みなさんは一口馬主でどんな観点で馬選びをしていますか?今回は1世代50頭も出資することがあり、一口馬主4年目にして1000万円以上を使ってしまったゲストライター、ひーくん流の活躍馬の探し方を紹介いたします。
主な活躍出資馬
○18年度産駒 スノークォーツ(ノルマンディー)
G2フローラS出走
○19産ディナースタ(ノルマンディー)
G1菊花賞出走予定
○20産クリダーム(インゼル)
G3函館2歳S2着、G3小倉2歳S出走
○20産スマラグドス(グリーンファーム)
新馬勝ち
どんな基準で馬を選んでいるか?
前提として 馬体8割血統2割で馬を選んでいます。
走るのは父でも母でもなく、当馬ですからルーツは必要最低限だけ。
7代も10代も血統表を遡る事はしません。
まず出資するにあたって、大事な部分…根幹は滲み出る何かを感じる事です。 人もそうです。顔から、身体から何かが滲み出ています。
それを感じてあげる事が歩み寄るという事だと僕は知っています。
だから前回の記事でも書いた様に自分の好きなタイプは考えない事にしています。
そこから馬体にフォーカスし、まずは写真を見て全体のフォルムをみます
・体高
・胸囲
・菅囲
は気にはなりますね。
ただそこで菅囲が細いからNGなんて事はなく、最後まで自分を納得させる何かを探していきます。⟵ここ重要です
体高や胸囲、そして鼻の穴を見ていきます。 そして前肢の付き方、後肢の付き方 トモの形、幅、奥行 全てチェックしてから動画へと繋がっていきます。
動画では先ずリズムを確認します。 首の上げ下げ、背中からお尻までの流れ 歩様の歩幅、トモは流れていないか? そして1番気になる点は歩様のリズムが悪いかどうか? 僕は歩様のリズムが悪い馬を優先的にチェックしています 言葉だけでは悪く見えますが…
【後脚に押し出される様に前脚が前に着く 】 後脚に力強さがある馬は前脚が押し出される様に動いている様に見せます
つまり、歩様の見た目は悪く見えるというのが僕の馬を見る上で1番大切にしています。
経験を積むことで変わってきた出資基準
アーモンドアイの募集時の動画を見た事がある方は共感できると思います(YouTubeで検索すればみれます※フサイチパンドラの15)
最初は大腿筋膜と呼ばれる伸びる箇所ばかり見ていました。 それは大事な事なんですが、今は中臀筋と呼ばれる腰辺りの筋肉を良く見てます。
クリダームやスマラグドスは凄くこの箇所が上に盛り上がり山になっています。
ディナースタも同じくここが発達しています。
ここはお尻の筋肉やトモに大きく関わる箇所で脚力はここから始まるものと僕は位置づけています。
そして歩様動画で横のアングルでは伸縮したり、大きく動くんですが…
後ろからのアングルでは全く動かない馬(これもアーモンドアイを見たら解ると思います)が良いと判断しています。
・スマラグドス(エメラルドスター2020)
・ペースセッティング(ジェットセッティング2020)
・クリダーム(ブーケトウショウ2020)
・スノークォーツ(サビアーレ2018)
・ディナースタ(ラヴァリーノ2019)
この辺りをYouTubeで検索かけて、見てもらえたらわかり易いかと思います!
まとめ
馬を見るというのは当馬を見る事。 それを大事に1頭1頭愛でる様に何度も検討を重ねます。
芝馬、ダート馬などと決めつけずパーツ、パーツを見て理想を追い求めます。
他人の評価を気にせず、自分を信じる。 これを今後も詰めていきたいと思っています!
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ゲストライター:1人入厩制限系一口馬主 ひーくん
04年マイルCSでデュランダルに魅了され競馬を知る。
池添謙一騎手を追いかけ、気が付けば競馬歴18年。一口馬主は4年目
2 Responses
この度はありがとうございました!
この記事が誰かの目に止まって馬選びの役に立てれば幸いです!
質問などもあれば是非Twitterの方にでもDMください!
この度は本当にありがとうございました!
ジェイです!この度はこちらこそありがとうございました。
本当にそうですね、僕もこの部分はあまりみれていなかった部分なので、
早速今年のノルマン募集馬からチェックしていこうと思います!
またよろしくお願いしますね〜!!