【全頭分析】キャロットクラブ2023募集馬検討!!ノーマークだった掘り出しモノを発見!? No.71~No.80

ジェイ
ジェイ
どうも、ジェイです。
連載企画で私も所属しているキャロットクラブ2023年募集馬の検討記事を全頭分掲載していきます。
よろしくお願いします。

はじめに

この度はサララボの代表ジェイが連載するキャロットクラブ2023年募集馬検討記事をご覧いただきありがとうございます。

キャロットクラブ会員でもある私は、今年はシルクHC、DMMバヌーシーの2クラブで全頭分析記事を当サイトで執筆、掲載しています。

今の所出資馬の主な活躍馬は…

・ロードヴァレンチ(マーチS4着)

・ミスティックロア(レパードS出走)

・ヴァナルガンド(1勝C連対多数)

・リレーションハート(地方2勝・個人共有)

と実はキャロットクラブではまだ目ぼしい馬に出資できていない実績不足の若輩者の馬の素人ではありますが、知り得た知識の限りを用いて募集馬検討を行なっていきます。

基本的に忖度なしなので、厳しい表現となってしまう馬もいることを先にご了承ください。

あくまでも個人の見解ですので、出資判断は自己責任でお願いいたします。

また、多くの頭数を分析する関係上、1頭あたりのコメントがどうしても薄くなってしまいます。

「この馬についてもっと詳しく聞きたい」という場合は、募集期間中に複数回YouTubeLIVEを予定していますのでそちらでご質問いただければと思います。

ジェイは募集時、血統スタッツ、サイズ、馬体・歩様、厩舎などの要素を軸に検討しています。

今回の連載ではその中でも主に、血統、サイズ、馬体歩様について記載していく予定です。

執筆、投稿作業など全て1人で行なっているため誤記載や誤字等ありましたら優しくご指摘ください。

何卒お手柔らかにお願いいたします。

No71 エスティタートの22

基本情報
一口:7万円
父:ナダル
母父:ドリームジャーニー
母優先:有

コメント

ナダルは新種牡馬でノーザンFがかなり期待しているという話を聞きます。

父ナダルは大型ながらダート種牡馬としては柔らかさのある歩様が魅力です。

スタリオンパレードでとても美しい歩様を披露していました。

産駒は前脚が内向している産駒が多いようなのでここは要注意ですが、サイズが大きい馬が多いので、よく見せる産駒が多いです。

特に牡馬は筋肉量が多すぎて硬く重くなってしまう馬もいるようなのでそうなっていないか注意して馬体や歩様をチェックするのがいいと思います、本馬は牝馬ですけどね。

サイズ469kgとしっかりしています。

きょうだいの活躍はまだまだこれから、繁殖能力は現時点では不明ですが母もブラックタイプなので悪くないボトムラインです。

横からの歩様は特に目立つポイントはないですかね、あまり力感のない歩きに見えます。

もう少しキビキビ歩く馬の方が好きですね。

前脚は綺麗に見えますし、飛節もガッチリ安定しているので堅実に楽しませてくれる馬かもしれませんね。



No72 カイカヨソウの22

基本情報
一口:7万円
父:ナダル
母父:ティンバーカントリー
母優先:有

コメント

カイカセンゲンとカイカノキセキの下です。

きょうだい馬はかなり活躍していますね、いい繁殖だと思います。

ナダルは新種牡馬でノーザンFがかなり期待しているという話を聞きます。

父ナダルは大型ながらダート種牡馬としては柔らかさのある歩様が魅力です。

スタリオンパレードでとても美しい歩様を披露していました。

産駒は前脚が内向している産駒が多いようなのでここは要注意ですが、サイズが大きい馬が多いので、よく見せる産駒が多いです。

特に牡馬は筋肉量が多すぎて硬く重くなってしまう馬もいるようなのでそうなっていないか注意して馬体や歩様をチェックするのがいいと思います、本馬は牝馬ですけどね。

サイズ449kgなので現時点でダート馬としては中型〜やや小型になりますが、生まれも早くないので今後の成長の伸び代もあると思います。

体型もトモ高ですしね。

歩様はキビキビしていて踏み込みもいいです、硬すぎることもないですしいい馬だと思いますが、ダートとして考えるならトモはもう少し筋肉量が欲しいですかね。

シルエットは芝っぽいです、現時点では。

左前がやや内向かな、と思ったり思わなかったり、ほぼ気にしなくていいレベルだと思います。

飛節がナダル産駒は安定してる馬が多いですがこの子はちょっとブレてますかね。馬体の幼さが出ているのかもしれません。

カイカノキセキは2歳戦からバンバンでしたが本馬はもう少しじっくりタイプになるかもですね。

No73 アドヴェントスの22

基本情報
一口:6.5万円
父:ドレフォン
母父:ジャングルポケット
母優先:有

コメント

ドレフォン産駒は牝馬でもスタッツ高いです。

アヴェンチュラなどのファミリーでブラックタイプは優秀ですが、体質面には一抹の不安があります。

サイズが482kgとしっかりあるのはいいですね。

管囲19.6とサイズの割に少し細いのがこの血統だと気になりますかね。

トモ高なシルエットなのでまだ成長しそうな気がします。

歩様はキビキビというよりはゆったり系。

若干ドレフォン産駒にしては手先の重さを感じます。

前外孤気味、後ろは左後ろがブレてますが右は安定しています。

歩様を見ても左右差がありそうな感じがします。

No74 ブルーメンブラットの22

基本情報
一口:10万円
父:ドレフォン
母父:アドマイヤベガ
母優先:有

コメント

ドレフォン産駒は牝馬でもスタッツ高いです。

母は堅実ですが高齢になってきていますし、出走馬10頭のうちブラックタイプ1頭ですから、長打よりは打率タイプのファミリーに見えます。

476kgとサイズもしっかりあっていいですね。

動きは悪くないと思いますがゆっくり歩く系ですね。

可動域は広く柔らかさはありそう、思ったよりしなやかな感じです。

右前が外向してますね、飛節は普通くらいですかね。

ちょっと歩きに活気がないのが気になります、ツアー行かれる方はツアー時の歩様を確認した方がいいかもしれません。

撮影の時気持ちが乗らなかっただけかもしれないので。

No75 シンハリーズの22

基本情報
一口:7.5万円
父:サトノダイヤモンド
母父:シングスピール
母優先:無

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母父シングスピールで出走したサトノダイヤモンド産駒は2頭で勝ち上がった馬はいません。

父父のディープインパクトとは相性のいい組み合わせで、ヘイロー強化でスピードを追加できそうなところは、決め手の足りない産駒が多いサトノダイヤモンド産駒としてはプラスです。

初年度から見栄えがすごくいい産駒が多かったのですが思ったより結果が出なかったので見掛け倒しの馬が一定数いると思っておいた方が良さそうです。

サトノダイヤモンド産駒の牝馬は勝ち上がり率28%ほどと、平均以下ですね。

ちょっとスタッツ的には手を出しにくいです。

母の活力はもちろんエース級ですが、流石に高齢出産ですし体質面の不安は残ります、サイズも411kgと小柄です。

歩きはサトダイ産駒らしく綺麗に見えますしよく見えますが、果たしてこれは本物なのか…判断が難しいです。

飛節安定感はまずまずですね。

サイズアップできるか?というところでしょうか。



No76 レネットグルーヴの22

基本情報
一口:12.5万円
父:ルヴァンスレーヴ
母父:キングカメハメハ
母優先:無

公表事項:開腹手術歴有

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新種牡馬ルヴァンスレーヴ産駒です。

基本ダートだと思いますが歩きが柔らかく芝でもいけそうだなと思う産駒もちらほらいます。

ドレフォン的な感じになるのかなと勝手にイメージしています。

キンカメ+サンデーという配合でボリクリ父系には合いそうですね。

半兄ローシャムパークで母の繁殖能力は高そうです。

サイズ482kgと大型ですし、立ち姿では筋肉の立体感があり見栄えする馬体なのですが実は手術歴あり。

腹を開くとかなり体重が落ちるそうなので、それでもこれだけのサイズと筋肉量ということは相当馬のポテンシャルは高いと見ることもできます。

ただ、基本的に手術歴はマイナスですし父産駒自体、体質的に強そうな感じはしないので基本的には避けたいというのが基本姿勢です。

動きは適度な硬さを感じます、キンカメ由来でしょうか?それにしてもトモの容量がすごいですね。

芝って感じではないですがダートマイルあたりを念頭に置けばかなり歩けている方だと思います。

力強さを感じます。

ただ右前オフセットですかね?そこまできつくないのでセーフにしたいですが体質的にどうなんでしょう?

手術歴がなければ…という感じです。

No77 スターダムバウンドの22

基本情報
一口:8万円
父:オルフェーヴル
母父:タピット
母優先:無

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オルフェーヴル産駒は450kg超えるか超えないかで成績が大きく変わります、サイズに苦しむ産駒は多いです。

本馬は牝馬で、421kgと小柄なのでスタッツ的にはちょっと険しいですね。

母父との組み合わせは3/4頭勝ち上がりと良さそうです。

母系シアトルスルー持ちのオルフェーヴル産駒はダートに出ることも多いので、本馬が牝馬でサイズが小さいというのはちょっと心配な要素ですね。

ただ、歩様のキビキビさや踏み込みのリズム感は結構よく見えました。

トモ高ですしこれから成長してこれば、勝ち上がれる可能性は十分ありそうな気はします。

右前蹄はまぁまぁ外向してますね。

飛節安定感はまずまずです、この馬は2月生まれなのでここからどれだけ成長するかにかけるか、というところですね。

No78 リブリートⅡの22

基本情報
一口:9万円
父:ルーラーシップ
母父:マクフィ
母優先:無

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母父マクフィの組み合わせで出走した馬はいません、母父ミスプロ系と拡大すると勝ち上がり率44%と水準以上です。

ルーラーシップ産駒は牡馬勝ち上がり率46%と牝馬より優秀でコルト気味なので、牡馬に出ていることはプラスだと思います。

母の繁殖能力は不明ですが、2代母はブラックタイプでファミリーからもブラックタイプ多数なのでボトムラインは筋が通っていますね。

475kgとサイズもしっかりありますし、ここまで特に嫌う要素はありません。

立ち姿を見るとトモの筋肉がゴリゴリで立体的でよく見えます。

ルーラーシップ産駒自体もがっしりしますが、トモが緩い産駒が多い印象があるので、母系のデインヒルが出てここがしっかり締まったのかもしれませんね。

歩きは稍重さがありますが、しっかりと全身を使って歩けています。

やや筋肉の硬さがあるのと尻尾をブンブンやっていて耳もぴょこぴょこしているので気性はちょっと心配ですね。

芝でスピードが足りるのか?と言われるとちょっとわかりませんが、パワーのいる馬場やダートなら一定の成績を残しそうな気がします。

緩い産駒が多いルーラーシップ産駒ですが、この馬は飛節もそこそこ安定していますし、全体的には悪くない1頭だと思いますよ。

ただカタログにあるような舞台で走るのか?もうちょっと短めの距離やダートになるんじゃないの?というところがあり、血統的に適性迷子になりそうな雰囲気が出ているのは少し不安要素ですね。

ただ、3600万円ですからオープンまで行って回収できる、という可能性は十分秘めているのではないかと思います。

ノーマークでしたが、ファミリーも遡ったところ相当豪華というか、北米や欧州のG1路線で活躍しまくっているボトムラインなので、これは超掘り出し物に結果的になるかもしれません。

ただ、ルーラーシップ産駒の賞金上位馬の多くはSSを母系に含んでスピードを強化する形になっていて、本馬の場合やや母系が重めなのでそこがどうでるか?というところに尽きると思います。

ツアー情報と中間票の人気も見つつ、最後の最後もまで考えたいと思います。



No79 ギーニョの22

基本情報
一口:7.5万円
父:ニューイヤーズデイ
母父:サンデーサイレンス
母優先:無

コメント

2世代目のニューイヤーズデイ産駒です。

母父にSSが入ってきてスピードを強化する方向性はいいと思います。

基本的にはこの父はダート路線と考えて良いと思います。

本馬の母は高齢の域に入っていますが、きょうだい馬には最高到達点で中央3勝馬が2頭と堅実な成績を残しているのですが飛距離はキャロットで募集される馬の高齢母としてはややものたりません。

ノーザンは高齢繁殖は新種牡馬や2世代目くらいの歴の浅い種牡馬をつけて試しがちなので本馬はどのような経緯で種付けされたと考えるか、に考えを巡らせても面白いかもしれません。

ただ、牡馬でダートを意識する中438kgはやや物足りないですね。

4月生まれですからこれから大きくなってくれるといいなと思います。

体型はやや芝っぽいかんじでしょうかね?

歩きも軽い感じでニューイヤーズデイ産駒らしくしなやかな動きをしています、ニューイヤーズデイは産駒成績がまだどうなるかわかりませんが、いまのところこのようによく見せる馬が多い中で今の戦績なので、いわゆる馬体詐欺的な馬が多い可能性があるので注意が必要です。

踏み込みは悪くないと思いますし、ちょっと芝っぽいです。

前脚は若干左前が内に入ってきている感じがして負担が怖いですが大型馬でもないですしダート馬と仮定するならこのくらいは許容範囲内だと思います。

飛節はややグラグラしていて安定感はないですね、まだ幼さがあるのかもしれません。

No80 グランデアモーレの22

基本情報
一口:6万円
父:ニューイヤーズデイ
母父:ネオユニヴァース
母優先:有

コメント

2世代目のニューイヤーズデイ産駒です。

本馬はSS系の母父とはいえネオユニヴァースですし、母母父クロフネですからなんとなく母系的にもダート色が強いような気がします。

ただ、きょうだい馬を見てみると、みんな芝で勝利しているんですよね。

この適性迷子タイプは僕は極力出資しないようにしようと思っているのでやや評価しづらいところがあります。

サイズは444kgとまずまず、芦毛ですがトモはしっかりと容量があっていい感じに見えます。

歩きはキビキビしていて踏み込みに力も入っているように見えて悪くないですね、少し硬さはありますが、ダート1800mくらいで走りそうなイメージです。

もう一回りサイズが大きくなって欲しいところではありますが、4月生まれですからまだ伸び代はありそうです。

前脚は結構外弧で左前はやや内に入ってくるような形ですね。

飛節はかなりしっかりしていて安定しています。

前脚はやや気になりますが、このお値段であることを考えれば目をつぶれる範囲内かなと思います。

芝ダート適性迷子にならなければコスパ的にも面白い1頭だと思いますが、、、個人的にはこれで何度も痛い目を見てきたのでスルー濃厚です。

同じく適性迷子リスクを抱えるならこの馬よりは少し高いですが、リブリートⅡの22の方が僕は好みですかね。


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。

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