
私も会員であるDMMバヌーシーの2025年2期募集馬の全頭分析記事です。
見解は全てジェイの私見であり、結果を保証するものではありません。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1ATCオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)リッチシャンパン(豪4勝)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)ハッピーゲート(大井2勝)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)マックアルイーン(3勝C)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)レクスノヴァス(3勝C)などです。3歳世代と4歳世代共に出資馬勝ち上がり率は70%越えをキープしています。
血統
ブリックスアンドモルタル産駒牡馬の勝ち上がり率は35%となっています。
同産駒牡馬の本賞金3000万円超の出現率は9%、5000万円超の出現率は4%です。
母父ナスルーラ系との配合での勝ち上がり率は20%です。
きょうだい馬は4頭が出走し3頭が勝ち上がり、3頭はG1馬アドマイヤズームを筆頭に、ほかにも中央5勝馬と4勝馬が出ており非常に母の繁殖能力は高いと言えます。
父は気性が悪い産駒が多く今年のセレクトセールでは明らかに嫌われており値段が上がらなかった印象がありました。牧場関係者の間でも扱いづらいと言われているようですね。
だからこそこのお値段なのだと思いますが、父の初年度配合された社台Gの繁殖能力の高さも鑑みて現状の実績を見ると少し物足りない印象は受けます。
本馬については血統的には父を信じるか母を信じるかというところでしょうか?
厩舎的にはこの父の扱いは得意としているようなのでその手腕を拝見といったところかもしれません。
馬体歩様
サイズは中型ですね。
胸が少しサイズの割に浅いのは気になりますが及第点だと思います。
歩様を見ると、やはりブリックスアンドモルタル産駒らしい硬さというかトボトボした感じの部分がありますが、ブリモル産駒比で考えると悪くない馬なのではないかと思います。
動きが滑らかですし前後の連動性はよく、スムーズに進めているように見えます。
もう少し手先の軽さやバネ感がある馬の方が私は好きですが、ブリモル産駒であんまりそういう馬はいないイメージですし、これはこれでいいのかもしれませんね。
個人的に気になったのは筋肉の緩そうな雰囲気ですね。経験上こういった馬は成長と共に解消すれば良いのですが、解消しないと…という結果になるピンパー要素の大きい印象を受けます。
これはトモが緩い産駒の多い母父ハーツクライの要素が出ているのかもしれません。
適度な硬さはあり、ゆるっゆるというわけではないのですが筋肉の水っぽさは少し気になりました。
ここから調教を重ねて行きどう変わっていくかですね。
前脚はハーツクライが入っている割にはキレイめだなと思いました。若干前脚は外に振っているように見えますが、特有の外弧が激しい感じはそこまで感じません。
後ろも外弧ですが、飛節は安定してみえますね。
馬体は良血だけあって魅力があると思いました、筋肉がどう変わってくるか、あとは父産駒は気性的に難しい馬も多いので進めていって気持ちは競馬に向くのか、もう少しウォッチしたい1頭かなと思います。
普通の馬と見比べると不十分に見えるかもしれませんが、ブリモル産駒で並べてみるといい馬だなと思いますし、気性のピンパー感はありますがうまくハマれば活躍馬になってもおかしくないと思います。
母系がいい馬は、ほかに懸念点があったとしても、結局ファミリーパワーで走りますからね(笑)

現役地方&海外馬主・競馬ライター
登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。
No responses yet