貧乏OLがオーストラリアで馬主になれたワケ by徳野くるみ 

こんにちは!
馬主OL徳野くるみです!

ウマ娘好きが高じて競馬の世界にハマり、一口馬主だけでは我慢出来ずオーストラリアで馬主になりました!

今回はまだオーストラリア馬主になってない方、興味はあるけど難しそうだな、え、オーストラリアで馬主になれるの?
そんな方に向けた記事となっております!

馬主になりたい!!


さて、みなさん。
みなさんは一口馬主をしていますね?
ふふふ、かしこい馬主くるみちゃんにはお見通しです。
「人間は水を飲むと99%100年以内に死ぬ」
それくらいあたしにはお見通しです。
ちなみに水を飲まないと人間は3日で死ぬので、積極的に水を飲んだほうがいいと思います。
みなさんは一口馬主をしていて、不満はありませんか?
「この馬は中長距離だと思うのに短距離しか使ってくれない」
「芝馬なのになんでダートばっかり」
「リーディング下位の騎手しか乗せてくれない……」
「いつになったら入厩させるんだ!」
一口馬主歴が長くなると、そんな不満も溜まってきますね。
わかります。
かしこさMAX(当社比)くるみちゃんはわかります。
そんなあなたに朗報!
「馬主になればいいんですよ!」
OKOK、落ちつきなよブラザー。
馬主になれないから一口馬主なんてやってんだよね?
分かるぜブラザー。
あたしもそうです。
日本の中央競馬では2年連続”所得”1700万+資産7500万円。
地方競馬でも”所得”500万円、年収にすると約700万円が収入要件となっていて、あたしたちサラリーを頂いている身からしたらハードルが高すぎます。
正直、あたしは日本では無理です。
絶対。
それでも愛馬が欲しい。
クラブの子達も愛しているけど、ほんとにあたしが所有している「愛馬」が欲しい!
強欲なんですよ、あたし。
便利な世の中ですね、インターネット。
なんとか法の網をくぐって馬主になれねえべかと「共有馬主」でググっていたんですよ。
そしたらオーストラリアで開業されている調教師さんのホームページがヒットしましてね。
それが今回、あたしがお世話になった中條厩舎(ジャパノズ厩舎)さんってわけ。

JAPANOZトップページ

意外と安い!?オーストラリアの共有馬主




ちょっと覗いてみると、リアルスティール産駒の牝馬が2.5%(1/40)の所有で馬代金など初期費用が350ドル。
ははあ、
350ドル。
あ、これオーストラリアドルか。
オーストラリアドルって今いくらなんだべ?
1ドル93円かあ。
まあ100円として35000円。
だよねー。
40口だもんね。
それくらいするよねー?
さんまんごせ……3万5千円?!
は?マジ?
社台の40口より全然安いんですけど?!

びっくりしました。
まさか3万5千円で競走馬のスターターキット買えると思わないじゃん?
でも、預託費お高いんでしょ?
ノンノン。
日本で言う放牧中や入厩中で少し変わりますが、ならすとおおむね1ヶ月1万円(1/40)くらいでした。
もちろん為替の関係で上がったり下がったりはします。
あしたオーストラリアが大幅に沈んだら1ヶ月の預託費は2円とかになります、たぶん。
ちなみにオーストラリアでは馬主になるのに収入要件はなく、馬を購入した時点で「馬主」です。
パドックで調教師や騎手と喋れます。
レースの選定への投票や、馬主席に座れます。
総金歯でがっはっはです。
本物の馬主になれるんですよ!
もし万が一愛馬がオーストラリアのG1をバキバキ取ってジャパンカップに招待されたら!
ふっふっふ。
賢い諸兄はお気づきですね?
鈍い諸兄はお気づきでない?
ならば教えましょう!
そう!
あたしは東京競馬場の馬主席に座れるって寸法さ!
いやー、震えたねあまりの賢さに。
驚いたねくるみちゃんのかわいさに。
日本では絶対無理だと思っていた「馬主席」。
ここに手が伸びるチャンスがあったんですよ!

目をつけたのは「リアルスティール産駒」

リアルスティール産駒のトゥルー(シダーレーンの20)

しかもあたしが目を付けたリアルスティール産駒「トゥルー」ちゃん(シダーレーンの20)。
この子、あたしがインゼルさんで出資している「エレクトラムの21」と父と母父が同じで、とてもよく似た血統構成なんですよ。
少し話が逸れますが「エレクトラムの21」のお姉ちゃん「ドラータ」ちゃんにも出資していました。
ところが今年の4月に馬房内で寝違えた際に股関節を骨折。
予後不良で安楽死となりました。
「エレクトラムの21」に対しては”重い想い”があるわけです。
そんな中、オーストラリアの共有馬主に興味を持ったきっかけの子が「エレクトラムの21」と近い血統てとこに何か運命を感じちゃったんですよね。
そして「トゥルー」ちゃんはオークスを目指しているとのこと。
好きなんですよ、オークス。
いい響きだよね、オークス。
そして何より、「晩成型だからじっくり育てるつもり」
これですよ。
日本の競馬って未勝利だと3歳の夏にはもうチャンスが無くなっちゃうじゃないですか?
でもオーストラリアはタイムリミットがないので「トゥルー」ちゃんは長く応援出来そうだなって。
やっぱり愛馬の引退ってめっちゃ寂しいじゃないですか?
出来るだけ、長く応援したいなあ、でも一口馬主じゃ難しいかなあって思ってたんですよ。
そんなわけで早速中條厩舎さんにコンタクトを取りました。
めっちゃ丁寧に色々な質問に答えていただいたんですよね。
で、申込書が送られてきたんですよ。

日本から申し込むのは大変?


海外だし、どんだけ分厚い契約書が送られてくるかとびびってました。
……うーん、なんでしょう。
住民票の写しを取得するよりも簡単でした笑
言い方は悪いですがペラ紙一枚。
え、ほんまにこれで馬主になれるん?
マジで?
その申し込み用紙に記入して、中條厩舎さんに送付。
翌日にはスターターキット分のお金をクレジットカードで支払いました。
はい、馬主です。
こんにちはオーストラリアで馬主やってます徳野くるみです。
あ、Youtubeもやってます。
そんな感じです。


ちなみに馬主をやめるのは6ヶ月経過後3ヶ月単位だそうです。
まあ遊びで馬主になられても困るでしょうしね。
それでもやめときゃよかったなーって思ったら6ヶ月経ったら馬主やめれます。
日本で言うとなんですかね?
カルチャーセンターとかそーゆー習い事みたいな感じのフランクさで始められる文化みたいです。
ちなみにあたしの年収は日本の平均年収を下回ってます。
それでもオーストラリアで馬主になれます。
無理しない範囲で本当の「馬主」になれる

こんな楽しいことないですよ。
愛馬が大活躍してジャパンカップに出走してくれることを願います。
そして東京競馬場の馬主席で他の総金歯と一緒に声をからして応援したいです!
がんばるのだよトゥルーちゃん!

そんなわけで貧乏OLのオーストラリア馬主初体験レポートでした。
ほんとはもっと書きたいことがあるんですけどね笑
ちょっとした小論文くらいになりそうなので本日はこれまで。
最後まで読んでくれた、そこのあなた。
そう、そこの素敵なお兄様、麗しいお姉様。
ありがとうございます!
また、どこかでお会いできれば。
ばいばーい!




ゲストライター:徳野くるみ

登録者1000人を目指すYouTube「うま6ちゃんねる」馬好きOL徳野くるみ(現在登録者620人)
ウマ娘から競馬に興味を持ち、自分でも馬主体験をしてみたくなり、勢いで友駿に入会。
出資した子が1年後に走ると気付き、今年走る子いないかなーって探してたら京サラ発見。
深く考えずに入会。
その後、ダイワメジャー産駒のドラータちゃんに一目惚れしインゼルに。
1年目で3つのクラブに入会しました。
最初にデビューしてくれたリヤンドファミユ産駒アップトゥザナインを溺愛。
夢はアップトゥザナインを引き取って2人で暮らすこと。
馬を選ぶ際に重要視しているところは顔!
どんくさい子でも一所懸命応援出来る子に出資してます。
血統についてはただいま絶賛勉強中!
間違っているところあったら教えてください!

Tags:

~大人気競馬グッズのご紹介~

あの名馬たちがBIGぬいぐるみになって登場!愛車に乗せたり、部屋に飾ったり、使い方たくさん!最近はUFOキャッチャーの景品として販売されたりお金がかかるけど、直接買ったほうが安くて確実かも?!

No responses yet

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です