💡 競馬AI指標(SP値)の見方
本データベースにおける「SP(スピード・パフォーマンス)値」とは、競走馬がレースで発揮した走破時計や対戦相手との着差をもとに、馬場の偏りやペース配分、クラスの格などを高度に補正・数値化した当サイト独自の指標です。
これにより、異なる時期や競馬場でのパフォーマンスを同一基準で公平に比較・評価することが可能となります。
このスコアは偏差値ではなく、「全体の中で上位何パーセントに位置するか」を示す相対的な指標(パーセンタイルスコア)です(最大値は100p)。
50pを中央競馬の平均とし、数値が高いほど優秀であることを示します。
例えば S+ (98p〜100p) であれば、集計対象となった全競走馬の中でもトップ2%に入る傑出した能力であることを意味します。
※本記事の分析データは、2025年末までに中央競馬で行われたレース結果を対象としています。
🔥 総合能力評価


レイデオロの基礎能力は A(83p) と極めて優秀なアベレージを誇る一方で、格上レースでの勝ち切りを含めた総合評価は D(55p) に留まっています。配合されている繁殖牝馬の質を示すCPIが S+(96p) という最上級のサポートを受けていることを考慮すると、現状では「優秀な母系の下支えによってアベレージは保っているものの、大物産駒を連発するまでには至っていない」という客観的な現状が浮かび上がります。
適性面では、芝の中距離 S(93p) や長距離 S(95p) で圧巻の強さを見せており、父キングカメハメハ、母父シンボリクリスエスという血統通りのスタミナと王道適性を備えています。また芝の重馬場適性が ◎(99p) と突出しており、タフな馬場コンディションで真価を発揮する点も特徴的です。
最大のポイントは極端な性別格差にあります。性別親和性において牡馬パーセンタイルが S(95p) に対し、牝馬は E(64p) に沈んでおり、その格差は実に31ptに及びます。勝ち上がり率を見ても牡馬が45.0%と大健闘しているのに対し、牝馬は15.1%と苦戦を強いられており、完全に牡馬主体の種牡馬と言えます。
📊 基本スペックと適性
🏆 代表産駒パフォーマンスランキング(Top 5)
・101以上: 超G1級・年度代表馬クラス
・96〜100: トップG1級
・90〜95: G1級
・80〜89: 重賞級(G2・G3)
・75〜79: オープン級
・70〜74: 3勝クラス級
・60〜69: 1勝〜2勝クラス級
※当サイトが独自に算出した競走馬のパフォーマンス値(補正SP)に基づく上位5頭です。
※不良馬場はSP値が高く出る傾向があります。
🎯 馬場・距離適性と馬券のポイント

レイデオロ産駒は圧倒的に芝コースへの出走比率が高く、主戦場は芝2000m以上の中長距離に集中しています。芝でのパフォーマンスは距離が延びるほど上昇し、長距離条件において高い数値を叩き出します。
馬場状態に関しては、芝の稍重や重馬場になってもパフォーマンスが全く落ちず、むしろ周囲が苦しむ中で相対的な優位性を発揮します。一方で、極端に水分を含んだ不良馬場まで悪化すると数字を落とすため、重馬場までのシビアな条件で本領を発揮すると捉えるのが的確です。

性別ごとの詳細を見ると、牡馬は芝中距離・クラシック・長距離の全範囲で S+(97p〜98p) という圧巻の数値をマークしています。ダートに関してもダートマイルで S(93p)、中距離で A(89p) と高く、牡馬であれば条件次第でダート狙いも有効です。
対照的に牝馬は芝マイルやクラシックで B(77p〜79p) 程度の評価にとどまり、短距離や長距離では大きく低迷します。馬券的にも出資検討においても、牝馬産駒には慎重な見極めが求められます。
- 買い時・得意条件: 牡馬の芝2000m〜3000m(特に東京・中山コース)、芝の重馬場 ◎(99p)、条件戦(3勝クラス S+(100p) やオープンL S+(99p))、福島ダート ◎(98p)。
- 特徴やバイアス: 極端な牡高牝低バイアス。脚質は先行 (90p) や中団差しが好成績で、追込は不振。休み明けの初戦や叩き2〜3戦目での一変より、継続して安定して力を出すタイプ。
- 消し時・苦手条件: 芝・ダートを問わず短距離戦 G(13p)、芝の不良馬場 △(20p)、小倉芝 △(50p)、京都・新潟のダート戦。
🐴 年齢別パフォーマンスと一口馬主の視点

年齢別の成長推移を見ると、2歳戦からパフォーマンス評価 B(76p)、3歳で A(81p)、4歳で A(89p) と着実にパフォーマンスを上昇させていきます。遅咲きのイメージを持たれがちですが、牡馬に限れば2歳時点から S(91p) を記録しており、早期から高い能力を発揮できます。
クラシック路線においては、3歳G1出走率が S(93p) と非常に高く、大舞台へ産駒を送り込む力を示しています。ただしG1本番では D(51p) と壁に突き当たっており、格上挑戦での勝ち切りにはもう一段のスケール感が求められます。
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