こんばんは。ジェンティルです。
今日は今週の土曜日に開催される京王杯2歳Sのデータ分析を行っていきたいと思います。
波乱のにおいがするメンバー構成ですが、データが導く注目馬は一体どの馬か!?
ラップ分析
過去10年の平均ラップ
12.57 – 11.32 – 11.97 – 12.22 – 11.36 – 11.07 – 11.57
1400m戦とはいえ東京コースであることや、この時期の2歳戦であることも相まって中間で一度息の入るラップ構成となっている。
4Fから5Fにかけて1秒近く、年によっては1秒以上一気に加速するラップを踏むため、一定の瞬発力は好走するには必須の条件と言えそうだ。
データ分析
人気別成績&荒れ具合
上位人気
1番人気 2-2-2-4 単39% 複76%
2番人気 3-0-1-6 単124% 複72%
3番人気 1-1-1-7 単74% 複65%
人気グループ別
1~3番人気 6-3-4-17 単79% 複71%
1~5番人気 8-6-8-28 単91% 複91%
6~10番人気 1-4-2-41 単34% 複78%
11~18番人気 1-0-0-35 単95% 複21%
単複ベタ買い
単勝回収率 72%
複勝回収率 67%
☆やや本命サイドが強いレース。とはいえ1桁人気の中穴帯はヒモによく絡む。
☆二桁人気馬の馬券絡みは過去10年で11番人気セカンドテーブル1頭だけ。
枠番別成績
京王杯2歳S
1枠 2-2-0-9 単42% 複75%
2枠 0-0-1-12 単0% 複13%
3枠 3-0-0-12 単358% 複92%
4枠 1-0-1-14 単13% 複20%
5枠 0-3-1-13 単0% 複59%
6枠 1-2-2-13 単36% 複61%
7枠 0-2-3-16 単0% 複53%
8枠 3-1-2-15 単137% 複141%
東京芝1400(18年以降)
1枠 29-34-33-326 単91% 複82%
2枠 19-26-30-359 単54% 複50%
3枠 42-26-25-365 単90% 複667%
4枠 32-24-33-390 単40% 複49%
5枠 30-32-42-390 単35% 複72%
6枠 34-31-27-414 単56% 複57%
7枠 33-49-40-484 単66% 複72%
8枠 48-46-37-491 単81% 複72%
☆レースデータ、コースデータともに1,3,8枠の成績が優秀。
脚質別成績
戦法
逃げ 1-1-0-8 単344% 複94%
先行 6-6-7-18 単137% 複147%
差し 3-2-3-44 単21% 複49%
追込 0-1-0-34 単0% 複3%
☆穴をあけるのは逃げ・先行勢。
☆差し追い込み馬も絡むが人気どころ。
上がり3F
上がり1位 3-3-0-6 単94% 複156%
上がり~5位 5-6-6-39 単36% 複73%
☆ラップの推移では一定の瞬発力を求められているはずも、上がりはそこまで求められない。
☆前目につけてそのまま押し切れるタイプを狙いたい。
ローテーション
前走クラス
新馬戦 2-1-0-12 単142% 複65%
未勝利戦 0-2-2-23 単0% 複46%
OP 3-3-2-33 単60% 複54%
重賞 5-4-4-20 単153% 複129%
☆前走重賞組が好成績
→ブーケファロス、ミシェラドラータ、ロンドンプラン
個別レース
小倉2歳 3-1-2-4 単411% 複156%
函館2歳 2-2-1-4 単105% 複101%
☆上記2レース以外で勝ち馬が出ているレースは新馬戦(芝1400)、クローバー賞、ききょうS、中京2歳S
☆ききょうS組は前走1着が好走条件
1着 1-0-1-0
~2着 0-0-0-2
○新馬戦組
→エナジーチャイム、オオバンブルマイ、サイモンオリーブ、シェーンプリマー、スピードオブライト、デイドリームビーチ、マーブルマカロン
○ききょうS組
→ヤクシマ(前走3着)
距離短縮&延長
同距離 4-2-3-38 単63% 複48%
延長 5-4-3-37 単103% 複54%
短縮 1-4-4-29 単43% 複108%
☆今回距離延長の成績が優秀
→スピードオブライト、デイドリームビーチ、フロムダスク、ペースセッティング、マーブルマカロン、ミスヨコハマ、ロンドンプラン
注目馬
ロンドンプラン
前走 小倉2歳S 1着
小倉2歳S1着馬が次走京王杯2歳Sを走った際の成績は1-1-1-1と複勝率75%。
様々な好走データに当てはまっており、出遅れながらも一頭だけ次元の違う末脚で差し切った前走はインパクトが強い。
ただ今年の小倉2歳Sのレースレベルはそこまで高くないように思えて、時計も同日のペースセッティングが勝った未勝利戦より0.2秒遅い。
また開催最終日で外有利の馬場を外から差すトラックバイアスに則った競馬をしていた。
そう考えると見た目のインパクトほど信頼はできなさそう。
とはいえデータ面から強きに推せる馬はこの馬一頭で、データと前走評価のはざまで揺れ動くことになるだろう。
この馬を負かせるとしたらデータ的には前走新馬勝ち組か!?
牝系研究家・競馬ライター
牝系こそがサラブレッドの根幹であると考え、日夜サラブレッドファミリーの研究と最適な配合の追求を行う。競馬予想、血統解説、コラムなどを通じて競馬の魅力を多くの人に伝えることをモットーとしている。SPAIA競馬でも記事連載中。
—最近の私––
最近買ってよかったもの。次世代型猫用全自動トイレで時間と手間が格段に変わった。これまで猫が散らした砂を犬が食べてしまうことがあったが、これを導入してから清潔が保たれている。
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