【出資馬応援】目指せ勝ち上がり!DMMバヌーシー出資馬クルチェットの3戦目を応援した結果…??

ジェイ
ジェイ
どうも、ジェイです。
今回は私がDMMで出資している3歳牝馬、クルチェット(父サトノアラジン)の出資馬応援記事になります。
よろしくお願いします。

クルチェットとは?

クルチェットはDMMバヌーシー所属の3歳牝馬です。

母はクルソラ、きょうだい馬には名古屋大賞典2着馬のピオネロや、桜花賞2着馬のクルミナル、菊花賞に出走したセレシオンと豪華な面々が目白押しです。

本馬はクルミナルと3/4同血のサトノアラジン産駒で、同じく牝馬であることから馬体サイズが小さめで線が細く見えた部分はありましたが、血統的価値を重視し1口出資を決めました。

クルソラファミリーは気性面が難しい馬も多いですし、小柄な牝馬ですから芝で勝負できなかった場合路線が厳しくなってきます。

それでもこれだけきょうだいが活躍していることを考えると母の繁殖能力の高さは明らかですし、1発ホームラン狙い、ピンかパーかという馬だと思っていたので、400-500口より持ち分が少なく負担が少ない2000口募集は、ちょうど良いと感じていました。

これまでの成績は?

クルチェットは2歳時である2022年10月の新潟の芝マイルレースでデビューしました。

追い切りで動けていなかったので初戦からというよりは成長待ちかなという部分もありましたが、案の定レース結果は14着。スタート出遅れで気性的な幼さを見せる走りでした。

2戦目となったのは2023年1月の小倉ダート1700m、ここでは11着と2戦連続で2桁着順。

サトノアラジン産駒の牡馬はダートで結果を出していますが牝馬はあまりスタッズも良くないため、適性迷子になっている感じは否めません。

出資前も懸念していた芝で通用するスピード能力がなかった場合の、つぶしが効かない場合の「さあどうしましょう?」状態になっているのかなと推察します。

クラブからは、3戦目は相手関係が少しでも楽になるようにダート中距離でローカル開催の福島ダート1700m(牝限)を選択するとアナウンスがありました。

3戦目の結果は?

個人的には馬の適性ではなくメンバーレベルが少しでも低いところを探して走らせる(3アウト回避のため?)という運用方法を、直接的に更新コメントで見たのはこれが初めてでした。

更新の文言を見て「なんと消極的な…」という何とも言えない気持ちになりました。

もちろん実運用として、相手関係を見て投票するというのは理にかなったことですから、この運用自体を否定するわけではありません。

このレースではデビュー戦の時に騎乗した泉谷騎手が再び手綱を握ることになりました。

追い切り過程やタイムを見ていると、そもそも絶対能力として未勝利を勝ち上がれるレベルにあるのか?不安を感じながらのレースだなと感じていました。

調教師のコメントもかなりトーンが低く、今回のレースは勝利を目指すというよりは8着以内を目指す戦いだなと思って、観戦していました。

スタートからクルチェットは出遅れてしまい、後方からのレースになります。

道中は推進力のない走りで終始鞍上から追われながらの競馬でしたが、進んでいかずかなりポジションが下がってしまっていて、レースにまともに参加できていませんでした。

正直3角あたりでタイムオーバーも覚悟しました。

しかし、最後の直線はよく粘っていたようで、勝ち馬から約4秒差の11着と、褒められた結果ではありませんが、この走りで11着に来ていたのは、なかなか耐えたな、という印象です。

↑netkeibaより



レースを終えて

今後については、相当馬がつかれているようでいったん放牧に出るとアナウンスがありました。

これで2アウトとなりました。

時期的に考えてもまだ早急に進退の決断を迫られるタイミングではないかと推察しますので、あと1つ、次に変わり身を見せられるかが勝負になってくるのではないかと思います。

この馬の場合、現時点では実力も足りないし、気性も良くないという二重苦を抱えていると思います。

更新コメントを見ると今回は一生懸命走っていたということなので、非常に厳しい言い方にはなってしまいますが、馬の実力不足の部分が大きいのかなと思います。

あとはダートが合っていないというところも可能性としてはあるでしょう。

初戦の芝レースの方が振り返れば見どころがあったような気がします。

血統的にゴリゴリの晩成タイプということであれば地方転出から中央再転入を狙うという選択肢もありだと思いますが、この馬は血統背景的にそこまで晩成傾向ではないのではないかと思います。

近親からクラシック出走馬が数多く出ていますし、海外の事例ではありますが南半球ではサトノアラジン産駒は2歳戦からしっかり活躍しています。

一番近くで馬を見ている人たちがどう判断するか、何を感じているかにゆだねられているところではありますが、この馬の運用を今後どうするかはクラブの判断が求められるところです。

私の印象ではDMMバヌーシーは地方引っ張りが比較的多いクラブだというイメージですので、クルチェットが今後どのような路線をたどるのか、今後クラブと向き合っていくうえでも注視していきたいと思います。

もちろん、次走変わり身をみせて勝ち上がりのめどをつけてくれるのが理想ではありますがね(笑)



種牡馬サトノアラジンを考える

種牡馬サトノアラジンについて、最後に考察していきたいと思います。現状南半球にシャトルした際の産駒、オーストラリアやニュージーランドがG1制覇を果たすなど活躍馬が多く出ていて、日本のサトノアラジン産駒の印象とはかなり違います。

豪州の繁殖と配合的にマッチしている部分もあるのかもしれませんが、向こうのサトノアラジン産駒ではペニーウェカがNZオークスと豪オークスを制覇していることからも、父の適性が洋芝に出ている部分もあるのではないかと思います。

本場のスプリント路線でも、グランドインパクトというサトノアラジン産駒がオーストラリアのG3ブルーサファイアステークス(3歳芝1200m)を勝利するなど活躍を見せています。

サトノアラジン産駒の南半球の活躍については、私と同じRSSの豪州馬主仲間の馬心(まごころ)さんのブログでも取り上げられていました。

次がクルチェットはラストチャンスになるかもしれませんが、最後はいったん放牧に出すのであれば思い切って北海道シリーズの洋芝を使ってみたら、これまでより前進がみられるのではないか?と素人目線ながら私は思います。

何はともあれ出資を一度決めた馬なので、どんな結末になろうと最後までクルチェットのことを応援し続けようと思っています。

頑張れクルチェット!


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。

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2 Responses

  1. クルチェットは自分も出資しているのですが、東北在住の自分が現地で見やすい競馬場で走ってくれるのは馬主孝行だと思っていますw
    肝心の走りとしては、ダート1700mをあれだけ追い通しだったのに意外と垂れなかったので、地方の下級戦で化けるタイプではありそうなんですよね(中央出戻りで勝てるとは思えませんが)
    2か月空けて夏の北海道で使えばスリーアウトにならないので、5走させて抹消金満額貰おうという考えが透けて見えるので勝ち上がれなかった場合の行く末は何とも言えないところです。

    • ドルメンさんコメントありがとうございます!
      確かに、福島に狙いを定めてましたもんね笑
      僕も最後の直線画面外だったのでどうなっているかと思いましたが意外と踏ん張っていましたよね。とはいえおっしゃる通り1勝クラスで勝ち負けできるレベルかと言われると…。
      北海道の芝は1番可能性感じるので北海道開催で2戦くらいして、おっ!っと思わせる走りをしてくれたらと個人的には期待してるんですけどね。

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