
今回はモアナことモーションアネーションの2度目の模擬レースについて記事にしていきます。
よろしくお願いします。
モーションアネーションとは?
モーションアネーションことモアナはJJ Racing Club立ち上げから初めてメンバーの皆さんと挑んだセリで落札したタガロア産駒の牝馬です。
タガロアはロードカナロア産駒のオーストラリアの種牡馬で、モアナが初年度産駒になります。
タガロア産駒はセカンドシーズンリーディングサイアーランキングでは8位となっており、徐々にエンジンがかかってきた感じがあります。
モアナは現在明け3歳で、晩成傾向が見られたことや中距離馬として育てていた都合もあり、未デビュー馬でしたが、前回3歳2ヶ月のタイミングで初のトライアルレースへと向かうことになりました。
結果的には前回の記事でお伝えしたとおり、着順的には最下位。スタートで大きく出遅れてしまう若さを見せた走りになってしまいました。
今回はスタートの練習を行なって望んだ2度目のトライアル、追走は問題なかったので大丈夫だろうと思いつつ、どこまでスタートが改善しているか一抹の不安もありました。
レース結果は?
モアナは地元バラナ競馬場で行われた1000mのトライアルレースに出走しました。
トライアル映像を見ると、スタートからしばらく、モアナがどこにいるかわからない状態がしばらく続きました。
まず後ろの方を見て出遅れていないか確認したのですが、サロン勝負服の黒字に白いバッテンは見当たりません。
前に目を映すと、他の馬と重なっていて見えにくかったのですが、前の集団を交わしてハナを切るモアナの姿を発見しました。”いや、こんな前にいるの!?”とかなり驚きましたね。
その後は逃げる形で回ってきて、直線では後続の馬に抜かされてしまいましたが、5番手で馬体をあわせてきた馬には抜かされずに4番手でフィニッシュとなりました。
もう少しピリッと最後まで走って欲しい部分はありつつも、1回目のトライアルと比べると、走りは格段に良くなっていましたのでかなりホッとしましたね。
今後について
今後については陣営側と協議して、もう一度トライアルを使うか、レースに向かうか、放牧に出すか考えたいと思います。
トライアルの日は馬場が硬く、凱旋門賞と交換してあげたくなるほどでしたので、硬い馬場で走った反動がないかはよく見極めてもらおうと思っています。
ただ、レースを大きく手繰り寄せる1戦だったと思います、もう少し距離が伸びて良くなる馬だと思っていますが、最低限の能力はありそうだなと感じました。
オーストラリア競馬において先行力は日本以上に大事で、これが板についてこれば強力な武器となります。
このスタートが続けられるようになってくれたらと思いますね。
引き続き怪我なく頑張って欲しいです、頑張れモアナ!

現役地方&海外馬主・競馬ライター
登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。
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