でレースを進めメイジに食い下がった。
3着のエンジェルオブエンパイアは道中後方インで経済コースを周り、勝負所のペースが上がるタイミングで外から進出、メイジと似たような軌道を通り3着に伸びて来た。
この年は割と後方からも勝負になった印象で、前々決着という印象はなかった。
2022年
※引用:NBCSports公式チャンネル
現地最下位人気で大外枠発走だったリッチストライクが馬群の中を切り開いていく神騎乗で勝利。早めに抜け出して叩き合っていたエピセンターとゼンダンが馬券内に入った。果敢に先行したクラウンプライドは13着だった。
2021年
※引用:NBCSports公式チャンネル
スタート後ごちゃつきあり。逃げたメディーナスピリットが1位入線も、その後禁止薬物で失格処分になり2番手でレースを進めたマンダルーンが優勝。先行勢がそのまま掲示板内を独占したようなレースで、後ろからの差し馬が届くレースではなかった。 馬群は縦長ではないものの、横にはかなり広がっていて、一団となっていた印象。
ステップレース解説と評価
◎アーカンソーダービー
タイム1:49:70
去年よりは0.3秒ほど勝ち時計は早く、一昨年のレースよりは0.2秒ほど勝ち時計は遅いです。
ただ、一昨年のレースで3着だったミスティックダンがその後ケンタッキーダービーを勝利しており、その時の走破時計と照らし合わせると今回のアーカンソーダービー勝ち馬のレネゲイドは十分勝ち負けできる水準にあると思われます。レネゲイドは後ろから2頭目で競馬をして、3角あたりからぐんぐん外目から進出。4ワイド〜5ワイドくらいで4角を回るロスが大きい競馬でしたが、関係なく馬力の違いで勝利した感じのレースでした。勝ち馬だけ出力が違う感じでまだ直線余力もあり、距離延長にも対応できそうな雰囲気でした。
後ろから行く馬なので馬群を捌けるかどうかですが、非常に有力な1頭だと思います。2着のサイレントタクティックは4馬身差ほどですが着差以上に力の差を感じるレースぶりでした。
○ブルーグラスS
タイム1:49:58
G1昇格後、ブルーグラスS史上最も早い時計での勝利です。去年と比べると1.2秒早く今年はかなり時計面は優秀ですね。ここまでのブルーグラスS組をみると、今年の勝ち馬ファーザーアドゥと同じ父ガンランナーのシエラレオーネ(2023年同レース1着)がケンタッキーダービーで2着。ザンドン(2022年同レース1着)もケンタッキーダービー3着と勝ちきれはしないものの相性はいいレースです。
今年は外目4~5番手追走したファーザーアドゥが3角あたりからエンジンを吹かしていき、直線では他の馬を寄せ付けることなく、大差を後続につけてぶっちぎりで勝利。単走になる形でもG1昇格後のレースレコードを大きく更新しましたので、本番でも期待が寄せられます。気になるのはファーザーアドゥはこの前のレースでフロリダダービー2着馬のザプーマにタンパベイダービーで負けていることです。
このレースは映像を見たところ、ザプーマがヨレて隣の馬にアタックしてしまい、ファーザーアドゥもタックルを露骨に受けているように見え不利があったようの映像上は見えました。スムーズであれば、本馬の方が能力は上かもしれませんし、前走のパフォーマンスで本馬が覚醒している可能性も考慮し普段の本レースローテ以上に重視しようと思います。
▲サンタアニタダービー
タイム1:49:01
去年より0.5秒ほど勝ち時計は早く、一昨年より0.9秒ほど早いのでここ3年では最も好タイムが出ている形になります。ただ、サンタアニタパークはそもそも時計が早いことで有名なので、他のアーカンソーダービーやフロリダダービーと時計を単純比較するのはナンセンスです。去年のサンタアニタダービーはジャーナリズムが勝利し2着がバエザ。この2頭は本番のケンタッキーダービーでも2着と3着にきましたから去年の結果を見ると本番との連携は良さそうに見えます。
ただ、それより前の今年よりさらに時計が早かった年を見てみると僅差の2着だったマンダリンヒーローは本番で着外でしたし、意外とその後に転けている馬もいるので、タイムを過信できない部分もあるなと感じています。
今年のレースでは3番手外目追走のソーハッピーが3~4角から3ワイドで進出すると前を行くポテンテとのマッチアップに。直線の最後の300mあたりで競り落とし、突き放す形でゴール。距離延長を考えると勝ち馬のソーハッピーがより優位に働く可能性があると思いました。また今回は後ろからの有力馬が多そうな中で、王道の前目の競馬ができるのはプラスだと思いますし、インを回れない競馬をしながら完勝できるのは能力の高さゆえだと思います。
△フロリダダービー
タイム:1:49:99
昨年2着馬のソヴリンティが同レース制覇となりましたし、最もローテ的には相性がいいレースですが今年の勝ち時計は昨年より0.7秒遅く、レースレベルには疑問が残ります。この水準に近い遅さは2022年のホワイトアバリオ以来となっていて、ホワイトアバリオはその後BCクラシックを制覇しますがケンタッキーダービーは16着に沈んでいます。
勝ち馬のコマンドコメントは後ろから競馬をするタイプで大外をぶん回す距離ロスがありながら最後に前をとらえ切っており、距離延長への適性はありそうですが、ポジションが取れない馬だとすると多頭数になった時に馬群を捌けない可能性も考慮する必要があります。超僅差のハナ差2着だったザプーマの方が先行力がありレースセンスはありそう。ただ最後のゴール板前の勢いはコマンドコメントの方があっただけに距離延長となった場合に、コマンドコメントの方が優勢になる可能性はありそうだなと思いました。フロリダダービー組は将来的に見ても活躍する馬が多く、ダービー路線の中でも格は頭1つ抜けていると私は考えているのですが、今年に限ってはやや小粒なメンバーだったのかもしれません。
△ルイジアナダービー
タイム1:55:18(1900m)
去年や一昨年の勝ち時計と比べるとおよそ1秒早く、かなり今年は優秀な走破時計です。
2年前の1秒遅い時計の勝ち馬キャッチングフリーダムはケンタッキーダービーで4着に入っていますから、十分今年の上位馬は馬券内が射程圏内に入ると言えるでしょう。今年のレースは前目につけたエマージングマーケットとパブロヴィアンの2頭がデッドヒートする形で直線伸びていきました。通ったコースを考えると勝ち馬のエマージングマーケットの方が強い競馬をしていたとは思いますが2頭に大きな差はなく展開次第では逆転も可能と見ています。3着だったゴールデンテンポは外に行ったかと思ったらヨレたのか、ラチを求めたのかインに切り返すフラフラした進路どりで0.2秒差の2着。スムーズであればもう少し着差はつまっていたと思いますし、脚色は悪くありませんでした。こちらも展開と進路次第では本番逆転があり得る1頭だと思います。
印一覧
◎レネゲイド
〇ファーザーアドゥ
▲ソーハッピー
▲コマンドメント
△ザプーマ
☆パブロヴィアン
☆エマージングマーケット
注ゴールデンテンポ
注2チーフワラビー
各馬評価
◎レネゲイド
本命は前哨戦組の中で最も今回評価を高めたアーカンソーダービー組(過去10年:2-1-1)から、勝ち馬のレネゲイドを本命とします。
一昨年の勝ち馬ミスティックダンの走破時計と見比べると、本馬は時計的にケンタッキーダービーを勝ち負けできる水準にあると思います。
アーカンソーダービーで大外をぶん回しながらかなりロスのあるコース取りでしたが、きっちりと差し切っておりこの馬だけ馬力が違う感じがありました。
多頭数になるので馬群を捌けるか問題はありますが、能力的には十分勝ち負けできる水準にあると考えます。
後ろから競馬をするタイプですが前走も3~4角からポジションを上げ始めていて、コーナーで加速をつけられるタイプの馬なので、4角出口で本番も7~8番手あたりまで上がってきてくれていれば十分チャンスはあると見ています。
ここまでの戦績を見ても安定感のある走りを披露していますし、キャリアが浅い馬よりある程度経験を積んだ馬の方がこの舞台での戦績はいいですし、軸にするにはいい1頭ではないかと思います。
父イントゥミスチーフは北米のリーディングサイアーでこの舞台との相性もいいですし、母父はこの舞台で最も欲しい要素であるスマートストライクを持つカーリン。Tプレッチャー厩舎も名門ですし、血統や厩舎面からも本馬を後押しする要素は多いです。
また、今回アメリカのトップジョッキーのオルティスJr騎手が騎乗予定ですが、オルティス騎手はこの後私が対抗評価としているファーザーアドゥの主戦騎手でもあります。前走強烈なパフォーマンスで勝利したファーザーアドゥよりこちらのレゲネイドを選んだ、ということは両方の背中を知るオルティス騎手がこちらの方が勝算があると考えていることだろうと思いますから、その点においても本馬を本命視するべきだと感じました。
〇ファーザーアドゥ
前走ブルーグラスS(過去10年:0-2-3)でのパフォーマンスが圧巻でした。
1頭だけエンジンが違う感じで、外目から強引に上がっていきながら直線では後続の馬が見切れてしまう楽勝状態に。
時計もG1になってからは歴代最速で過去のブルーグラスS組の活躍歴を考えても、本馬が今回も突き抜けて勝利する可能性は十分あると思います。
そのくらい前走のブルーグラスSでの勝利は衝撃的でしたし、余力も感じたので距離延長への対応も問題なさそうでした。
ただ前々走のタンパベイダービーでは隣の馬と接触しているような形で本領を発揮できなかったのかもしれませんが、フロリダダービーで僅差の2着だったザプーマに先着を許して2着となっています。
フロリダダービーの時計が今年は平凡であることを考えると、、、タンパベイDの敗戦は気がかりです。前走で覚醒したと考えるべきか、ムラっけが強いタイプと考えるべきか…。
この要素があるので本命ではなく2番手評価という形にしました。
ブルーグラスSのパフォーマンスを今回も発揮する形になれば、ぶっちぎり勝利をおさめても驚かないですし、超名馬になる可能性も秘めているスケール感を感じる1頭だと思います。
レネゲイドに比べて前目のポジションから競馬ができるところも今回のレースではプラスだと思いますが、外枠からの競馬になるのでそこはマイナスですし、前述の通り主戦オルティス騎手がレゲネイドを選んでいるのは気になります。
あまりにも外を回されすぎる形になるとこのレースレベルと頭数では厳しい結果になってしまうかもしれません。
父ガンランナーはケンタッキーダービー3着馬と良績を残しています。父の着順を活躍を期待したいところです。
▲ソーハッピー
サンタアニタダービー(過去10年:1-2-2)勝馬のソーハッピーを3番手評価とします。
先行力のある王道のアメリカ競馬をできるタイプで、時計が速いことに定評があるサンタアニタパークで、という注釈付きではありますが、例年と比べても優秀なタイムで走破しており、魅力的に映る1頭です。
前々走では2着馬のポテンテに敗れているものの、サンタアニタダービーでは3ワイド外目を回る決して楽な進路を通ったわけではない中でも、ポテンテを外から競り落として勝利している点は評価できると思いますし、この映像を見ると最後の余力は厳しいコースを通ってきたはずのソーハッピーの方があり、距離延長にも対応できそうな印象を受けました。
ポテンテとの着差はそこまでありませんでしたし、力関係的にも1勝1敗ですが、前走の最後の200mの余力を考えると距離延長した時にソーハッピーの方に軍配が上がりそうな予感を感じます。
▲コマンドメント
例年ハイレベルで本レースでも馬券内に来る確率が最も高いステップレースであるフロリダダービー組(過去10年:4-1-1)ですが、今年は去年の勝ち時計と比べても0.7秒遅く、レベルは少し疑問です。
2着馬のザプーマがタンパベイDでブルーグラスSを勝利したファーザーアドゥに先着して勝利していることだけを考えると、フロリダダービー組は今年も強いか?という形になるのですが何とも評価が難しいところです。
ザプーマとの着差はほぼありませんでしたが、コマンドメントの方が外を回しての競馬になっていたことと、最後のゴール板手前の余力を考えると、距離延長で良くなりそうなのは本馬の方かもしれないと思いました。
中団あたりから競馬をするタイプなので前の馬を捌けるか問題もありそうですね。
未勝利戦かつ距離も短いですがチャーチルダウンズ競馬場での良績があるのもチェックポイント。
本馬は父イントゥミスチーフで前述の通りリーディングサイアーかつこの舞台も得意としている父ですし、Bコックス厩舎も名門ですから、戦績以外の強調ポイントもありそうです。
△ザプーマ
同じく例年ハイレベルなフロリダダービー組(とはいえ今年はタイム遅い)から僅差の2着馬だったザプーマを4番手タイ評価とします。
本馬に関してはコマンドメントよりも早めにアクセルを入れて粘っていた馬で、ギアを上げるタイミングをもう少し待って追い出していればまた結果は変わっていたかもしれないと思えるほどの前走は僅差でした。
また、前々走のタンパベイダービーでブルーグラスSを快勝しているファーザーアドゥに勝利しています。このレースでは直線ヨレかけて接触しているようなシーンもあり、完勝と言える内容ではなかったような気もしますが、それでもブルーグラスSのパフォーマンスから考えると本馬への期待感も高まります。
☆パブロヴィアン
ルイジアナダービー組は例年軽視される傾向にあると思いますが、今年のルイジアナダービーは例年の勝ち時計より1秒も早い決着でハイレベルだった可能性を考慮すると、穴馬として紐で抑えておきたい1頭です。
通ったコース的には外を取っていたエマージングマーケットの方がロスがあったので、強かったかな?という印象も受けるのですが多頭数レースになる本レースでキャリア2戦~3戦などキャリアが浅い馬が活躍するケースは稀で、競馬を多く経験している馬の方が戦績的にはいい傾向がある点を考慮し、パブロヴィアンの方がやや優勢かなと考えています。
また、本馬は逃げー先行タイプの馬で前に行けるところも魅力です。
今回のレースでは有力馬に差し馬が多い印象もありますので、伏兵の逃げ馬が残ってしまうケースを想定するとやはりこのようなタイプの馬は抑えておきたいですね。
☆エマージングマーケット
同じくルイジアナダービー組の、勝ち馬エマージングマーケットも取り上げます。こちらも紐で入れておきたい1頭です。
中団から競馬をするタイプであることと、キャリア2戦しかしておらず良く言えば底を見せていないのですが、ネガティブに捉えるとまだ経験が浅い1頭なので、多頭数レースで力を発揮しきれるか?という点において不安も残ります。
とはいえ、前述の通り好タイムのレースを外目のポジションから勝ち切っているのは本馬の能力の高さですし、無視することはできない1頭だと思います。
日本プールでどのくらいの人気になるんでしょうね?こういった底を見せていない系の馬は過剰人気になるケースもあるので、その場合は割引してもいいのではないかと思います。
注ゴールデンテンポ
ルイジアナダービー組の3着馬も取り上げておきます。
本馬はルイジアナダービーで直線で内側に大きくヨレるような形で進路を取り、最後体制を立て直してから再び伸びて0.2秒差の3着となっています。
ヨレたのが余力がなかったからなのか、幼さ故なのかで大きく評価が変わりそうな気もするのですが最後の末脚から考えるに手前を変えるのがスムーズに行かなかった幼さによるものである可能性が高いのではないかと私は考え、穴馬で取り上げようと思います。
ヨレる動きをしていなければ、もっと僅差になっていたと思いますので、持ち時計から考えても十分馬券内を狙える可能性があると見ています。
また、この馬は血統的にも魅力があります。本馬の父カーリンはさらにその父がスマートストライク。ケンタッキーダービーで最も相性がいい血統です。
今回の有力馬にスマートストライク持ちは意外と少なく、むしろ相性があまりよくないとされる大飛びのAPインディの要素を強く持つ馬も多いので、血統適性で一発逆転があるかもしれません。
注2チーフワラビー
私の中では本番で評価を下げるタイプのキャリア3戦というキャリア不足系の馬ではありますが、未勝利戦から戦ってきたメンバーが強敵で、その中で相手なりにしっかり走れている点は考慮するべきだと思い最後に取り上げておきます。
フロリダダービーは2~3番手のインで脚をためてから直線で外を回した形。道中までは脚をためやすいポジションでこそあったものの、最後の直線ではやや強引に外に持ち出したことからもジョッキーは手応えを感じていたんだろうなと思います。
最終的な着差は半馬身ですから、3着ですが着差はほとんどありませんでした。
今回からブリンカーを着用するそうで、ブリンカーが効いて激走することがあれば一発馬券内があるかもしれませんね。
日本馬について
日本馬のダノンバーボンとワンダーディーンについて、いい枠を引きましたし力を発揮できれば面白いかも、と期待する一方で…。
ダノンバーボンについては強いことは間違いないですが、アメリカ血統とはいえアメリカの馬場を走るのは初めてで本場のスピード馬場にどこまで対応できるかが未知数であること、大飛び要素となるAPインディのクロスを持っていること等懸念点は多いと思います。
ワンダーディーンについてはUAEダービーをしっかり勝ち切った点は非常に評価できると思いますが、サウジダービーでは4着に敗れているところからも、ここでは一枚能力が足りないような印象も受けます。
フォーエバーヤング級の馬でないとなかなかこの舞台で馬券内に来ることは難しいのではないかと思いますので、JRAオッズではなかなか買いにくいかなと思いますが、どちらか1頭挙げるなら、ダノンバーボンの方が底を見せていない分期待値があるように思います。

現役地方&海外馬主・競馬ライター
運営チャンネル累計登録者数1万人超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。一口馬主は、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。神奈川県馬主協会会員。オーストラリアは中條調教師のJAPANOZと川上代表のRSSで複数馬を共有中。代表馬はトゥルーフェアリー、リッチシャンパン、ロードヴァレンチ、レクスノヴァス等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。







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