私も会員のDMMバヌーシー2024年2期募集全頭分析を行っていきます。
見解は全てジェイの私見であり、結果を保証するものではありません。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1オーストラリアンオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)マックアルイーン(オープン)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)などです。
現3歳世代出資馬の勝ち上がり率は67%、地方・海外共有の3歳世代も合わせると78%が勝ち上がっています。
シルバーバレットムーンの23
血統(ジェイ)
ミッキーアイル産駒の牝馬勝ち上がり率は32%で、重賞馬出現率は2.4%と優秀です。
勝ち上がり率は牡馬と同水準で、基本的には牝馬が10%程度下がることを考えるとフィリーサイアーと言われるのも頷けます。
ミッキーアイル産駒牡馬はパワー型ダート馬になりやすく、牝馬は芝馬になりやすいですね。
母父シアトルスルー系では1頭が出走し勝ち上がっています。これはサンプル不足ですね。
母産駒からは北米G1馬Shakin It Upが出ている他、3歳の半姉サトノアイオライトはダート中距離で中央3勝を既に挙げており、打率が高いファミリーではなさそうですが一発の長打力はありそうです。
2代母はケンタッキーオークスなどG1を5勝した名馬ですし、ファミリーへの期待感はピカイチと言っていいと思います。
血統(エムイシ)
ミッキーアイルはかなり前進性の強い馬で、牡馬だと力みに繋がってしまいがち。
それを柔らかさで中和することで大成する難しいタイプ。
そのため性別的に柔らかくやりやすい牝馬が好走し、血統的にはディープの柔らかい成分サーアイヴァーを刺激したい。
本馬はどちらかと言うと柔らかさ系の配合ではなく、パワーを増幅させるものになっている。
サーアイヴァー的な血統も少なく、柔らかい血こそ点在するが、それと同等にパワー型の血が揃っている。
配合の方向性の近い父リアルインパクの半姉サトノアイオライトがダート1800で活躍しているのも頷ける。
本馬も歩きはやや硬く、バネ感の強い芝的な硬さと捉えることもできるが、ディープインパクト特有の柔らかさは鳴りを潜めている。
この感じであればもうワンパンチ馬体のボリュームがほしいが…
血統の方向性
馬場:ダートよりの芝
距離:短距離
成熟:仕上がりは早そう
馬体:募集時の動画より、ツアー参加者の上げた動画はかなりよく見えた。割としなやかで一発あるのでは?と思わさせる。姉も強い競馬で準オープンまで駆け上がっており、馬体が出来てきたら出資を検討している。安いし。
ただ、ジェイさんが馬体至上主義だが、私は胸囲一神教の敬虔な信徒なので、この馬の160㌢代の胸囲は少しためらってしまう。
私の出資馬を見ても、準オープン以上に上がった産駒は全頭胸囲180㌢前後であったし。
カレーの方向性
ミッキーアイルが、ディープインパクトの欧風コク深いカレーをかなりハードな食感重視にしたもの。
メークインはしっかり形が残っているし、フライドオニオンのザクザク感も強い。
デインヒルというパンチの効いたオージービーフも入っているので、本来ならもう一度煮込み直したいところであった。
本馬は、そこにさらに食感を楽しむために素揚げした夏野菜をトッピングしたので、少し顎が疲れそう。
もちろん特化した内容なのでハマれば良さそうなものの、万人受けするタイプからは外れるか。
ただ馬体がそういったタイプにしては薄く、もっとボリュームが欲しい。
今日は天津飯(並)を食べた。
体調悪いのにこんなに(量を)食べるものではないと思った。
上に乗っているのは一味唐辛子。体調悪いので控えめにした。
馬体歩様(ジェイ)
サイズ表記が執筆時点でバラバラですね馬体重だけ、時期があっていませんので参考程度です。
母系を考えるとサイズが欲しいところなので、小型なのは減点材料かなと思います。
大型の牡馬でダートで戦えそうなパワーが見受けられたら、僕も前向きに出資を考えていたかもしれません。
胸も浅いですし、背も低めですね。
立ち姿を見ても腰回りが細く非力そうな感じを受けます。
歩様はこのサイズ感ながら、ゴツゴツした硬さを感じます。歩き方はダート馬っぽいですね。
ただ、あまりリズム感を感じないと言うかバネ感を感じないと言うか、全身連動性については僕はあまりよく見えず、好みのダート馬の歩き方ではないですね。
前脚はこのサイズの馬ならセーフでいいかなと思います、飛節安定感はぼちぼちですね。
(ツアー動画を確認後追記)
ツアーの動画を見ると公式の歩様動画よりもかなり踏み込みがよく、軽さを感じ芝っぽい印象を受けました。
公式の歩様動画だと硬さが目立ちダートっぽい印象を受けていたのですが、このリズム感の良さや柔らかさを見ると芝で確かに戦えそうな印象を受けました。
総評(ジェイ)
流石に小さすぎる感じはありますが、見学ツアーの動画を見たら小さいなりに魅力はある1頭だなと思いました。
とはいえ、今のサイズだと確率論的にはかなり上級路線まで上がるのは厳しいので、今後の成長に期待です。
中には100kg近く募集時から増える馬もいますから、気になる方は成長を見守ってどのくらい増えてくるかを確認したら良いのではないかと思います。
値段は安いですし、1つ勝てれば回収への期待値は高まってくるかもしれませんね。
告知
ジェイがこのように馬の見方を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや 競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。
今年1月にはサロンメンバーの皆様と共にセリに参加し、モアナというニックネームの素晴らしいタガロア産駒の牝馬をわずか350万円ほどで落札できました。
オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。
モアナは1/40口が約11万円、月の維持費は放牧中が月4000円程度。
入厩中が月1.2万円程度となっています。
サロンでは中條調教師や獣医師のOz氏、サララボライターでもあるエムイシ氏のディープなコラムを毎週配信している他、オーストラリアンで開催されるセリに上場される注目馬ついても配信中です。
さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。
直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。
オーストラリア 競馬をベースに学んでいきますが日本の 競馬にも活かせる部分はあると思います、ぜひお気軽にご参加ください。
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