私も会員のノルマンディー2024年1次募集全頭分析を行っていきます。
見解は全てジェイの私見であり、結果を保証するものではありません。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1ATCオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)ハッピーゲート(大井新馬勝ち)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)マックアルイーン(オープン)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)などです。
No45 マルーンドロップの23
ブラックタイド コンデュイット 牝 鹿
4/3 158.0 180.0 19.5 452
ブラックタイド産駒の牝馬勝ち上がり率は29%となっていて、平均より少しだけ高い数値となっています。とはいえ重症雨馬出現率は牡馬より低く、できれば牡馬で狙いたい種牡馬ですね。
産駒はガッチリむっちりした馬体でパワーで押し切るタイプが多い印象があるので、牝馬より牡馬の方が合うのかもしれません。
母父コンデュイットで出走した産駒は1頭で勝ち上がり馬はいません。
母マルーンドロップは地方、中央1勝ずつですが、地方交流レースで勝利しているもので、今でいう1勝Cを中央で勝っています。2勝Cでも連対したことがありますので、なかなか能力は高かったと言えそうです。
母産駒から中央勝ち馬は1頭ですが、その1頭はゴルシ産駒でノルマンディー所属馬のヴェルミセル。こちらは4勝しオープン入りしています。
全姉ディアマンドロップは未勝利戦を勝ち上がれず、盛岡で2勝し出戻り1勝Cに挑戦中。
現状二桁着順が続いており少し厳しい戦績です。
馬体サイズは中型で悪くないですが、写真を見るとややメリハリのないだらっとした馬体に見えますね。冬毛もあるかもしれませんが、凹凸があまりない馬体であまり好みのタイプではないですね。
歩様を見ても歩幅が狭くあまり背中も使えていないように見えますし、踏み込みの際の力感をあまり感じない気がします。
飛節はまずまず安定していますね、前脚も蹄がやや外に向かっていますがこの程度であればOKでいいのではないかと思います。
ただ私はバネ感があり力強い馬が好きなので現状好みではないですね、遅生まれもあってかメリハリがなく幼い馬に見えます。
No46 モルフェオルフェの23
フィエールマン オルフェーヴル 牝 鹿
3/16 157.0 175.0 19.5 438
フィエールマン産駒牝馬はまだ出走頭数15頭とサンプルが少ないですが、現状の勝ち上がり率は6.7%と低調になっています。
今年デビューの新種牡馬なので来年の秋の未勝利戦終了までにこの数字は向上すると思いますが、現状ではやや手を出しにくい数字です。
母父オルフェーヴルの初仔牝馬ということで、サイズが心配だなぁと思いましたが、大型馬とは言えないまでも最低限のサイズはありますね。
配合的にはサンデーが25%と血が濃いためインクロスの弊害も心配なところです。
母モルフェオルフェは中央4勝。
OP入り後はG3に幾度も出走。残念ながら重賞で良績はおさめられなかったものの、母オープン馬の産駒ということで初仔ながら期待感がありますね。
3代母は福島牝馬S勝ち馬のロフティーエイム、2代母からはユニコーンS勝ち馬のスマッシャーが出ており、ファミリー的に打率が超高いタイプではなさそうなものの、当たったら重賞馬という飛距離のあるファミリーと言えそうです。
ノルマンディ―2次募集馬としては母系は豪華な方だと思います、クロスも濃いですしなんとなく繁殖としての価値を見据えて…な気がしないでもないです。
馬体を見るとやはり初仔らしい、非力な感じを受けます。
前勝ちな感じですかね。
歩様を見てもその印象は変わらずで、トモに容量がなくあまり後輪駆動感を感じません。牝馬なのでこのくらいでも走る馬は走りますが、腰も細くあまり好みではないですね、というかこういう小型牝馬で走る馬と走らない馬の区別が僕にはあまりつけられません。なので手を出さないほうが自分の中ではいいなと思っています。
このサイズの割に飛節ブレは大きく緩さや幼さが目立つ気がしますね、前脚はこのサイズ感であれば過度に気にしなくてよいかと思います。
成長待ちですかね。
No47 ラタンドレスの23
ゴールドドリーム エンパイアメーカー牝 鹿
4/1 150.0 181.0 20.0 440
ゴールドドリーム産駒は2024年デビューのため、産駒数が少なく成績は変動する可能性が大きいですが、現状牝馬勝ち上がり率は17頭出走で5.9%と低調です。牡馬は20%越えの勝ち上がり率を見せているところからも、牝馬は苦戦気味と言えるかと思います。
ダート種牡馬なので牝馬が苦戦するのは、当たり前とも言えますがそれでも牝馬成績もそこまで落ちない種牡馬もいますからね。
母ラタンドレスは生涯58戦して中央1勝、1勝Cでも度々2着に入っていましたが勝ち上がれず。ただ賞金はしっかり稼いでいましたし、JPN3への出走も果たしました。
本馬は2番子で、初仔もノルマンディーで募集されていましたが現状2戦して入着は無しです。
ボトムラインはタニノ系のラインで、ノルマンディーが持っている繁殖の中で最も豪華なファミリーの1つ。
2代母からはタニノエポレット、シュヴァリエのラインからプリュムドール、ハギノアレグリアスなどが出ており活力は優秀です。
初仔の現在の戦績だけで見切るのは早計だと思うのでしっかり考えたい1頭ですね。
サイズは中型、もう一伸び欲しいところですね、ダート馬だと思うので…。
歩様を見るともう少し筋肉ががっつりある方がいいなと思いつつ、動きは悪くない気もします。
柔らかさはありますね、こういう緩さがあり柔らかい馬は三振するかホームランかという感じでカチッとした馬に比べて打率の低さはありますが、前後の連動性や推進力は悪くないような気がします。
とはいえ牝馬の中型ダート馬にどこまで求めるか?と言われると…なので条件戦でOKという方でないと候補には入らないかもしれません。
飛節安定感はまずまず、前脚は右前がちょっと気になりますね。
ただダート馬ですし大型馬でもないのでこのくらいはセーフでいいかもしれません。
牝馬限定でなんとか勝ちあがれれば、という感じでしょうか?もう一回り成長してくれるといいですけどね。トモなどにもう少し凹凸感や立体感が出て幅が出てきたらいいのではないかと思います。
告知
ジェイが馬の見方を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや 競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。
今年1月にはサロンメンバーの皆様と共にセリに参加し、モアナというニックネームの素晴らしいタガロア産駒の牝馬をわずか350万円ほどで落札できました。
オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。
モアナは1/40口が約11万円、月の維持費は放牧中が月4000円程度。
入厩中が月1.2万円程度となっています。
サロンでは中條調教師や獣医師のOz氏、サララボライターでもあるエムイシ氏のディープなコラムを毎週配信している他、オーストラリアンで開催されるセリに上場される注目馬ついても配信中です。
さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。
直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。
オーストラリア 競馬をベースに学んでいきますが日本の 競馬にも活かせる部分はあると思います、ぜひお気軽にご参加ください。
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