今回はキャロットクラブで行われているキャンセル募集で申し込んだ馬について記事にしていきます。
よろしくお願いします。
申し込み馬は?
去年の募集時の申込馬公開記事を見ていただければ分かる通り、私が申し込み落選した馬の中で、今回キャンセル募集の対象となっていたのは、No63のダイワプロパーの22だけでした。
オーストラリアで共有馬も落札したばかりだったので、出費を増やさないほうがいいなと思ってキャロットキャンセル募集は静観するつもりだったのですが、今回は気がついたらダイワプロパーの22を選択し申し込みボタンを押していたので、今回はその理由について改めて語っていきたいと思います。
ダイワプロパーの22について
この馬は、私の募集時の評価は「ピンかパー」の博打系の馬だという感想でした。
当たれば一発重賞クラスの可能性もありますが、脚元の形状的にうまく育成が進まず未勝利引退の可能性も考えられる、とりあえず勝ち上がってくれそうだという安心感のあるタイプの馬ではないと思います。
そう評価した理由について改めて振り返ってみると、横から見た時の馬体の筋肉の素晴らしさ、これは父サートゥルナーリアの母シーザリオ譲りなのか、母父ダイワメジャー譲りなのか定かではありませんが、非常に整った筋肉に、良いボディバランス、そして強くてしなやかな踏み込みが見て取れます。
横から見た時の迫力やポテンシャルの高さは重賞馬級だと思いました。ここが大きく評価したポイントです。
しかし、なぜ未勝利で終わる可能性もあると考えているのか?それは縦から見た時に理由があります。
前からみると前脚がかなり内向気味というか、内内に入ってきます。
たしか左前が特に中に入ってきているように動画では見えましたかね?軽い内向程度なら気にしませんが、この程度の内向になると流石に僕は気にしてしまいますし、一定前脚の怪我リスクにはなってくるだろうと思います。
歩きの雰囲気的には芝馬っぽいですし、馬体も480kgを超えるまでに成長していますからこの構造は正直リスクだと思います。飛節もすごく安定しているという感じではありませんから、よく言えば成長の余地を残しているのですが、悪く言えばカチッとするまで時間も少しかかりそう。
無事に成長し、脚元トラブルもなく競走生活を送れれば大物に、ということもあり得ますし、その逆もありえる。
そこで、今の所進度はどうなのだろう?と思って更新コメントを見に行くと、ものすごく早い組には入っていないものの大きな頓挫はなく順調に坂路で乗り込めているようなコメントが並んでいました。
少なくとも現時点では特にトラブルが生じているようには見えなかったので、これから速いところを取り入れ始めてどうなっていくかわかりませんが、大物の可能性の方にBITして今回はキャンセル募集に申し込むことを決めました。
本馬募集の背景は?
もう1つ、私がこの馬を「大物じゃないか?」と思っている理由となっているものがあります。
それは、本馬募集の背景です。
キャロットクラブは基本的に自前のノーザンF生産馬をラインナップします。
クラブ出身の新種牡馬サートゥルナーリア産駒は数多くノーザンで種付けされていますし、クラブ出身の種牡馬ですから最初は流石に出来がいい馬が何頭か寄せて入れられていると考えても不思議ではありません。
しかし、この世代のサートゥルナーリア産駒の募集馬の中で、僕が1番大物感を感じたのは実は外様のダイワプロパーの22でした。
そしてこの馬はノーザン産ではなく、セレクションで外から購入してきた馬です。
しかもキャロットではなく、ノーザン名義で落札し、その後キャロットに回ってきています。
これは、露骨にノーザンがこの馬を当たりの馬だと考えていて、出身クラブのキャロットのラインナップに加えてきているのではないか?とやや邪推しています。
ノーザン産のレイデオロ産駒をキャロットクラブが主取りストップで落札していたのと、完全に外様の牧場からノーザンがわざわざサートゥルナーリア産駒を購入しキャロットに回しているのはワケが違うと思います。
非ノーザン馬の割には高額な馬ではありますし、母系的には正直桁が1つ違うものの(安い方で)オーストラリアでJJ Racing Clubで落札したモアナの方がよっぽど優秀だと思いますが、日本で一発大きなところを当てたいという気持ちが今は強いので、この馬を狙って強振してみようと思います。
現役地方&海外馬主・競馬ライター
登録者5000人超え&累計再生250万回超えの一口馬主YouTuber。豪州競馬会員制コミュニティJJ Racing Club 共同代表。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統スタッツや馬体・歩様を重視していて代表馬はトゥルーフェアリー、ロードヴァレンチ、ミスティックロア等。
—最近の私––
Bluetoothでスマホと接続可能なスピーカー。重低音がとても強調されるので洋楽やアップテンポな曲が好きな私のお気に入り。防水機能つきなのでお風呂に持ち込んで音楽を聴きながら本を読むのが毎日の楽しみ。
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