どうも、ジェイです。今回は私のロードの出資馬であり、現状1番の活躍馬であるロードヴァレンチ(父エスポワールシチー)が昇級初戦、2022年10月2日中山競馬場で行われた8Rの2勝クラスに挑戦しました。
今回は都合もついたので、中山競馬場で現地応援をしてきました。ロードヴァレンチを生で観戦することは実は初めてで中央初勝利をもたらしてくれた恩人(いや恩馬?)に初めての対面が叶いました。
今回は、ロードヴァレンチのレース結果がどうだったのかをお伝えする記事を書いていこうと思います。ロードヴァレンチについてご存知ない方はこちらの記事を先にご確認ください。
中山競馬場へ
この日は、メイケイエールなどが出走するスプリンターズステークスの日ということで、中山競馬場は今までになく、多くの人で溢れていました。
私はコロナの入場制限が設けられてから、いつもネットで指定席を予約して会場に足を運んでいるのですが、今回は普通に落選してしましました。上限が緩和されてから、落選するのは久方ぶりで少し焦りましたが、その後無事にネットで事前購入する入場券(自由席or立ち見)が当選、入場することが叶いました。
当日券の販売も現場であるようですが、スプリンターズステークスのようなG1開催日にはすぐに売り切れてしまうことが予想されます。現地に行かれる方はなるべくネット予約で事前にチケットを購入してから現場に向かうとスムーズかと思います。
パドックでヴァレンチと対面
秋晴れの中山競馬場で、私はロードヴァレンチと初対面しました。休養明けにもかかわらずマイナス体重で少し心配をしましたが、とても落ちついてパドックの外目をキビキビと歩く姿は、とても頼もしく、雄大に見えました。
ロードヴァレンチは8番人気。単勝オッズは19.8倍と、マークされずに逃げるにはちょうどいい人気でした。調教タイムはしっかり出ていて動けているようでしたが、陣営コメントは「まだ本調子ではない」とのコメントでした。
パドックで周回するヴァレンチを見ながら「これはなかなか仕上がりが良さそうだから馬券内はあるかもな?」と思いました。正直勝つ自信があるか?と言われるとそこまではなかったです。
そのため一時は人気薄だろうが単複1万円をかけていた出資馬応援馬券ですが、今回は単複1千円ずつと、馬連流しにとどめることにしました。これがまあ、のちの盛大なフラグになります。
レースへ
ロードヴァレンチは初戦こそ…でしたが去勢後はスタートよく飛び出して逃げ・先行でレースを進める優等生でした。今回も「減量騎手を生かして楽に逃げられるといいな」と思っていました。
いざ、スタート。ロードヴァレンチは良いスタートを決め、しっかりと最初の直線で先頭に躍り出ました。
道中も良い手応えで折り合ってレースを進めます。ペースは平均ペースでしたが、他馬に過度にプレッシャーをかけられることもなく、理想的な形で時が流れました。
そして、4角を抜けて最後の直線。
ヴァレンチは後続を突き放します。
「おお、これはいけるぞ!」
中山のダートは、この日前残り傾向が続いていて、そもそも逃げ馬にとっては有利な馬場でした。その上でこの突き放すような手応え、勝利がチラつきました。
そして私が応援していた4角とゴール板のちょうど中間地点あたりでしょうか?本当に目の前を出資馬がリードしながら走っていく姿に足と手が震えました。
「いけえぇええええええ!」
心の中で絶叫したのも束の間、外から12番のロスコフが凄い末脚で迫ってきました。
「やばい、差される…。」
そんな不安が一瞬頭をよぎりましたが、ここからロードヴァレンチは一度詰まりかけた差をさらに広げるようにひと伸びしてみせました。
「いや、つよ。。。」
結局1馬身差以上の差をつけてロードヴァレンチは優勝しました。
競馬場でこんなに胸が高鳴り手足が震えたのは初めてのことでした。キタサンブラックの引退レースの有馬記念も大概でしたが、個人的には喜びの大きさはそれ以上でした。
なんせ現地観戦で出資馬勝利を見届けたの
初めてですから。
TwitterなどのSNSで数多くのお祝いの言葉や”おたおめ”をいただきました。感謝感謝です。
ひとしきり大喜びし、馬券を換金しにいったところ、ふと冷静にある後悔が浮かんできました。
「ああ、これ単複1万円だったら今頃20万越えの払い戻しか…」
自責の念に駆られながら、でもギャンブルって大体こんなもので
大きく張れば外れるし⇨学んで小さく張ると当たる⇨大張しなかったことを後悔する⇨再び大張して撃沈・・・ 以下無限ループ
なので、まあこんなものかと、割り切っていますがね。(笑)
何はともあれ、本当に勝利してくれた馬と関係者の皆さんには感謝ですね。
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現時点での回収率は?
さて、一口馬主をする上で回収率を気にされている方も多いと思います。
ロードヴァレンチは一口3万円、総額1500万円と比較的安い部類の馬です。
少し丸めた総額ベースの数字でご紹介させていただきますが、獲得賞金の総額は手当なども込みにすると3820万円ほどです。
これに0.67をかけると大体手取りの数字がわかります。3820×0.67で約2560万円になります。
これが諸々税金など引かれた後の利益になります。
一方、かかったコストについて見ていきましょう。
最初の1500万円に加え、ロードは維持費が月額1口あたり1200円で維持費が固定です。2歳1月〜3歳9月の21ヶ月分の総額を計算すると1200円×500口×21ヶ月で1260万円になります。
そのため1520万円+1260万円でコスト総額は2780万円になります。
そのため、現時点の維持費込みの
回収率は92%となります。
ロードヴァレンチはまだ3歳馬です。すでに馬代ベースだと回収は終わっていて、コンスタントに着を拾っていけば、維持費ベースの回収も目前に迫っている状況です。
ロードの同期馬の中でもトップを走るレベルの回収率ですから、これは現時点でかなり良い数字だと思います。
※実際にはこれ以外にクラブ会費月額2750円がかかっています。これは本来出資頭数で割って計算するのがより正確ではあるのですが、僕の場合途中で馬が引退したりしていて、出資頭数の変動が多いため都度都度遡って計算しないといけないため計算が複雑になることに加え、人によって出資頭数が変わるためこの会費の1頭あたりの負担は異なるので、あえて今回は計算していません。
また、ロードの維持費は固定ですが、引退時精算などで払い過ぎた分は返金されます。そのため一時的にこの数値ではありますが、実際の維持費とは厳密には違う、あくまでも現在の支払いベースに基づく簡易的な計算であることをご承知いただければと思います。
今後について
レース後の更新で、ヴァレンチはやはり本調子ではない中であったが勝ったので能力がある、一旦放牧に出したいという旨のアナウンスがありました。
休養明けの初戦でしたので続戦してくれたら嬉しいなと個人的には思っていましたが、よく頑張ってくれましたし、本当に怪我なく元気に走り続けてくれることが何よりも大事に思います。
未勝利の期日が迫っているなど、切羽詰まっている状態ではありませんから、馬本位で進めてもらって、再びターフに戻る日を楽しみに待ちたいなと思います。
僕の出資馬からこれで初めての準オープン馬が誕生しました。気が早いかもしれませんが、いよいよ初の重賞出走も、射程圏内に入ってきたのではないかな?と思います。
今回の験担ぎをして、次回走るときも、単複千円と馬連の馬券で「ああ、やっぱり1万円かければよかった」と次もここで後悔の念を書けることを願って?結びといたします。
ロードヴァレンチ、これからも頑張ってね!!
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記事を書いた人 ジェイ
登録者4000人超え&累計再生200万回超えの元一口馬主YouTuber。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統の配合相性を重視していて代表馬はロードヴァレンチ、リレーションハート等。
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