
私も会員であるキャロットクラブ2025年募集の全頭分析記事です。
見解は全てジェイの私見であり、結果を保証するものではありません。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1ATCオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)リッチシャンパン(豪4勝)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)ハッピーゲート(大井2勝)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)マックアルイーン(3勝C)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)レクスノヴァス(3勝C)などです。3歳世代と4歳世代共に出資馬勝ち上がり率は70%越えをキープしています。
61エレガンテレイナの24
モーリス産駒牡馬の勝ち上がり率は49%、母父フジキセキ系では勝ち上がり率39%となっています。
母は中央2勝馬、本馬は初仔です。
サイズは中型ですね、初仔ですが標準的な大きさがあり馬体重に対して胸の深さがあり、モーリスらしい頑強な雰囲気を感じさせます。
歩様を見ると若干手先が重そうな感じでパワー系に見えますね、モーリス産駒はコツコツ歩く子が多いのでそれと比べたらよく歩けている方とも思えます。
それでも、なかなかモーリス産駒を歩様で見極めるのは難しいですね…。
前脚は過度に気になるところはなく、飛節安定感もいい感じですね。
飛び抜けるほどグッとくる感じでは個人的にはありませんが、モーリス産駒であることを考慮すれば面白い1頭かもしれません。
62レシステンシアの24
モーリス産駒牡馬の勝ち上がり率は49%、母父ダイワメジャーでは勝ち上がり率36%となっています。
母はご存知阪神JF勝ち馬、本馬は初仔になります。
サイズは中型ですね、特別大きいわけではないですが初仔の割に胸の深さもありますしいい感じだと思います。
歩様を見るとモーリス産駒として考えたらこれは相当綺麗に歩けている方だと思います。
ここまで全身を使って、可動域も広く歩けるモーリス産駒はなかなかいないなと感じます。
一方若干首と背中のリズムがズレているような気もして、そこがばっちりであればさらにいいなと感じました。
この動画の時だけそう見えるかもしれないのでツアー周回展示動画をチェックしておきたいと思います。
後ろ脚の使い方やトモの感じはすごくいいと思いますね、スピード感もありますし全体的にはいい馬だと思います。
前脚は右前が若干外に向かっていますがこのくらいは目をつぶっていいのではないかと思います。
飛節安定感はいい方だと思いますね、若干右後ろが外にぴょこんとスライドするように出ているように見えますが…角度の問題ですかね?
63シャルールの24
モーリス産駒の牝馬勝ち上がり率は32%、母父ゼンノロブロイとの配合では47%が勝ち上がっています。
母は重賞2着馬、母産駒は2頭でカニキュルとトランキリテとどちらも重賞やOP級の馬で非常に打率がいいですし、飛距離もある素晴らしい繁殖と言えそうです。
サイズはやや小型ですね、もう少し背が伸びて体重も増えてほしいところです。
歩様を見ると柔らかくてストライドが広い感じがしますが若干トモの立体感が足りないというかパワー感が足りないような気もします。
ただ左を向いて歩いている時はなかなかバネ感のある歩き方をしていて右を向いている時との差があるなと感じました。左を向いている時だけであればなかなか魅力的に見えますね。
後輪駆動の推進力を感じてぐいぐい進んでいる感じがいいと思います。
前脚はちょっとバラバラしてますかね。左前が中に入って右前が外に出る感じでしょうか。
飛節安定感は普通くらいかなと思います。しいて言えば左後ろが若干内に入っていますかね?ただこれは歩かせ方というかこの時の歩き方の問題かもしれません。
ファミリーパワーはある1頭なので、多少見栄えが悪くても走ってくる可能性はあると思います、コルトサイアーのモーリスなので牡馬だと良かったんですけどね。
64マリーナドンナの24
モーリス産駒の牝馬勝ち上がり率は32%、母父ロードカナロアとの配合では33%が勝ち上がっています。
2代母がジェンティルドンナというファミリーで、母は未勝利馬の初仔になります。
サイズはやや小柄ですね、初仔牝馬らしいサイズ感に現状なっているのでもう一伸び欲しいところです。
歩様を見てもまだ幼い感じと非力さがあり、これから成長してほしいなという感想。
後ろ脚の可動域などはこの父産駒の割にはいいなと思いますので成長したらまた見てみたい1頭ですかね。
前脚は左前がX脚気味でしょうか、飛節安定感はまずまずいいものがあると思います。
新規入会勢がこういう馬を狙えるなら、面白そうですよね。サイズアップしてくれたらいきなり勝ち上がってくれるかもしれませんよね。
65アドマイヤリードの24
レイデオロ産駒牡馬の勝ち上がり率は43%と実は牡馬に限ると優秀です。母父ステイゴールドとの配合では20%が勝ち上がりとなっています。
レイデオロ産駒の気性が難しい馬が多い中、母父のステゴも気性が悪いので真面目に競馬に向かってくれるかが鍵になりそうです。
母はG1勝ち馬ですが、母産駒は3頭出走して1頭が勝ち上がり。これまでの種付けはトップクラスの種牡馬ばかりだったため、母の戦績を鑑みれば繁殖成績は少し現状物足りないと思います。
サイズはやや小型で、胸が浅いのが気になりますね。体重はそこまで極端に低くはないのですが。
歩様を見ると日本の中距離の芝馬っぽい歩様で柔らかさがあり、日本人が好きそうな歩様だなという気がします。
レイデオロ産駒はここまで動けない産駒が多いので非常にいい資質は持っているんだろうと思います。少し腰回りが細いのが気になると言えば気になりますが、トモがしっかりしているように見えますし、後輪駆動でしっかり地面を掴んで返しが速く歩けているのでいい馬だなと思いました。
前脚はまあ、このくらいでしょうか。右前は若干外に出ていますがこんなもんでしょう。
飛節安定感はぼちぼちですかね、あんまり安定しているなという感じではなかったです。
レイデオロ産駒は緩い馬が多いので、父産駒らしいと言えばそうですね。
母父ステイゴールドであることを考えると芝2600mやステイヤーレースがいいタイプかもしれませんね。サンライズアース型を狙う感じでしょうか?
66コルコバードの24
レイデオロ産駒牝馬の勝ち上がり率は11%と厳しい数字です。母父ステイゴールドとの配合では20%が勝ち上がりとなっています。
レイデオロ産駒の気性が難しい馬が多い中、母父のステゴも気性が悪いので真面目に競馬に向かってくれるかが鍵になりそうです。
母産駒の出走馬は2頭で、どちらも中央複数勝利どころか片方の半兄は天皇賞・春勝ち馬ヘデントールですから母の繁殖能力はピカイチでしょう。本馬も牝馬ではありますが長めの距離で…という感じでしょうか?
レイデオロ産駒牝馬らしい小柄なサイズ感になっていますね。
歩様を見ると一見踏み込みが深く見えるかもしれませんが、トモの筋肉量が足りず引きつけの力が足りておらずだらッと伸びているようにも見えます。
レイデオロ産駒牝馬は気性が難しく体重管理に苦労する馬も多いため中名kなギャンブルになると思いますね。
前脚は右前がオフセットでしょうか?左前が内に入ってきているのでその分外に出ているのか、違和感があります。
飛節はちょっと緩いですね。なかなか僕は好みではない1頭かもしれません。
67グリューヴァインの24
ドレフォン産駒の牝馬勝ち上がり率は39%で、母父ゴールドアリュールとの配合では75%が勝ち上がりと脅威の勝ち上がり率を誇ります。
母産駒の出走馬は4頭でうち2頭が中央勝ち上がりとまずまずの戦績。
元新規入会出資時のシラーヴァインも半姉で、この子は未勝利でしたが募集時350kgと極端にサイズが小さかったので度外視でいいと思います。
サイズは中型でいい感じです。
歩様を見るとまずまず悪くないというか、ドレフォン産駒らしい手先の軽さや推進力はあるなと感じます。
抜群化と言われると難しいですが普通に悪くないんじゃないか、という感じです。
背中も一定使えていてトップの連動性もいいですし。
前脚は過度に気にならず飛節も安定している方だと思います。
トモや腰回りにもう少し肉付きが欲しいなというところが個人的な見解ではありますかね。そこががっちりしている馬の方が特にダートに行く可能性がある血統では外れないんじゃないかなと思います。
重賞級かと聞かれると難しいですが、1つ2つ勝ってコツコツ…というタイプを狙うのであれば面白いかもしれませんね。
68ピースエンブレムの24
アルアイン産駒の牡馬勝ち上がり率は23%と低調です、母父ウォーエンブレムとの配合では1頭しかサンプルがありませんがその馬は勝ち上がっています。
母は中央4勝、母産駒は6頭が出走し4頭が中央勝ち上がり。大物は出ていませんがコンスタントに勝ち上がらせていて打率は悪くないですね。
サイズはほぼほぼバッチリで、立ち姿の筋肉量は目を見張るモノがありますね。
アルアイン産駒か…と思いつつすげえ馬だなと思います。
歩様を見るとやや背中が長く見えなくもないのですが、踏み込みは一定の力強さがありますね。
背中が長くトップラインの連動性がバッチリハマってこない感じがあるので…ではありますがツアー周回動画は念のためチェックしたいなと思います。
前脚は若干中に集まってくるタイプで後ろ脚はかなりの外弧ですね。
ここまでの外弧はなかなか見ないと思います。飛節は安定しているんですけどね。
魅力もあるんですが全体的なバランスがどうかでしょうか、長めの距離だとこれでもいいんですかね?もう少し胴がつまっていて背中がグワグワ動くタイプだったら候補にしていたかもしれません。
69デスティノアーラの24
新種牡馬エフフォーリア産駒です。
母は未勝利馬、本馬は2番子となっていて母の活力は未知数ですね。
馬体重はやや小型な程度ですが胸がその割には浅いような気がします。立ち姿を見ても体重ほどの迫力を感じないというか正直もう少し小さく見えるくらいです。
歩様を見るとストライドは広いですがその可動域を生かしきれていないというか、トモがまだ非力なので使いこなせておらずびょいーんと伸びてしまっているなという感じがします。
前脚の出は柔らかくしなやかさはあるので、成長して筋肉がついてきたら見違えるかもしれませんが、現状では非力そうな印象でこの時点でジャッジしなければならないのは難しいですね。
前脚は左前が結構な内向ですね、ちょっとこれは気になります…。飛節の安定感は普通くらいだと思います。
安いなりの理由はあるなという気がしますね。
70シーリアの24
新種牡馬サリオス産駒です。
2代母はシーザリオというスーパーボトムライン、母産駒からは追加募集馬で弥生賞2着だったヴィンセンシオ(応募するも落選)が出ていて母の活力も十分です。
サイズは中型〜やや大型というところです。
サリオス産駒は500kgを超えるような巨体の馬もいますがこの馬はいい塩梅の大きさに現状とどまっていますね。
歩様を見ると背中の動きが自分的な好みのベストの形ではないなと思いつつ、ただ踏み込みの感じは悪くないですし、半兄のヴィンセンシオもリアルスティール産駒の割に動きがいいなと思って応募した感じで、めちゃくちゃ柔らかくてぐわんぐわん動いていたかと言われるとそうではなかった記憶があります。
実際それでヴィンセンシオは活躍しているわけですから、この母産駒はこれでいいということなのかもしれません。
トモの容量や立体感はしっかりありますし悪くないですよね。いいものを随所に持っているなという気がします。
前脚はちょっと右前がオフセット気味というか、違和感を感じましたがどうでしょうか?このくらいのサイズで止まるなら気にしすぎなくてもいいかもしれませんが、さらに大型化する可能性を考えると少し気になりますかね。
飛節安定感は普通くらいかなと思います。

現役地方&海外馬主・競馬ライター
登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。
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