【BCマイル2025】海外馬主がガチ予想!アルジーヌの勝算と有力海外馬は?byジェイ ~JRA馬券発売あり~

ジェイ
ジェイ
どうも、ジェイです。
今回は日本時間11月3日午前8時45分発走予定のブリーダーズカップマイル2024予想記事を掲載していきます。
当日は同時視聴配信も行う予定です、よろしくお願いいたします。

ブリーダーズカップマイル概要

ダートコースの内側に芝コースがあるレイアウトもあり、小回り適性が求められる舞台です。
高低差は少なめのフラットコースでスピードも速いので日本馬向きですね。
デルマー競馬場で行われた2024年のBCマイルはテンハッピーローズ4着、ジオグリフ5着。馬券内には届いていませんが掲示板は確保しており日本馬は力を発揮しやすい舞台だと思います。

BCマイルがデルマー競馬場で行われた過去3回の傾向を見ていると、前残りの傾向が強く、前目のポジションを取れる馬が有利な印象を受けます。そもそも、デルマー競馬場の芝コースは小回りで直線が短いのでそうなるのは宿命と言えるかもしれません。
アメリカはやはりダートの方が盛んなので、芝レースとなるとワンランク落ちる印象があります。

過去の傾向を見ていても、イギリスからの遠征馬が馬券内率は最も優秀になっています。日本馬は過去3度挑戦していますが、馬券内に来たことはありません。
開催が毎回違うのでどこまであてになるか…というところではありますが、過去10年のローテ的には

・クールモアターフマイル(米・G1)
・ファーストレディステークス(米・G1)
・ウッドバインマイル(加・G1)
・クイーンエリザベス2世ステークス(英・G1)
組が優秀です。

ちなみに性別別にみると、海外の国際G1ではしばしば牝馬優勢になることがあるのですが、このレースにおいては牡馬優勢でしたので、牝馬だからと言って過度に評価を上げなくてもいいのかなという気がします。

枠的には真ん中あたりの4~6番ゲートの勝率・複勝率が優秀。

アイルランド馬は苦戦傾向ですが地元アメリカ馬がかつては強く、最近は2021年から2023年にかけてイギリスのC.アップルビー調教師が3連覇を果たすなど、イギリス馬やアップルビー厩舎の存在感は高まっています。

小回り適性があり、先行力がある高速馬場での実績馬を優先的に選んでいくのがよさそうですね。

過去傾向

2024年 1:32:65

2着馬ヨハネスは真ん中あたり、3着馬ノータブルスピーチは後ろからの競馬。勝ち馬のモアザンルックスは一番後ろからの競馬で大外一気で掻っ攫って行きました。この年のレースは後ろからの差しが決まった印象でした。

2021年 1:34:01

逃げたスムーズライクストレイトが2着。3番手追走のスペースブルームが勝利する内枠先行馬有利な展開でした。

3着には中団外目から4角で捲り気味にポジションを上げ外目で末脚を伸ばしたアイヴァーが入りましたので、全く後ろからでは勝負にならないというレースではありませんでしたが、前有利の印象を受けました。

2017年 1:34:55

4番手~5番手と先行したワールドアプルーバルが勝利。

同じくらいのポジションにいたランカスターボンバーが2着とこの年も前目有利の決着でした。

◎ノータブルスピーチ

○ヨハネス

▲サーラン

▲レトリカル

△キラート

△アルジーヌ

☆ザライオンインウィンター

☆フォーミダブルマン

注プログラムトレーディング

各馬評価

◎ノータブルスピーチ

正直、今年混戦で難しいです(笑)

本命は馬券内への信頼感が高いという意味でノータブルスピーチです。頭かは分かりませんが3着以内に来る確率は結構高いのではないかと思っています。

この馬は去年の3着馬。

かつて3連勝していたアップルビー厩舎所属馬で、去年勝てなかったのにわざわざ今年も遠征してきているというところで、去年の3着という結果を踏まえても勝負できると思ってのぞんでいるのだろうと思います。特に去年との違いでいうと、パリロンシャンの重馬場で走ってからこのレースに向かっていたのに対し、今年は先に北米エリアに入っており、カナダのウッドパインMを使って(勝利)ここに向かってくるということで体調面は去年より良いのではないかと思います。

今年の5〜7月は正直調子句を崩していたと思いますが、直近のウッドパインMとジャックルマロワ賞では息を吹き返しているような印象をうけます。

特にアタマ差2着だったジャックルマロワ賞は生で見ていましたがものすごい末脚で、あと少しで勝ち馬を飲み込めるほどの勢いがありました。

父はスピード豊かなDubawiですし、あの末脚が再び炸裂すれば今年はこの馬の勝利が見えてくるのではないかと思います。

○ヨハネス

去年のBCマイル2着馬の地元アメリカ馬です。

Cアップルビー厩舎が去年取りこぼしたのにわざわざもう一度挑戦してきたということでノータブルスピーチとどちらを最上位にするか迷いました。正直去年の着差はほぼありませんでしたからね。

この馬を評価したのはポジションを取れる馬だからというところです。

去年のBCマイルは珍しく、かなり後ろからの差しが決まる展開になっており前の馬には苦しい展開でした。ヨハネスは中団あたりで馬券内に入った馬の中では最も前のポジションで競馬をしていました。

BCマイルのあとの勝利しているG2レースのいずれでも道中5番手以内から4角ではポジションを押し上げるような動き方をしており、デルマーで再びいい結果を出しそうな脚質です。

人気的にもそこまで被りそうな感じではないですし、去年の2着馬を2桁オッズで買える可能性があるのであれば、期待値的には美味しいと思います。芝のアメリカ馬は…という印象があるかもしれませんが、このレースは3着以内の割合が欧州勢とアメリカ勢半々くらいの統計値なので、アメリカ馬だからといって過度に割り引く必要はないと思います。

▲サーラン

ムーランドロンシャン賞の勝ち馬サーランを3番手とします。

このレースでは中団前目からしぶとく伸びてきてロザリオン、ザライオンインウィンター、アンリマティスなどハイレベルなメンバーを抑えて勝利している点が非常に評価できると思います。

やや重馬場ではありましたが、時計的にもなかなか優秀でしたし、この走りを見てデルマーでも活躍できる可能性があるのではないかと思いました。

もちろん、フラットコースのスピード能力があるか未知数な部分はあるのですが、芝マイルの欧州勢の中ではトップレベルの1頭に肩を並べている状態だと思いますので、この馬がどこまで通用するかは非常に興味があるところです。

▲レトリカル

底を見せていない4歳馬です。

評価しているのは前走のクールモアターフマイル。このレースはローテ的にも非常に相性が良く、かつ今年のレースは時計的にも優秀だったのでその勝ち馬はぜひ高く評価をしておきたいところです。

近3年で勝ち時計は最も早く、この馬は前目4番手から競馬をしてポジションを押し上げていき勝ち切っていて、この舞台での活躍脚質とも合致します。

キーンランド競馬場で行われているレースで同じ競馬場ではないため単純比較はできませんがスピード能力は足りているような印象を受けますね。

△キラート

サセックスSの勝ち馬でこの時ロザリオンに勝利しており、本馬もガチっと噛み合えば欧州マイル最強クラスの火力があると思っていて人気薄の中ではかなり面白い存在ではないか?と見ています。

この時は2番手から早めに抜け出して勝利という形で、この舞台でも活躍できそうな脚質でした。

また、それ以降の2戦で着順が悪く人気を下げていますが、シティオブヨークSはレースレベルが非常に高かったことに加えて、着順は悪いですが着差は0.4秒差とそこまで離されておらず、着順から受ける印象ほど悪いレースではありませんでした。

前走は重馬場だからと考えたら、過度に心配しなくてもいいと思いますしこれも0.6秒差なので大負けしているわけではないですからね。

一発あってもおかしくないと思いますしおそらく日本オッズでは人気にならないと思うので、、、激走に期待しています。

△アルジーヌ

デットーリ騎手の引退します宣言ほど信用できないものはないですが、今回こそ本当に引退するのでしょうか?そうであれば、このアルジーヌに乗るBCマイルが最後の騎乗になる可能性があります。

ラストライドとなれば、相当気合を入れて騎乗してくるはずです。

G1勝利歴はありませんが日本のマイラーたちのレベルも高いですしヴィクトリアマイルでアスコリピチェーノと差のない4着に入ったことからも、一線級と張り合う力はあると評価できると思います。

欧州遠征と比べると圧倒的にアメリカ遠征の方が芝でも能力は発揮しやすいと思いますので、ここは4番手あたりで抑えておきたいです。

相手関係的に見るとかなり混戦模様で、最有力とまでは言えないかなと思うものの、絶対にこの馬には勝てないというような馬は僕はいないと思っているので、うまくハマれば頭まであると思っています。

というか、ちょっとそれを見たい気持ちもあります、クラブ馬だからというのももちろんありますが、やはり引退レース(多分)ですからね。

それにしてもロードが中内田厩舎など、いい厩舎に預ける馬はしっかり走っている馬が多いような印象を受けます。やはりクラブの目利きは相当なものだと思います。

☆ザライオンインウィンター

アスコットのQE2世Sでの2着もさることながら、評価しているのはその前のムーランドロンシャン賞の差のない3着です。

そこそこ時計が早い競馬でも、タフな競馬でも安定して成績を残せるのはすごいと思いますが、この馬はどちらかというと重馬場であったり、アスコットのような時計がかかるタフな競馬場の方がいいタイプなのかな?と思うところもあり、アメリカの硬くてスピードが必要な馬場がベストなのか?と考えるとそうでもないのかなと思ったりしています。

父もシーザスターズと欧州的スタミナが豊富な血統でスピード血統という感じでもないですし…こういう馬がポンとアメリカで走ってしまうこともあるのですが人気ほどの信頼感はないかな?という印象もあります。

☆フォーミダブルマン

地元デルマーで6戦6勝と舞台適性がバッチリの中穴馬です。

西海岸の競馬場では抜群の安定感を誇りますし、3〜5番手あたりと前目から押し切る競馬が得意ということでこの舞台で求めて行きたい脚質にもばっちり合致します。まあだからこそデルマーを得意としているのだと思いますけどね。

これまで戦ってきた相手関係的に見るとここで一気に強化される形となり、このメンバーで通用するのかが未知数ではありますが、地の利を生かして地元馬の激走に期待したいところです。

相手や紐で抑えておくには面白い1頭だと思います。

注プログラムトレーディング

この馬は時計が良かったと前述したクールモアターフマイルにおいて、レトリカルの0.1秒差の2着と僅差であったため、印を回しておきました。距離は1800mなので全く同じ舞台ではないですがデルマー競馬場で行われたハリウッドダービーの勝利歴もあり、中穴馬としては面白いと思います。


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

運営チャンネル累計登録者数1万人超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。一口馬主は、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。神奈川県馬主協会会員。オーストラリアは中條調教師のJAPANOZと川上代表のRSSで複数馬を共有中。代表馬はトゥルーフェアリー、リッチシャンパン、ロードヴァレンチ、レクスノヴァス等。

—最近の私–

SONY ワイヤレススピーカー

Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。


~大人気競馬グッズのご紹介~

あの名馬たちがBIGぬいぐるみになって登場!愛車に乗せたり、部屋に飾ったり、使い方たくさん!最近はUFOキャッチャーの景品として販売されたりお金がかかるけど、直接買ったほうが安くて確実かも?!

No responses yet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

最新の投稿