有馬記念レース分析

過去10年の有馬記念を分析します。

年齢別

3歳〔4-2-2-16〕

4歳〔2-5-1-36〕

5歳〔4-3-6-45〕

6歳以上〔0-0-1-33〕

3歳と5歳の好走が目立つ。6歳以上の馬は馬券に絡んだのが1度だけで難しい。

6歳以上→ラストドラフト、ボッケリーニ

脚質

逃げ〔1-0-1-9〕

先行〔4-2-2-27〕

差し〔3-6-4-48〕

追込〔2-3-3-46〕

先行・差しが有利であるが、逃げ・追込も馬券に絡む可能性は十分にある。

枠

1枠〔1-1-1-17〕

2枠〔1-2-0-17〕

3枠〔2-3-0-15〕

4枠〔2-0-2-16〕

5枠〔2-2-2-14〕

6枠〔1-1-1-17〕

7枠〔1-1-3-15〕

8枠〔0-0-1-19〕

有馬記念は枠順が結果に顕著に出るレースと言われていて、8枠は馬券に絡むことが難しい。

過去10年で一度だけ8枠から3着に絡んだシュヴァルグランはジャパンカップを前年に勝っている実力馬である。

今年8枠に入った2頭は、G1未勝利である為厳しいレースになる可能性大。

8枠→ブレークアップ、ディープボンド

人気

1番人気〔6-1-1-2〕

2番人気〔1-1-4-4〕

3番人気〔1-1-2-6〕

4番人気〔1-1-2-6〕

5番人気〔0-2-0-8〕

…..

圧倒的に1番人気の勝率が高い。

前走レース別

菊花賞〔3-1-2-7〕

ジャパンカップ〔2-2-5-47〕

天皇賞秋〔2-2-1-12〕

凱旋門賞〔1-1-2-3〕

アルゼンチン共和国杯〔1-0-0-5〕

菊花賞、ジャパンカップ、天皇賞秋組の連対が多い。

凱旋門賞組も、出走頭数は少ないものの馬券に絡んでおり連対率で見ると高い。

菊花賞→ボルドグフーシュ(2着)、ジャスティンパレス(3着)

ジャパンカップ→ヴェラアズール(1着)、ボッケリーニ(17着)

天皇賞秋→イクイノックス(1着)、ポタジェ(13着)

凱旋門賞→タイトルホルダー(11着)、ディープボンド(18着)

前走の着順別

1着〔5-3-3-27〕

2着〔1-1-1-8〕

3着〔2-1-1-15〕

4着〔2-0-2-8〕

5着以下〔0-5-3-68〕

前走5着以下だった馬の優勝はない。

→イズジョーノキセキ〔エリザベス女王杯10着〕

アリストテレス〔京都大賞典11着〕

エフフォーリア〔宝塚記念6着〕

ウインマイティー〔エリザベス女王杯16着〕

ラストドラフト〔アルゼンチン共和国杯5着〕

ポタジェ〔天皇賞秋13着〕

タイトルホルダー〔凱旋門賞11着〕

ボッケリーニ〔ジャパンカップ17着〕

ディープボンド〔凱旋門賞18着〕

と、ここまでのデータを分析すると、

・イクイノックス

・ヴェラアズール

・ジャスティンパレス

などが好走パターンに当てはまる。

買い目についてですが、今回わたくしこがらし、

有馬記念で10万円1点勝負します！

有馬記念で10万円勝負する理由

ずばり、年の締めくくりの大レースだから！(ホープフルと東京大賞典は置いておいて….)

昨年の有馬記念の売上は約490億円。2位のダービーが約250億円なので、有馬記念の売上の凄さが分かりますよね。

年に1度のお祭りに乗っかりたい！2022年の競馬の集大成として、普段はしない賭け方の単勝1点勝負！

こがらしの本命は…？

今回10万円単勝1点勝負をする馬は…

◎13タイトルホルダー

です！

知っている方もいらっしゃると思いますが、私の現役で1番推している馬です。

ぬいぐるみやグッズはもちろん、玄関にタイトルホルダーのポスターを飾っています。

もちろん人気をしているで単勝オッズは低いですが、関係ありません。この馬に全てを賭けます！

好きなこと以外にもこの馬を買う理由はあります。

宝塚記念での圧倒的な勝利

今年の上半期のグランプリを強い勝ち方で勝っています。宝塚記念までは中距離適性を心配されていましたが、そんな心配を他所に見事に勝ち切りました。

同年に宝塚記念と有馬記念の両グランプリをとった馬は過去に

クロノジェネシス(2020年)

リスグラシュー(2019年)

ドリームジャーニー(2009年)

ディープインパクト(2006年)

などがおり、錚々たるメンバーです。

この馬たちにタイトルホルダーが並んでもおかしくないと考えています。

日経賞の勝利

今回と同じ舞台、中山2500mで行われる日経賞を逃げ切り勝ちしています。

このレースはタイトルホルダーの怪我明け復帰レースであり天皇賞春の叩き。

それであの逃げ切りは強いレースでした。

阪神が強いと言われているタイトルホルダーですが、中山でも結果を出しているので信頼できます。

2着のボッケリーニと差がない勝利でしたが、怪我明け1戦目と叩きレースと考えれば納得がいきます。

追い切りの出来の良さ

1週前追い切りでは、栗田調教師曰く「不安なことは何もない。順調で言うことがないくらい。」

最終追い切りでも、しまい重点の追い切りで弾むような伸びと動き。

一点の曇りもない追い切りで締めくくっており、期待できます。

ここまでタイトルホルダーの買える理由を話してきましたが、不安点も無いわけではないです。

タイトルホルダーの不安点

凱旋門賞組の成績とレース疲れ

過去10年で凱旋門賞から直行した馬の成績を見ると、1着をとっているのは2013年のオルフェーヴルのみ。そのオルフェーヴルは凱旋門賞2着です。

実は凱旋門賞で大敗した馬はその年の有馬記念で勝利したことがありません。

タイトルホルダーは今年の凱旋門賞で11着。しかも序盤から先頭に立ってロンシャンのタフな馬場を走っていたので、疲れが残っていないか心配です。

サトノダイヤモンドのように、凱旋門賞から帰ってきて走らなくなる馬もいるので、走ってみないと分からない部分があります。

3歳馬の成長力と斤量差

今回有馬記念に出走する馬で怖いと思っている馬は、イクイノックス、ジャスティンパレス、ボルドグフーシュです。

3頭とも3歳馬で秋G1で確かに力をつけていることを見せつけました。

タイトルホルダーとは斤量差が2キロもあり大きなアドバンテージです。

特にイクイノックスは前走天皇賞秋で、パンサラッサの作る超ハイペースを差しきり勝ちしています。

スローペースになると確実に後続の末脚自慢の馬達に差されるので、ハイペースのスタミナ勝負にタイトルホルダーがどこまで持っていけるかが勝負のカギになります。

1年間横山和生騎手とタッグを組み、人馬一体となって走ってきているので、個人的にはこの騎手を信じています。

昨年の有馬記念5着

昨年このレースで5着であり不安の声があります。

しかし昨年の負けには理由が2つあり、今年はそれが克服できていると思っています。

1つ目は横山和生騎手のテン乗りです。

菊花賞までは横山武史騎手が乗っており、有馬記念から乗り替わり。

まだタイトルホルダーがどのくらい力があるかを完全に把握していなかったと思います。

しかしその後日経賞、天皇賞春、宝塚記念、そして凱旋門賞と和生騎手が継続して手綱を握っており、今では完全にお手馬です。

今のタイトルホルダーと和生騎手は去年とは違います。

2つ目は大外枠だったからです。

前述しましたが有馬記念の8枠は馬券に絡むことが難しい枠です。

そこから5着に入ったことは、ある意味凄いと思っています。

有馬記念、私の夢はタイトルホルダーがスタートからゴールまで先頭を譲らないことです！

不安点もありますが、タイトルホルダーを信じ単勝10万円1点勝負で馬券を買います！

当日現地に行くので、紙馬券を手に入れるつもりです。

その際に買った馬券の写真はTwitterで公開する予定なので、 @melo1224melo をフォローして見守ってください。(笑)

よいクリスマスと有馬記念を！

レギュラーライター：こがらし りな

フリーコスプレイヤーでウマ娘のコスプレなどを楽しんでいる。実は馬券ガチ勢で、中央・地方問わず週５で馬券を買う勝負師の一面も。サララボライターの中で最も馬券購入数が多いのではないかと言われている。2022年菊花賞では３連複やワイドを的中させ払い戻しは39万円だった。