連載にて私も会員であるDMMバヌーシー2023年募集馬検討記事を投稿していきます。
今回は全頭分析を行います。
募集馬検討時の参考にしていただければ幸いですが、出資は自己責任でお願いいたします。
よろしくお願いします。
オーサムフェザーの22
血統
母はBCジュヴェナイルフィリーズなどG1を2勝した名牝です。
ただ、産駒を見てみるとスーパーフェザーが青葉賞で3着に入りブラックタイプとなっていますが、そのほかのきょうだい馬は相次いで最高レベルの種牡馬ディープインパクトがつけられていながら中央で勝ち上がれていない馬や、中央2勝止まりの馬が多く期待されたほどの繁殖成績は残していないと思います。
モーリス産駒の牝馬は勝ち上がり率33%と牡馬よりは低調。
コルトサイアーが多いロベルト系の種牡馬で、パワフルな馬体でパワーで押し切るタイプの産駒が多いだけに牝馬より牡馬の方が活躍するのは納得感もあります。
モーリス産駒は全体的に晩成傾向といわれますが、本馬のようなノーザンF育成のモーリス産駒は仕上がりがだんだん早くなっているような印象を受け、2歳新馬戦から活躍するダノンエアズロックのような産駒も出てきています。
母父デュピュティミニスター系は8頭サンプルで38%勝ち上がりとかもなく不可もなくという数字。
父系のグラスワンダーと母父デュピュティミニスター系の相性はいいのですが、モーリスとの相性は今のところ平均点という感じです。
この系統からはスクリーンヒーロー産駒のゴールデンパラディンやヒロイックテイルなど中央で4勝以上している産駒が出ています。
どちらも牡馬ダート馬ですので本馬のイメージとはちょっと違いますけどね。
母系でディープインパクトを入れるモーリス産駒は活躍傾向にあり、それを踏襲するリファールクロスはよいと思いますが、SS系ではなくゴーンウエストなど米国系ダート色もある血統を入れるのは、モーリス牝馬としてはどうなのか?とも思います。
馬体歩様
サイズはしっかりありますしモーリス産駒らしく胸が深く、前が発達していますね。
このサイズ感でも胸囲180㎝越えですから立派な心肺機能を持っていることが想像できます。
明るい茶色っぽい鹿毛の割にはトモが緩く映るため筋肉量はまだまだこれからという感じでしょうか?
前が大きいので相対的にトモが小さく見えてしまう部分もあると思います、もう少し凹凸感というか立体感がトモに欲しいところです。
歩様を見ると、まず気性がちょっと心配ですね、耳がよく動きますし尻尾も激しく動かしていて、集中していない感じを受けます。
踏み込みも深い感じではないですね、適性距離が短めであればこのくらいでいいのかもしれませんが、好みの歩様ではないですね。
可動域もそこまで広くなく、首と背中の連動性もあまりよくないように思います。
前脚はガニ股気味ですね。
飛節は安定感があると思いますが、総合的に考えると去年DMMで出資したモーリス産駒の牝馬のキャリコの21(現ベランジェ―ル、デビュー戦惨敗)よりもよく見えないなと思います。
モーリスは本来奥手な血統ではあるので育成を見て成長待ちをして馬が変わってこれば再度検討してもいのではないかと思います。
気性があまりよくなさそうなので気性面に関するコメントも要注目です。
厩舎
茶木厩舎は勝ち上がり率24%と水準以下です。
ダート中距離が得意なため、本馬とのマッチングは微妙な気がします。
モーリス牝馬ですし、基本線はダート馬ではないと思いますしね。
DMMからは未勝利で抹消となったセットリストが預託されていました。
組み合わせ的にも、、、どうでしょうかね?
現役地方&海外馬主・競馬ライター
登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。
2 Responses
なんかTwitterアカウント凍結されちゃってますね。
なんででしょう?
復旧はできそうですか?
そうなんです、復旧は絶望的ですので、現在は
@j_keibayoutube2
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