はじめに

この度はサララボの代表ジェイが連載するノルマンディーOC2023年1次募集馬検討記事をご覧いただきありがとうございます。

ノルマンディーOCの会員でもある私は、今年はシルクHC、DMMバヌーシー、キャロットクラブの３クラブで全頭分析記事を当サイトで執筆、掲載しています。

今の所出資馬の主な活躍馬は…

・ロードヴァレンチ（マーチS4着）

・ミスティックロア（レパードS出走）

・ヴァナルガンド（2勝C）

・リレーションハート（地方2勝・個人共有）

となっていて、18産から参入したノルマンディーOCではヴァナルガンドが最も活躍しています。

基本的に忖度なしなので、厳しい表現となってしまう馬もいることを先にご了承ください。

あくまでも個人の見解ですので、出資判断は自己責任でお願いいたします。

また、多くの頭数を分析する関係上、1頭あたりのコメントがどうしても薄くなってしまいます。

「この馬についてもっと詳しく聞きたい」という場合は、募集期間中にYouTubeLIVEを予定していますのでそちらでご質問いただければと思います。

ジェイは募集時、血統スタッツ、サイズ、馬体・歩様、厩舎などの要素を軸に検討しています。

今回の連載ではその中でも主に、血統、サイズ、馬体歩様について記載していく予定です。

執筆、投稿作業など全て1人で行なっているため誤記載や誤字等ありましたら優しくご指摘ください。

何卒お手柔らかにお願いいたします。

No30 ポップシンガーの22

基本情報

父:アジアエクスプレス

母父:スマートファルコン

馬体重:414㎏　

体高:152.0㎝

胸囲:170.0cm

管囲:19.5cm

血統

父アジアエクスプレス産駒の牝馬勝ち上がり率は20%と水準以下です。

ダート種牡馬なので牝馬の数字が低いのは仕方ないとはいえ、20%は少し辛い数字ですね。

母父ゴールドアリュール系の産駒は9頭とサンプル不足ですが勝ち上がり率22%とこちらも低めです。

一方母ポップシンガーは中央4勝と優秀で、ダート短距離を中心に活躍しました。

アジアエクスプレス産駒自体も距離短めの馬が多いですから、この整合性は良さそうですね。

まず適性はダートの1200あたりになるかなと思います。

初子なので母の活力は不明ですし、2代母産駒の打率も微妙ではありますが、4勝馬の子供がこの値段と考えれば割安感はある気がします。

血統と価格が出た時点では出資候補としていた馬です。

馬体歩様

安さの理由はサイズを見て納得しました。

アジアエクスプレス産駒の牝馬は平均馬体重465kgとやや大柄、牡馬は491kgとかなら大きく、そのサイズとパワーを活かして短距離で活躍しています。

しかしこの子は現状414kgしかなく、胸も浅いですよね。

3月生まれですから遅生まれでもありませんし、それでこのサイズ感というのはダート短距離馬としてはなかなか厳しいものがあると思います。

歩様を見ても手先が重く芝に行けそうな感じはしませんし、シルエットは悪くないですが歩様に力感を感じません。

硬さがあるのは血統的にも仕方ないですが、背中もあまり使えておらず、首とあまり連動していないように見えますね。

トモの筋肉の張り感は悪くないんですけどね…。

飛節安定感はありますし、前脚も気になるポイントはあまりないのですがね。

グッとサイズアップすればいいかもしれませんが今のサイズ感では手を出しづらいですね。

総評

本来なら様子見をして馬体が大きくなるかを見たいですね。

しかし安価ゆえにそこそこ人気になりそこまで様子見はできないのかもしれません。

人気クラブになった弊害ですね…。

腰や胸周りが細いためトモが大きく見えますが他の馬と比べるとそうでもない可能性もあります。

見学ツアーでは正直こじんまりしていた印象でした。

ただこれだけ安いので成長見込みでベットする選択はありだと思います。

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