今回は日本時間の2026年9月19日 (土) 05:15[現地時間 2026年9月18日 (金) 16:15]に行われるジョッキークラブゴールドカップについて記事にしていきます。当日は早朝になりますが、JRA馬券発売がありますので同時視聴配信も行う予定です。ぜひ遊びに来てください!
レース概要
ジョッキークラブゴールドカップ(G1)
2026年9月19日 (土) 05:15[現地時間 2026年9月18日 (金) 16:15]
アメリカ ベルモントパーク競馬場
ダート左2000m 3歳以上
負担重量:4歳以上=57kg 3歳=55.5kg
賞金総額:100万米ドル(約1億6000万円)
1着賞金:55万米ドル(約8800万円)
1919年からレースが始まった歴史ある1戦です。距離が途中で変わるなどさまざまな変化がありながら今の形となっています。
元々はNYエリアの秋競馬のNo1を決めるトップG1だったそうですが、ブリーダーズカップができてからはその前哨戦的な立ち位置となっており、レースの意味合いも変わってきているところです。
直近2021年から2025年までは番組再編や改装工事の理由でサラトガ競馬場が代替地となり、2026年9月18日の再オープン初日をジョッキークラブGCが飾る形になりますので、直近5年の結果は舞台が違うため参考程度というところで
時計的には速い年は1分59秒台が出ることもありますが、2分〜2分2秒ほどの決着となることが多いです。
直近5年のサラトガ開催では地元アメリカ馬の4歳馬が5年連続で勝利しています。
そもそも海外馬の挑戦が少ないレースではありますが圧倒的に地元アメリカ馬が優勢なレースです。
過去10年の傾向を見てみると、4歳馬が6勝していますが、3歳馬の成績もいいです。若干成績は劣りますが5歳馬も全く走っていないわけではないですね。北米の場合有力馬は3歳〜4歳で種牡馬入りしてしまうケースが多いので、そもそもG1レースを5歳以上まで走っている馬は、3歳〜4歳に比べると上澄みが抜けてレベルが若干下がってしまうという部分もあるかもしれません。
過去ローテでは前走条件戦組が3勝で最多とちょっと珍しい形です。
ついでサバーバンステークス組やホイットニーステークス組。
トラヴァーズ組などと続きますが、正直極端に特定のレース組が活躍している、という傾向はなさそうです。
コース分析
ベルモントパーク競馬場のダートコースは1周2400mと北米最長規模を誇る大型の競馬場です。
北米は小回りのコースが多い中、ベルモントパークはかなりゆったりとした作りになっています。
2000mレースは1コーナー手前のシュートからスタートし、すぐにコーナーに差し掛かることから基本的には内枠有利の傾向が出やすい競馬場と言えます。
最後の直線は330mほどとそこまで長くないため、後ろから直線手前の4角からスパートをかけてポジションを押し上げていく必要がある競馬場です。
予想の方向性とフォーエバーヤングの勝算
有力馬が複数回避となっており、執筆時点(9/13)の予定メンバー的にはフォーエバーヤングの相手になりそうな馬で言うと、まずは前走ホイットニーS4着馬バエザ。
前々走フォーエバーヤングをドバイWCで破ったマグニチュードに0.2秒差の2着、かつてペンシルバニアダービーでは同馬を破って1着になったこともある実力馬です。
あとは距離が持てばゴドルフィンマイル勝ち馬のバニシングと昨年サラトガですが同レース3番手入線だったフィリアスフォッグあたりでしょうか?フィリアスフォッグは相性のいい前走ローテサバーバンSを勝ち切っており、サラトガ2000mでタイムもいいですから、勝ち負けできる水準にあるのではないかと思います。
去年も勝ち馬と2着馬後ろからきた中、前にいた馬で3番手に残していた馬ですから実力はありそうです。
それ以外の馬は正直フォーエバーヤングが叩き仕上げで7割くらいの仕上がりだったとしても、逆転できないのではないか?と思いますし、普通に走ればフォーエバーヤングが勝つのではないかと思います。
半年ぶりのレースになりますし照準は次のBCに合わせていると思うのでメイチではないと思いますが、この馬は長期休み明けでも全然動けるタイプなので過度な心配は不要かなと思います。
NYなので東海岸への遠征となるため遠征負担は西海岸より大きくなりこの辺りも新たな要素として気になるところではありますが、少しパフォーマンスが落ちてもこの相手関係であればフォーエバーヤングが勝ち切るのではないかと見ています。
印一覧
◎フォーエバーヤング
○フィリアスフォッグ
▲バエザ
△チャンクオブゴールド
⭐︎バニシング
各馬評価
◎フォーエバーヤング
実績面では圧倒的にNo1だと思います。
ドバイWCだけ合わない感じがありますが他の競馬場でのパフォーマンスと今回出走予定の馬たちとの対戦歴を考えても実績最上位は贔屓目なしに間違いないかなと思います。
休み明けを苦にしない馬ですが半年ぶりのレースであると言うことと今までの西海岸と違い東海岸のNYへの遠征となるところの影響がどれだけ出るかだと思いますが、7割〜8割の先を見据えた仕上げでもここは勝ち切るのではないかと私は見ています。
去年のBCクラシックでバエザは撃破していますし、バニシングも今年のサウジカップで完勝していますので、正直この2頭との力関係はフォーエバーヤングの方が上だと思います。
あとは対戦歴のない、フィリアスフォッグくらいかなと思いますが、それでもこれまでの歴戦のパフォーマンスを考えると本馬を本命し視せざるを得ないと思います。
○フィリアスフォッグ
有力馬の中で唯一フォーエバーヤングと対戦歴がなく、まだ勝負付がすんでいない本馬を対抗とします。
条件戦を脱出するのにかなり時間を要していた1頭ですが直近の戦績は内容も良く、去年のジョッキークラブGCではサラトガ競馬場だったので参考程度ですが、3番手入線でした(ゲートを出た後の進路妨害で7着に降着となってしまいました)内容的には唯一前に行った馬で馬券内に残した形でしたし、着差的にもしぶとく粘っていた印象で、いい走りができていたと思います。
前走のサバーバンステークスは相性がいいローテですし、このレースはサラトガの2000m去年までのジョッキークラブGCと同じ舞台で行われているのですが、同レースと遜色のない時計で勝ち切っていて力量的にも十分このレースで勝ち負けできる水準にあるのではないかと思っています。
頭まではないかもしれませんが、馬券内に粘り込む可能性は十分あるのではないでしょうか?
また、各陣営後ろから行く馬はフォーエバーヤングを目標にマークしていくと思いますので、プレッシャーを受けずに道中運べれば思わぬ結果になることも…あるかもしれません
▲バエザ
去年の秋、ペンシルバニアダービーでマグニチュードを倒して勝利した本馬を3番手評価とします。
このレースでは最後の100mこそ少し詰められましたが抜け出して危なげない勝利という形で、強い競馬でした。
ケンタッキーダービーやベルモントSなどハイレベルな2000mG1でも3着に入り距離適正も示していますし、トップクラスの能力を持っている1頭だと思いますが、後ろから行く差し・追い込みタイプの馬なので展開に注文がつくタイプではあります。
フォーエバーヤングと直接対決は去年のBCクラシックに遡りますが、このレースでは6着と完敗しており、着差もついていたことからかなりの力量差があると私は考えています。
前走のホイットニーSはメンバーレベルが今回のレースより高かったと思いますし、その中で4着を確保しているところは評価できると思いますが、フォーエバーヤングに逆転するほどの材料が現状あるか?と言われると正直今回のレースではないのではないかと思います。
△チャンクオブゴールド
G1挑戦はケンタッキーダービーの1度のみでその時は9着に沈んでいますが、それ以降条件戦やG2~G3レースとはいえ馬券内を一度も外していない安定感と堅実性は魅力です。
特に3走前のクラークS(G2)では、単騎逃げの形だったのですが、勝ち馬のマグニチュードに3角あたりから絡まれてしまい、かなり早くスパートせねばならず息が入らない厳しい展開になった中でも、大敗せず直線最後の最後までくらいついて0.1秒差の差のない3着に入っており、着差以上に競馬の内容は強かったのではないかと思います。
マグニチュードはドバイWCでフォーエバーヤングを破った馬ですから、単純比較はできないものの、十分ここでも馬券内に入る可能性はあるのではないかと思いました。
ここまで1700mから1800mあたりで良績が出ているので距離延長に不安はあるものの、この馬がゴリゴリ目標にされて削られるレースには今回はならないと思いますので、3着以内に残る可能性は十分あるのではないでしょうか?
前走もサウジCで4着に入ったビショップスベイと差のない競馬をしており、十分このメンバーでも通用する能力を持っているのではないかと考えます。
⭐︎バニシング
スプリント路線〜2000mあたりを行ったり来たりしていて適性がなかなか定まらない印象のある本馬ですが、ゴドルフィンマイルを勝利しているあたりからも、ベストレンジはマイルくらいなのではないかと私は思っており、2000mとなる今回のレースはちょっと長い印象があります。
というのも実際今年のサウジカップで(1800m)はフォーエバーヤングに完敗していますし、その前にペガサスWCでも敗戦していますから、距離があるレースは向かない印象もありますし、フォーエバーヤングとの力関係も示されているような気がします。
距離レンジ的に伸びて良くなりそうな要素はフォーエバーヤングの方が大きいかなと思いますし、このメンバーであれば馬券内はあるかもしれませんが、頭はないのではないかと思い5番手評価としました。
印をつけなかった馬たち
スターズアンドストライプスは前走長距離レースを使ってみたあたり2000mへの絶対の自信はなさそうな印象をを受けておりメンバーが薄めとは言え2000mのG1レースでどうか?と言われると馬券内の可能性は低いのではないかと考えました。前々走の2000mだったサバーバンSでもフィリアスフォッグに2.9秒差をつけられて大敗していますから、力関係は示されているのではないかと思います。
レンダージャッジメントについてはブルーグラスS5着⇨ケンタッキーダービー17着と一線級では一枚足りない印象。前々走のG3も5着ですし条件戦では勝ち負けできるものの、G1で勝ち負けできる水準には現時点ではないのではないかと思います。









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