今回は私が愛読しているパーフェクト種牡馬辞典を紹介させていただきます。
よろしくお願いします。
パーフェクト種牡馬辞典とは?
パーフェクト種牡馬辞典は、栗山求氏、望田潤氏が監修、競馬道Online編集部編による種牡馬の解説書です。
毎年、2023-2024年版というように情報が更新されて内容がアップデートされたものが発売されています。
AmazonなどのECサイトで購入する場合は、間違って古いバージョンを購入しないようにご注意ください。
値段は、書籍版/Kinde版ともに2970円となっています。
競馬関係の書籍の中では決して安い方ではありませんが、その価格に見合った充実した内容であると私は考えていて、昨年度版、今年度版と2年連続で購入し愛読しております。
私は一口馬主の募集馬検討時に種牡馬情報を調べるために活用していますが、競馬予想で馬券を買う人にも参考になる内容だと思いますし、POGで指名馬を選ぶ際にも参考になる内容だと思います。
内容は?
昨年のリーディング種牡馬について、馬券のねらい目や活躍配合などを順番に紹介するページや、新種牡馬について活躍配合を考察するページがメインコンテンツとなります。
種牡馬ごとに情報がまとまっていて、
・芝ダート適性
・5世代一口馬主クラブ募集価格
・種付け数や種付け料の推移
・牡馬牝馬別の1頭当たりの平均獲得賞金
・産駒の得意コース
などのデータが一覧で見られるようになっています。
種牡馬ページには種牡馬の立ち姿の写真も掲載されているため、募集馬の立ち姿の写真と見比べながら、父似の産駒であるか?という目線でも使うことができます。
活用方法
どちらかというと小説のように前から順番に読み進める読み物というよりは辞書的な利用方法となるかと思います。
気になる種牡馬、検討している種牡馬が出てきたときに、繰り返しそのページを開いて内容を確認するというイメージです。
特に私は栗山求氏のニックス、アンチニックスについて記している部分を募集馬検討時に参考にしていて、私の検討動画、記事でもたびたびこの本の内容を引用しております。
これはあまり褒められたことではありませんが、実は私は血統に全然詳しくありません。
完全にニワカです(笑)
サララボに記事を書いてくれているこもこもさんと比べたら、雲泥の差でしょう。彼は本当に詳しいです。
話がそれましたが、そんなニワカな私でもこの本を読んでそれを当てはめていけば“それっぽい”感じになります。
血統の本ではより本質に迫っていて難解な書籍もあるのですが、「呪文のようで読んでいたら寝てしまう」という方にもこの本はオススメです。
この血統要素が相性良くて、この血統要素が悪いと一目でわかるように記されているので、それを検討中の馬の5代血統や7代血統で探すだけでいいので、詳しい知識が不要なのです。
血統に詳しい人たちからしたら「なんと不真面目な奴なんだ」と怒られてしまいそうですが、現実的にはゴリゴリ勉強しようというより手っ取り早くツボだけ抑えたい、というニーズは多いでしょう。
ちなみに私は2年連続でKinde版を購入して愛読しています。
これには、理由がありまして書店で見ていただければわかるのですがパーフェクト種牡馬辞典の書籍版は、結構サイズが大きく重たいです(笑)
例えば競馬場に行った際に
「ちょっとこの種牡馬について調べたいな」
「この馬ってデータどんな感じだったっけ?」
となったときに、スマホにKinde版をダウンロードしておけばすぐに確認することができます。
学校の暗記ものと同じで、複数回調べてインプットすることで自分の記憶にも残りますからね。
持ち歩くには結構重たいですしかさばるので「家で一口馬主の検討用にしか絶対に使わないんだ!」という方や「俺は絶対に紙派だ!」という方以外は、Kinde版を私はオススメします。
私も小説など長時間読む場合は、画面を見続けると疲れるので紙の書籍派なのですが、この本の場合は長時間凝視する性質のものではないのでそこまで眼の疲労もないかなと思います。
これまで一口馬主の募集馬検討で種牡馬情報は勝ち上がり率くらいしか気にしていなかった、という方はこの本をゲットしていただければもうワンランク上の検討ができると思います。
No responses yet