今回はちょっとマイナー?な競馬好きにオススメのメルボルンの観光地を5ヶ所紹介します。
オーストラリア馬主の方で共有馬のレースを観に行く!という方に、ついでにこんなところもどうですか?という記事になります。
なので、今回競馬場はありません。あそこは観光スポットじゃなくて、勝負の場ですから。
Living Legends(引退馬牧場)
メルボルンの空港からタクシー(Uber)で10分ほどの場所にある引退馬がいる牧場です。
トランジットの時間がある時に、フラッと訪れるのもいいと思います。
私はメルボルン市街地から向かいましたので、エアポートシャトルでSouthern Cross Stationから空港に向かい、空港でUberを手配しました。
牧場は広大な土地に、1つ1つ広めに放牧地が牧柵で設けられていて、1つの牧柵に概ね2~4頭が放牧されています。
かなり土地が広いので歩いてしっかり回ると、1時間ほどかかりました。
牧場の見学は無料でできます。
見かけた馬で特に私がおっ!と思ったのは香港で活躍したビューティージェネレーションやメルボルンカップ覇者のトワイライトペイメントあたりでしょうか?
同じ牧柵の中に複数頭、それこそ見た目が結構似ている馬がいたりするので、掲示はあるのですがどっちがどっちかわからなくなることもしばしばあり、流星や脚元の色を検索してそこで個体識別をしたりしましたね(笑)
午前10時~午後3時半までは牧場にあるカフェがオープンしていて、コーヒーや軽食を楽しむこともできます。
私はちょうど午前10時に訪問しましたが、まだカフェが開いていませんでしたので(オージーあるある)先に牧場を見学。1時間ほどして戻ってくると、カフェがオープンしていたので軽食とラテをいただきました。
とてものどかなところで、造園されたバラを見ながらいただくラテは絶品。
天気が良かったので外のテーブルでコーヒーを飲んでいる人も多くいました。
また、このエリアはおまけ?として野生のカンガルーがたくさんいます。
私は今回のオーストラリア滞在で、訪問時にはカンガルーを目にしておらず(セリで馬ばかり見ていたので)最初は引退馬そっちのけで野生のカンガルーを探していました。
事前情報ではその辺にたくさんいると聞いていたのですが、思ったよりカンガルー探しに苦戦。
あたりを見回しながら歩き回ったところ、何頭かのカンガルーの群れに遭遇することができました。
カンガルーの親子にも遭遇し、その跳躍力の高さに驚きました。
一度にカンガルーと引退馬、両方楽しめるのはまさに一石二鳥といったところでしょうか?
空港滑走路が近いので、飛行機が離着陸する様子も牧場から見ることができます。
飛行機がお好きな方なら一石三鳥かもしれませんね(笑)
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TAB
メルボルンに限った話ではありませんが、オーストラリアの街中にはいたるところにTABがあります。
これは日本でいうところの場外馬券場。
BARと一体化しているのが一般的で、スポーツバーの色合いが濃いところもあれば、完全に日本のWinsのように場外馬券販売に特化しているようなTABもあります。
メルボルンの中心地であるSouthern Cross Stationの近くにもTABが数多くありますので、気になるところにフラッと入ってみるのもいいと思います。
競馬だけではなく、ドッグレースによる賭博や、発売があるのかしっかり確認はしておりませんが、ラグビーの試合やクリケットの試合など様々なスポーツ中継が画面に映し出されていました。
競馬やギャンブルがオーストラリアの国民に広く根付いていることをこのTABの多さからも感じることができますね。
TABはシドニー・アデレード・メルボルンで入ってみました。
すべて緑色の看板が目印になります。
Rare Steakhouse Downtown
何を隠そう、RSSの川上さんと森さん、RSS共有馬主の方と4人で行ったメルボルンの中心地、King Stにあるステーキレストランです。
シックな白と黒の看板に、Rマークが目印です。
Southern Cross Stationから散歩しながら徒歩で向かうことも可能な距離感で、アクセス性は非常に良いお店です。
メルボルン在住の川上代表(Rising Sun Syndicate)は、このお店が好きで常連だとか。
日本でも馬券が当たった時や、愛馬が勝った時のお祝いにステーキを食べる人は多いのではないでしょうか?
ここでは良質なアンガス牛の他、カンガルーのステーキ肉やラム肉などもありました。
私は挑戦しませんでしたが、バララット在住のRSS森さん曰く、カンガルーステーキはジャーキーよりも幾分食べやすくおいしいそうです。
私がいただいたのは、赤身肉のステーキ(200g)オーストラリアのステーキは赤身肉も柔らかくておいしいと聞き、こちらを注文しました。
食べてびっくり、本当に柔らかくておいしい。
あっという間に平らげてしまい、少し控えめの200gにしたことを後悔したほどです(笑)
また、ステーキハウスではありますが、生牡蠣もおいしいです。
オーストラリアのカキは本当に美味でして、1週間の滞在中に口にしなかった日のほうが少ないくらいでした。
日本のカキよりサイズは小粒なのですが、その分旨味が凝縮されていて、さっとレモンだけかけて食べると本当においしいです。
川上さん曰く、オーストラリアのフレッシュなカキは、おなか壊さないんだとか。
滞在中に愛馬が勝利したときは少しお値段は張りますが、こちらのステーキとオイスターで勝利の晩餐を楽しむのもいいと思います。
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St Paul’s Cathedral(セント・ポール大聖堂)
競馬とは、どれだけ死力を尽くして予想や応援をしても最後は時の運、勝利の女神が微笑むかにかかっていると思います。
そんな勝利の女神を引き寄せるためにもぜひ訪れたいのが、このセント・ポール大聖堂。
私も愛馬の活躍を祈ってきました。
メルボルン市街地にあり、すぐそばに路面電車の停車駅もあるためアクセス性も良いところも旅行者には嬉しいポイントです。
すぐ向かいには、外観の美しさから写真を撮る人が多いFlinders Street Stationがあります。
ここはメルボルンの象徴的なフォトスポットの1つですので、大聖堂を訪れた際にはぜひこちらもチェックしていただきたいと思います。
入場は無料で、筆者が見学に行った時は讃美歌の練習が行われており、席に座ってしばらく大聖堂内に響く美しい讃美歌に聴き入っておりました。
それにしてもメルボルン市街地はどこを切り取っても絵になる街並みで散歩していても飽きませんね。
↑海外留学を考えている方、必読の一冊
Yarra River(ヤラ川)
最後に紹介するのが、メルボルン市街地の中心部を流れるYarra Riverです。
先程紹介したセント・ポール大聖堂はこのYarra Riverのすぐ近く(川の北側)に位置しています。
特におすすめは夜。
メルボルンの夜景を見ながら川沿いの遊歩道を散歩するだけでもおしゃれな気分になれます。
また、川沿いにはいくつかリバーサイドバーがあり、こちらも開放的でとてもいい雰囲気でした。
バーはお店によってはIDチェックが必要です。
日本の場合見るからに大人であればIDチェックはそこまで厳格ではないことも多いかと思いますが、お店に入る時に全員IDを提示しないと入れないようなお店もありました。
心配な方はパスポートを携帯しておくと安心だと思います。
私が訪れた写真のバーは、IDチェックは不要でした。
また、今回私は訪れませんでしたが、この川沿いにはCrown Entertainment ComplexというIR施設があります。
5つ星の高級ホテルであるCrown Towers Melbourneや、系列でリーズナブルなお値段で宿泊が可能なCrown Metropol Melbourneなどの宿泊施設の他、Crown Casinoというギャンブラー達の血が沸る場所があります。
↑Crown Towers Melbourne客室 JTBHPより
カジノはCrown Towers Melbourne内に設置されていて、入り口ではIDチェックが必要です。
HPや口コミ情報によると、バカラ、ブラックジャック、ルーレット、スロットなど一通り一般的なカジノは楽しめるようです。
「南半球最大のカジノだ、カジノはとても広い」などという書き込みも確認できました。
テーブルゲームのミニマムベットは5~10ドル程度と低めのレートに設定されているところもあるようで”観光のついでに少し遊んでいきたい”という需要も満たしてくれそうですね。
オーストラリアはカジノが合法なので、安心して遊ぶことができます。
まとめ
いかがでしたか?メルボルン市街地は路面電車を使えば旅行者でも容易に移動ができますし、中心部に多くの観光地がありますので、2〜3日の滞在でも色々回る体力があればかなり多くの観光スポットを訪れることができると思います。
今回紹介したスポットは、最後のカジノ以外は全て筆者が足を運び自分で撮影した写真を掲載していますが、実質メルボルン観光に使ったのは1日半ほどです。
それでも、もちろん今回紹介した以外にもいろいろなスポットを巡ることができましたので、非常に観光しやすい都市だと感じました。
読者の皆さんのオーストラリア旅行の一助にこの記事がなればいいなと思います、最後まで読んでいただきありがとうございました。
現役地方&海外馬主・競馬ライター
登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。
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