ゴルシ研究家M石土井の注目ゴールドシップ産駒~2023年6月17日(土)版~

M石土井
M石土井
皆さんこんにちは、ゴルシ産駒を研究しているM石土井です。
サララボに毎週連載で”今日の注目ゴルシ産駒”を掲載しています、よろしくお願いします。

函館4R 3歳未勝利 

アオラキ

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母は現代日本競馬ではかなり重めな血統構成。
サドラーズウェルズにヌレイエフで、いわゆるヌレサドクロスを持ち、そこに挟まれるようにフランス系瞬発力のダルシャーン、柔軟性切れ味のサーゲイロードが配されている。
更に牝系の奥は豪州由来らしくサーゲイロードやプリンスリーギフトなどの柔軟性スピード型血統も多く見られるものの、走法は掻き込むタイプでヌレサド的。

現状ではコーナーを掻き込んで捲くっていくのがベスト。
内枠が多いが鞍上のせいなのか操縦性の問題なのか、成績は良いものの窮屈なケイバをすることが多く、実績のある函館で騎乗経験のある池添騎手に戻るのは期待度が上がる。
2600mは問題ない。

前日の予想オッズは1番人気ながら5倍近くついているので、単勝勝負したい。

函館7R 3歳未勝利 

エンライトメント

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カヨウネンカの全弟で、姉譲りの善戦マン。
バックパサー的な足捌きで小回りが得意そうな印象を受けるが、こちらも下級条件なら主場でも能力で上位に来ている。(早く勝ち上がって…)

前走も新潟外回りで2着しており、内回りなら…と悔やんだ記憶。
(あとネモフィラとラフィネ…)

洋芝適正は2歳時に見せており、ここは勝負に行きたい。

5連続2着と4連続2着がおり、最強の善戦マンを決める戦いがここに始まる。(そんな称号はいらない)



東京8R 3歳以上1勝C

ネイチャーシップ

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ネイチャーシップ

正直に言うと、いままでネイチャーシップは軽視してきていました。
母父アルデバランがかなりスピードに勝ったアメリカっぽいミスプロだったので、相性が悪いと決めつけていました。

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アルデバランⅡ

実際は、相当好相性であると断言できる情報が揃いました。それはまたおいおい個別記事にしていく予定です。

さて、今回のレースについてですが、前走は適鞍が無かったのか2勝クラスに格上挑戦で、出遅れに積極的なマクリは良かったものの10着。

今回は自己条件に戻って東京2400mです。

そしてこの馬の本質は長くいい脚ではなく、ピッチ走法で掻き込んで捲くっていくスタイル。
東京2400mよりは内回りやローカルで捲くっていくのが良さそうに思うものの、対戦相手のレベルの問題でヌルっと伸びてダラッと流れ込むと上がり最速付近になってくる。
ただし、3ハロンでは最速でも2ハロン、1ハロンで速いわけではないので、捉えきるまでは行かない…といった印象。

今レースも東京向きな骨っぽい相手が数頭いるものの、全体のレベル感で言えば掲示板以上、馬券内まで見えるのでは。
ただ、キレる訳では無いので勝ち切るには相当に難しそうな印象。

人気なりな決着になりそうなので、馬券的な妙味は薄い。


M石土井

ゴルシ産駒研究者

一口馬主を京都サラブレッド、YGG、広尾、DMM、ノルマンディーなどで楽しんでいる、ゴルシ産駒研究者。noteにてゴルシ産駒にまつわる投稿を行っている。血統分析に重きを置くスタイルで、代表出資馬はドライスタウトやグランベルナデット。ゴールドシップ産駒ではオルノアやブルーローズシップなどに出資している。


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