
私も会員であるDMMバヌーシーの2025年1期募集馬の全頭分析記事です。
見解は全てジェイの私見であり、結果を保証するものではありません。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1ATCオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)リッチシャンパン(豪4勝)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)ハッピーゲート(大井2勝)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)マックアルイーン(オープン)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)などです。
血統
シニスターミニスター産駒の牡馬勝ち上がり率は57%と最高ランクの数値です。
回収率指標も非常に高く、コスパが良く大物への期待感もある素晴らしいダート種牡馬だと思います。
母父キンシャサノキセキでは1頭が出走し未勝利。母父フジキセキ系に拡大すると勝ち上がり率はちょうど50%となっていますので悪くない相性だと思います。
配合的には全きょうだいクロスが3×3で入っています、種牡馬と母ではなく、牝馬同士のクロスができるのはなかなか珍しいと思います。
また3代母を基軸とするクロスになっていて、ボトムラインに全きょうだいクロスが入るというのはファミリー的には非常に優秀であるケースが多く、ポジティブな要素として捉えて良いと思います。
2代母からの産駒を見ると重賞クラスの馬は出ていませんが、中央3勝馬が2頭出ており中央複数勝利への期待感は十分ありそうです。
母自身も中央3勝馬。本馬は3番子で唯一デビューしている初仔は2桁着順のみとなっておりやや厳しい戦績です。
ボトムライン的にはもう少しやれてもいい気はするのですが母の繁殖能力が少ないサンプルながらやや怪しいのは怖いところです。
すぐ埋まらないのであれば2番子のベンバトル産駒がどうなるかもウォッチしておきたいところですね。
馬体歩様
遅生まれなので仕方ないといえば仕方ないのですが、ダート馬としてはサイズが現状小さいので現時点で評価をするのは難しいなという印象を受けます。
もう少しサイズアップしてから考えたい1頭ですね。
胸が浅く体高も低いので心許ない感じがします、立ち姿を見ても腰やトモの容量が少なく幅もないのでいかにも小型馬という感じがします。
ただ、歩様を見ると小さいなりに綺麗に歩いていて、可動域もしっかりとありますし体の使い方はセンスがあるような気もします。
ダート馬ですが背中もしっかり使えていますし一定の柔らかさも持っているように感じます。
前脚はやや蹄が外に向かっているように見えますがこのくらいならセーフ判定でいいと思います、軸線を外れるほどではありませんしね。飛節は左が弱く感じました、そこまで安定しているという感じではないですね。
いかんせんサイズ、パワーが不足している感じはします。身のこなしは現状悪くないと思いますのでこのまま育成の中であと80kgくらい増えてきて今と同じ歩き方をできるのであればコスパ枠としては面白い1頭かもしれないなと思います。
450kgを切るサイズ感で止まってしまった場合は、なかなかダート上級まで行くのは難しいかもしれません。
ダートオープン競走を見ていただければわかると思いますが480kgでも軽量クラスくらいで、500kg越えが普通という感じですからね。
告知
サララボ代表のジェイが馬の見方や競馬を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや 競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。
これまで3度サロンメンバーの皆様とセリに参加しており、モアナとターボ、さらに大狩部牧場さんとコラボでサニーという素晴らしい3頭落札できました。
オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。
共有オーナーは1/40口から募集しており月の維持費は放牧中が月4000円程度。
入厩中が月1.2万円程度となっています。
サロンでは中條調教師やサララボライターでもあるエムイシ氏のディープなコラムを毎週配信している他、オーストラリアンで開催されるセリに上場される注目馬ついても配信中です。
さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。
直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。
オーストラリア 競馬をベースに学んでいきますが日本の 競馬にも活かせる部分はあると思います、ぜひお気軽にご参加ください。
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