今回は函館スプリントステークスの予想を発表したいと思います。
是非最後までご覧ください。
夏競馬は俺の季節!?
いよいよ夏競馬が始まります。
ここだけの話、私PONはGⅠよりも夏競馬の方が得意です(笑)
というのも、GⅠはどうしても強い馬が順当に勝ってしまう。
その反面、夏競馬やGⅡ、GⅢは強い馬が適性や緩い仕上げなどが原因により負けてしまうことが頻発するレースなので、穴党であるPONにとっては非常に好都合なのです。
昨年の夏競馬における重賞も
・ユニコーンS◎ペイシャエス(7番人気1着)
・七夕賞◎エヒト(6番人気1着)
などと、人気薄の馬を本命視し圧勝しました。
今年はそれ以上の圧勝をしたい。
ということで夏競馬1発目の重賞予想参りましょう!
1番人気想定ブトンドールの見解
ということで、人気馬を疑えるのであれば積極的に疑っていきたい。
今回の1番人気想定は3歳牝馬ブトンドールです。
前走桜花賞は0.6秒差の9着。
ビッグアーサー産駒、重賞勝ちも1200mなので、ベストは1200mだと思います。なので前走の桜花賞は400m適性距離とズレており、見直しが可能だと思います。
加えて今回は函館2歳S勝ち時と同舞台。このコースで好走している点は非常に強みです。
しかし、夏競馬1発目、いきなり1番人気に逆らえる大チャンスだと思っております。
というのも、阪神JF頃から競馬を途中でやめてしまう癖が散見されます。
これはただ距離が長いだけとも思えないです。
現にフィリーズレビュー、これは重賞2着の舞台であるのに、そして前が激流で後方にいたこの馬にとって展開が向いたはずなのに、思う程直線で伸びることができませんでした。
このことから、「ひょっとしてこの馬、まだ3歳馬だけどすでに牝馬特有の競馬に飽きている可能性があるんじゃないか?」と考えております。
なので、軸として買うには怖いと思い、今回はかなり軽視していけたらと思っております。
ただし3歳牝馬で賞金もそこまで持っていない為、52kgで出走できるので、完全に切ることはできないかな、とは思いました。
それではどの馬を本命にするか発表したいと思います。
印
◎ ヴァトレニ
○ リバーラ
▲ カルネアサーダ
☆ジュビリーヘッド
各馬評価
◎ ヴァトレニ
前走鞍馬Sでは9着と大敗。不良馬場に苦戦していた上、斤量59kgも響いたことが敗因だと思います。
ですが元々休み明けはそんなに走らない馬なので、この鞍馬Sは最初からここに向けての叩きのレースなのでは?と考えております。
洋芝は(4,0,1,0)と大得意のコース。ほぼ平坦で直線の短いコースでしか結果を残していない馬なので、近走の成績は無視して良く、全ては抜群の適性を誇るこの舞台への布石のようにすら感じます。
ただし、馬場が悪くなると若干不安です。良馬場以外だと(1,0,0,4)。唯一の勝利も稍重で、余程渋った場合は過度の信頼は危険かと思います。
しかし、天気予報が若干変わり、現在の予報だと土曜日函館は雨が降るものの、日曜日は曇り。馬場状態は稍重くらいになるのでは?と考えましたので、それならそこまで馬場で軽視する必要もないかと思い、◎としました。
○ リバーラ
前走Fレビューは前が激しくなったことも影響し12着に敗れてしまいました。
右前蹄を痛め桜花賞回避。しかし大事には至らずここに出走してきます。
この馬はクラシック(桜花賞)を目指していたものの、元々は1200mの馬です。重賞勝ちは1400mではあるものの、デビュー戦も初勝利となった未勝利戦も1200m。
また、メイケイエールのように真面目過ぎる馬のようで、前走のレース後石橋Jは「一気にトップスピードになってしまう馬である」とお話ししていたこともあり、そう言う意味でも1200mは合っていると思います。
3歳牝馬で賞金も高くなく、斤量52kgで出走できる点もプラスです。
本来なら本命でも良いくらいなのですが、このレースは先行激化が予想されます。テイエムトッキュウ、ジャスパークローネとハナを主張したい馬が他にいるので、番手でしっかり折り合えれば勝ち負けだと思いますが、そこに一抹の不安を感じた為ヴァトレニの方を上に取り○としました。
▲ カルネアサーダ
前走京葉Sでは4着。テイエムトッキュウに逃げ切りを許してしまいました。
今回は芝戻りということで、芝適性、もっと言うと洋芝適性が気になります。
しかし、テイエムトッキュウと違いこの馬は上級条件において芝でもダートでも結果を残している、言わば「二刀流」の馬です。
洋芝では条件戦時代に札幌1200mで勝利経験がある点もプラス。
これも本命候補でした。正直上位評価の3頭で優劣をつけるのが非常に難しかったです。
ただ、好走する時は基本的に2番手追走が叶った時であり、今回ハナ争いが熾烈な中で対応ができるか?が不安に感じ、▲までに留めました。
また、ダートとはいえ前走テイエムトッキュウには完敗している点も気になりますが、そこは適性の差で芝では逆転できるはずだと思っています。
☆ジュビリーヘッド
前走春雷Sでは0.7秒差の9着と大敗。重馬場が合わなかったことが敗因かと思います。
ただし、週末の函館も重馬場が予想される為、それに対応できるかは不安が残ります。
函館(0,3,0,0)、東京・中山・中京・阪神以外のコース(3,4,0,1)と、平坦コースをかなり得意としている馬です。
またこの馬は昨年の2着馬。1着はあの実績でハンデ50kgとチート級だったナムラクレアということで、昨年は実質勝ちみたいなものだと思います。
また、横山和生J→西村淳也Jへの乗り替わりはむしろ勝負気配の表れだと考えております。今年のリーディングは西村淳也Jの方が上位でありますし、例えば東京2400mや阪神2200mのようなコースであれば横山和生Jの方が信頼できるかもしれませんが、西村淳也Jは”ローカルの鬼”。函館1200mにおいてはこの乗り替わりは「鞍上強化」だと思っております。
このように買い材料が多くある馬ではありますが、前走が負けすぎである点が気になりますので☆までにさせていただきました。
予想のコンセプト
稍重馬場想定。函館SSはそんな簡単なレースではない。
比較的”ポテンシャル”よりも”適性”が問われるレースと感じた為、このコースへの適性を重視して予想した。
唯一適性未知数で重い印を打ったのはリバーラ。
函館1200m適性がある可能性が高い上に、ファンタジーSは内容の濃い勝ちレースだったと思う。
ブトンドールは、函館適性はありそうではあるものの、自分はブトンドールが最近競馬に飽きているように見えたので軽視した。
PON馬券塾 PON
Youtuber
競馬予想系YouTube「PON HORSE CLUB」を運営。
江分輪太の弟子。馬券は穴から。
極度の現地観戦主義者で、1年間で競馬場に72回行ったことも。
ヤクルトスワローズ・川崎フロンターレ・大相撲・お笑い芸人・酒を愛する男。
一口馬主はキャロット・シルクに入会中。代表馬はシルブロン・アンクロワなど
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