今回は香港マイル2025予想記事を投稿していきます、よろしくお願いいたします。
当日はジェイのG1馬主への道!で同時視聴配信も行います、ぜひ遊びにきてください。
香港マイル概要
シャティン競馬場1600mで行われる香港マイル。
アップダウンがなだらかでフラットコースに近いシャティン競馬場で行われますので、スピード能力が問われます。
洋芝ではありますが、勝ち時計は1分33秒~34秒前後と海外レースとしては時計は速いですね。
日本とは、計測方法が異なるため単純比較はできませんが欧州や中東の時計とは比べることができます。
欧州勢はこのくらいの走破時計を持っているかどうかが1つ尺度になりそうです。
穴を狙うなら、欧州のマイラーというよりは欧州のスプリンターでこの舞台でマイルを試してくるタイプか、中東などのフラットな馬場で結果を出している馬を狙いたいですね。
前の馬も残しますし、後ろからも届くレースが多いので、脚質によるバイアスはそこまでないのではないかと思います。
馬齢的には3歳馬が苦戦傾向、4歳馬以降の方が馬券内率も勝率も高いです。
香港マイルは香港スプリントに並び、オセアニア州で生産された馬が多い地元香港勢の成績が優秀なレースです。
過去10年で日本馬は2勝。モーリスとアドマイヤマーズが勝利していますが、それ以外の8年はすべて地元香港馬の優勝となっています。
歴史的に振り返ってもG1昇格となった2001年以降海外勢が勝利したのは6回のみであとはすべて香港馬が勝利していますので、香港馬を優勢に考えるべきレースだと思います。
欧州勢は苦戦傾向で、香港勢を中心に、次点で日本馬と考えるのがベターかもしれません。
枠の有利不利はあまりなく、まんべんなく馬券内に来ているため過度に気にしなくてもよいと思います。
ローテ的には地元香港ジョッキークラブマイル組が圧倒的に優秀で、これ以外の路線から転戦の地元馬は割引が必要かと思います。
日本のレースではマイルCS組が最も馬券内率が優秀です。
過去レース
2024年
先行策から早めに抜け出したヴォイッジバブルが勝利。2着には日本馬ソウルラッシュが入りました。
ソウルラッシュは一番後ろから直線で追い込んできた形なので、勝ち馬は前、2着馬は後ろからと前後ろは比較的フラットで力のある馬が勝つ印象でした。
2023年
中団6~7番目外目追走したゴールデンシックスティ直線別次元の末脚で弾けて快勝したレースでした。
2着のヴォイッジバブルは5番手あたりとゴールデンシックスティより1列前で競馬をし、内を割って伸びてきましたが2着まで。
後方待機から直線外目で末脚にかけたナミュールが3着に入っているところを見ると、中団~後ろのポジションが有利だったように思います。
2022年
1~2番手でレースを進めたカリフォルニアスパングルが押し切って金星をあげたレースでした。
2着のゴールデンシックスティは、4~5番手追走から直線押し上げましたが、捉えきれず。絶好調の時と比べると、やや反応が鈍かったような気がします。
このレースは中団からも届きましたし、前も残ったので比較的フラット~やや前残りな馬場だったかなと思います。
2021年
後方~中団で競馬をしたゴールデンシックスティとモアザンディスが連対するレースでした。
3着には道中早めから先頭に立ち逃げのような形になったグローリーヴェイズが入りました。
前も残りましたが、後ろからも届く馬場で比較的フラットな印象です。
印一覧
◎ヴォイッジバブル
○ギャラクシーパッチ
▲ソウルラッシュ
△サンライトパワー
△マイウィッシュ
☆エンブロイダリー
☆ザライオンインウィンター
注レッドライオン
注目馬評価
◎ヴォイッジバブル
前年優勝馬、ヴォイッジバブルを今年も本命とします。去年の勝ちっぷりもさることながら、今年も状態は決して悪くないと私は思っています。
前走ジョッキークラブカップではロマンチックウォリアーには惜敗したものの、逃げてしっかり粘り2着を確保。このワンツーが他の出走馬よりもハンデで2kg重い斤量の中でこの結果なので、いい内容だと言えると思います。
大敗しているシャティントロフィー(G2)は半年ぶりの実戦だったので、調整的な役割だったと思いますし、秋冬シーズン3戦目ということでここを狙って調整しているローテーションも好感が持てます。
今年のメンバーであればやはりこの馬が最上位なのではないかと思います。
○ギャラクシーパッチ
対抗評価は攻めの姿勢でギャラクシーパッチに打っていこうと思います。
この馬は今年1月の香港スチュワーズカップでヴォイッジバブルの2馬身差2着(この時の3着はレッドライオン)にきていた実績もあります。ただ香港チャンピオンズマイルや去年の香港マイルでは後一歩馬券内には届かず…というレースが続いていました。
ただ、特筆すべき点というか、僕が高く評価できるなと思ったのは前走の前哨戦、ジョッキークラブマイルです。
インの後方待機でうまくラチ沿いの進路が開いた感じもありましたが、それにしても外が伸びている馬場の中で1頭だけ最内から伸びて勝利したところにこの馬の強さを感じました。
また、このレースの勝ち時計が優秀で1:32:88でまとめています。この時計は去年の勝ち馬ヴォイッジバブルが同レースで記録した時計と同じで、その時計比較からも本馬もこのレースを勝ち負けできるレベルにあるのではないかと考えています。
馬場的には外伸びに見えましたが距離ロスがある中で2着に追い込んできたサンライトパワーも今回人気薄になると思いますがしっかり拾っておきたいなと思いました。
▲ソウルラッシュ
去年の僅差の2着馬ソウルラッシュを3番手とします。
その後もドバイターフでロマンチックウォリアーを下して勝利するという偉業を成し遂げました。
ただ、この時ロマンチックウォリアーはサウジからの転戦でコンディションが抜群だったとはいえず、勝利は素晴らしいことだと思いますが、100%のロマンチックウォリアーを倒したとは馬券予想的な意味ではいえないかなと思っています。
去年香港マイルに遠征した時と同じ富士S⇨マイルCSからのローテーションで向かいますので、ローテ的にはバッチリかなと思います。
ただ、戦績は去年より今年の方が悪いです、去年より若干衰えがあるのかな?という気もするので3番手評価に留めました。
とはいいつつも、マイルCSは6着ながら着差はそこまで大きくありませんし、うまく進路がひらけば十分勝機はあると思います。
△サンライトパワー
人気薄からサンライトパワーをピックしたいと思います。
前走はジョッキークラブマイルでギャラクシーパッチの2着、勝ち時計が優秀でしたしこの馬も時計勝負は十分できると思います。
今年4月の香港チャンピオンズマイルではインからぬるっと現れて3着に入っており、勝ち切れてはいないものの相手なりにしっかり走れているので今回も馬券内の可能性は十分あるのではないかと思いました。手応え的にはもう少し仕掛けが早かったら頭まであったんじゃないか?と思うほどでしたね。
ちなみにこの香港チャンピオンズマイルはレッドライオンが1番人気を被っていたヴォイッジバブルに勝利し大波乱となりました。
一発を狙うならこの馬は非常に面白いと思います。
△マイウィッシュ
香港の4歳3冠競走で2着2回、クラシックマイルでは勝利という馬です。
リステッド扱いですが香港の4歳3冠競走はかなりハイレベルなので、この戦績は素直に評価するべきだと思っています。
香港チャンピオンズマイルでも4着に入っていますので、G1クラスでも勝負はできる1頭だと思います。
日本プールでどれだけ人気するか…ですが中穴くらいで買えると嬉しい1頭ですね。10倍を切るオッズだとちょっと…という感じです。
☆ザライオンインウィンター
本来スプリントほどではないとはいえ、マイルも香港馬を優勢に考えるべきではあるのですが、欧州馬の中でもこの馬はかなりフラットコースや高速馬場適性があると見て、印をまわしてみました。
欧州の中でもアスコットなどの戦績はあまり香港では当てにならないと思っていますが、この馬は前走BCマイルで3着に入っているのは評価できると思います。
アメリカ競馬の芝は香港にフラットでありスピードが速いことなど類似点が多く、この舞台で活躍できたとなれば香港の馬場にもフィットする可能性があると思います。
とはいえ、マイル以下は基本香港勢が強いので、このくらいの評価に留めておくのが良いかなと思いました。
☆エンブロイダリー
日本での桜花賞・秋華賞勝利という素晴らしい実績を提げての参戦ではありますが、牝馬の勝利歴が1度しかないことや3歳馬の戦績も古馬と比べると芳しくなく、初の海外遠征ですし色々アンチデータもあるなと思い、思い切ってこの評価にしてみました。
ただ、本馬の父アドマイヤマーズは香港で輝いた馬ですし、3歳牝馬であることのハンデを乗り越えられたら一発がある可能性もあるとは思います。
注レッドライオン
香港チャンピオンズマイルで大波乱を巻き起こした1頭です。
それ以降の戦績は…な感じになっていますが、この馬は走る時は突然覚醒します。
香港マイルは去年9着と振いませんでしたが、、、この馬が覚醒する時は大体G1の大舞台なので、本当にいつ確変モードに入るかわからないので、とりあえず相手に入れておきたいなと思っています。
私は2度この馬で大穴馬券を当てているので、馬券発売がある時は信じ続けたいと思います。





No responses yet