【募集馬血統考察】~アシェットの24~ターファイト2024年募集 byのあ

はじめに

はいはいど〜も、のあです♪
私をご存知の方もご存知でない方も、来たからには読んでいって頂きたい♪
今日はターファイトクラブで10月29日から募集開始される募集馬の血統考察をしたいと思います。

同じサララボさんで記事を書いていらっしゃるエムイシさんの様に深くて濃ゆい血統考察ではありませんが、私はなるべくカジュアルに説明していこうと思います♪
登場する種牡馬を覚えていくだけで、大体の適性や特徴を掴めるようにはなっていくと思うので、血統入門としても読んでいただけたらなと思います♪

まずは考察するアシェットの24の血統表を見て頂きましょう。

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見事にクリスである、クリスにSまで着いてきている♪
これは凄い事であります♪
どう凄いのかを今から説明しましょう♪

前提

まずはエフフォーリアの血統から見ていきましょう。
ロベルト、プリンスキロ、シアトルスルー、ハイペリオン、堂々たる柔らかさです。
もちろんナスルーラも完備していますし、トムフールまでもです。
素晴らしい。

「すでに何言ってるかわからないぞコイツ」と思った皆さん、まずは上記の種牡馬を覚えておいてください。

覚えましたか?
いいでしょう、では次へ進みますよ。

エフフォーリアは競走馬時代は中長距離で活躍しました。
しかしながら競走馬時代に走ったレースで長距離といえるのは有馬記念くらいでした。
2度走り最初の有馬記念を優勝、2度目の挑戦は5着に終わりました。
21年の有馬記念は澱みのない流れで、22年は中間で緩み息の入る展開。
血統的に好走パターンと凡走パターンに当てはまるものでした。

つまり何が言いたいかというと、エフフォーリアはステイヤーじゃない?という事です。
この有馬記念はあくまで実証として挙げただけで、否定する要素などいくらでもあるのでここで時間を使うのはやめましょう。

書いておいて元も子もない事を言いますが競争実績云々は別として、私は単純に血統的にステイヤーじゃない?と言いたいのです。(笑)
今日の議題は血統です。
では参りましょう、血統考察です。

血を探る。(父系)

こちらがエフフォーリアの血統表です。

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アシェット24の父はエフフォーリアで父父はエピファネイア、3代父はシンボリクリスエス、4代父はクリスエスでロベルト系です。
このクリスエスの4×4を持つ事が最初のポイントですね。
クリスエスはナスルーラとプリンスキロを持ち、Bull DogとSir Galahadからテディクロスを持ちます。
ナスキロで柔らかさのある日本適性を携え、テディによって馬力と突進力を更に強化したのがクリスエスです。
アシェット24はそのクリスエスを前面に押し出す事ができる配合です。

もう少し掘り下げましょう。
クリスエス産駒であるシンボリクリスエスは持続力、持久力、馬力に優れたロベルト系らしい種牡馬です。
血統構成としては母型にシアトルスルーとトムフール(テディ内包)を持ち、柔らかさと前述のテディの馬力と突進力を更に底上げしています。
更にその産駒であるエピファネイアはスペシャウィークを介してマルゼンスキーを導入しており柔らかさに磨きをかけています。

そしてエフフォーリアは上記の血統構成を持つエピファネイアにハーツクライとクリスを導入しています。
ハーツを導入する事でハイペリオン、ナスルーラ、リファールを入れられるので、国内の主流馬場への適性を底上げし更に持久力と持続力を高める事ができます。
クリスはエタンの流れを汲む種牡馬でこちらもナスルーラとハイペリオンを内包。
ハイペリオンは持久力、持続力に優れ大箱トラックでの直線加速を伝えます。
またそれらを活かした前粘り気質も伝えてくれます。
そしてクリスの父であるシャーペンアップは持久力に優れ長距離適性を伸ばします。

日本の馬場への適性は担保できているとはいえ、ここまで持久力や持続力に特化しているとやはり不安になるのは根本的なスピードの絶対値ですね。
サンデークロスによる部分に期待したいところですがスピードを伝えるタイプのサンデー系ではないので心許ないところです。
では牝系を探ってみましょう。




血を探る。(牝系)

こちらがアシェットの血統表です。

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ミスプロ系フォーティナイナー、サンデーを経由しないヘイローを持つデヴィルズバッグ、そして3代母であるStar Pitcherがインリアリティの3×4というクロスを持っています。

フォーティナイナーは米国的な軽いスピードを顕著に伝え、ダート種牡馬でしたが芝でも走れる産駒も出しました。
距離適性は短距離でしたがこれは類い稀なスピードと突進力を武器としたからですね。
ちなみにフォーティナイナーもナスルーラとテディのクロスを持っています、更に個性が強まりましたね。

デヴィルズバッグはタイキシャトルの父として有名ですが、国内での血統的な部分での役割としてはサンデークロスを使わずにヘイロークロスを作れる事です。
サンデーよりも純粋な米国的なスピードの抽出が可能になるので、デヴィルズバッグを持っている事もアシェット24にとってはポイントとなるかもしれません。
こちらはプリンスキロとナスルーラ内包。

最後にインリアリティですね。
こちらは言わずと知れた日本史上最速馬のカルストンライトオのスピードの根源とも言われる種牡馬です。
カルストンライトオの3代父で、とにかく強烈なスピードを伝えます。
こちらはナスルーラクロスとトムフール内包。

上記の血を持つ肌とエフフォーリアとの配合では単純効果、相乗効果の両面でスピードの底上げを見込める素晴らしい配置。

素晴らしいですね、ではまとめましょう。

まとめ

アシェット24のポイント。
◎トップとボトムでクリスエスのクロスを成立させている。
◎ケイティーズファーストの牝系クロスを成立させている。
◎上記の理由から持続力、持久力、馬力、突進力、日本適性を担保。
◎ボトムラインによるスピードの担保。

こんなところでしょうか。
サンデーサイレンスの5×4×4ですが、キレッキレのタイプにはならないと予測しています。
アシェット24の魅力は血統面での個性が尖っている点と、その尖った部分以外の部分は決して凹んでいるわけではないという所です。
しっかりとストロングポイントを伸ばしつつ、ウィークポイントを補完する血統構成に思えますね。
個人的には、これは好配合だなぁと唸りました。

個人的にはエフフォーリアは種牡馬としてはそれほど注目してなかったんですよね。
考察でも述べた通りステイヤーだと思っていましたし、根本的なスピードの部分に懐疑的だったからです。
ですが、アシェット24の様に上手く構成を整えられる肌とは親和性がありそうだなと考えを改めました。
あとはエフフォーリア自身がどの程度の遺伝力を持っているのか、血統通りの適性を遺伝させるのかですね。
この記事を読んで下さったみなさんも、一緒に今後の結果を見守って下さい♪

さて、血統考察は以上になります。
他にも伝えておきたい事があった気がしますが、時間の問題で突貫仕様なのでご容赦下さい。
この考察がみなさんの出資馬検討の一助となれば幸いです♪
ではでは、また次の機会に♪(*´꒳`*)ノ

執筆者紹介

のあ @noa_in_the_hole

オーストラリア・中條調教師率いるJAPANOZでEpic Dayを共有する海外馬主。
日本の一口馬主ではターファイトや京サラに入会している。
血統の深掘りが趣味でサララボライター・エムイシ氏の師匠的存在。

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