私も会員のノルマンディー2024年1次募集全頭分析を行っていきます。
見解は全てジェイの私見であり、結果を保証するものではありません。出資は自己責任でお願いいたします。
ジェイの主な共有馬はトゥルーフェアリー(G1ATCオークス・G1ヴァイナリースタッドS出走)ドーンエクスプレス(川崎2勝)リレーションハート(門別・大井各1勝)ハッピーゲート(大井新馬勝ち)出資馬は、ロードヴァレンチ(オープン)ミスティックロア(オープン)ベストミーエヴァー(スイートピーS3着)などです。
No48 クリノチョモラーリの23
コパノリッキー スパイキュール 牡 栗
2/26 156.0 182.0 20.0 506
コパノリッキー産駒の地方馬は307頭中183頭が勝ち上がっています。
勝ち上がり率は60%となっており、地方馬としてはまずまずな戦績です。
西日本クラシックのシンメデージーなど大物も出ています。
母は中央1勝馬ですが、きょうだい馬3頭はいずれも地方中央問わず未勝利で、繁殖能力には疑問が残ります。
2代母からは京都近ハイ2着のテイエムタイホーが出ていますが、他の産駒を見ているとなかなか苦戦している馬も多く、あまり打率の高いファミリーとは言えなさそうです。
サイズはしっかりしていて、地方馬の牡馬としては理想的なサイズ感です。
歩様を見ると前後の連動性や背中の使い方はよく見えます。
踏み込みも悪くないですね、飛節安定感も大型馬としては悪くないですね。
左前は軸が少しずれているようで気になりますが砂馬なので…というところでしょうか?
馬体だけ見れば面白いと思いますが母系がどうかというところですね。
前脚は気になるものの坂路が使える小林分譲を使う荒山厩舎に入れるということなので、運営側も前脚リスクを考えて負担の少ない調教をできる場所を選んだのかもしれません。
No49 ブレッザフレスカの23
ミスチヴィアスアレックス マンハッタンカフェ 牡 栗
4/7 153.0 186.0 20.0 438
父は新種牡馬のため産駒情報はありません、父父は北米リーディングのイントゥミスチーフですから、一定の活躍が期待できるのではないかと思っています。
半兄ブーヤカはダート1400mで勝ち上がり、中央1勝Cでも馬券内に来ていますからこのクラスを突破できる可能性も高いと思います。
半姉ツクモナインは佐賀で3戦1勝、まだキャリアが浅いのでこれからの馬でしょう。
2頭とも上がちゃんと競馬で勝てているのはプラスだと思いますし、2代母からはJBCレディスクラシック勝ち馬のララベルも出ていますから、母系の活力は地方馬としてはなかなかいいと思います。
サイズがもう一押し大きくなるといいですね、胸は深いですがその割に体重が軽い気がします。後ろが物足りないですよね。
遅生まれではあるのでここからどこまで成長できるかですね。
歩様を見てもちょこちょこした感じであまり見栄えはしませんね。
飛節は安定しています、前脚も地方馬としてはOKだと思いますが、やはり現状幼い感じを受けて力強さはあまり感じません。
成長待ちですかね。
No50 バーレーヘッズの23
モズアスコット スペシャルウィーク 牝 鹿
3/23 156.0 182.0 20.0 494
モズアスコットは2024年が初年度産駒デビューとなっているのですが、地方馬に限ると出走馬18頭中12頭が勝ち上がりとなっており、67%がすでに勝ち上がりと、このまま進んでいけばかなり高い数値をマークするのではないかと思います。
いきなり4戦4勝で地方重賞2勝のベアバッキューンも出ていて大物への期待感もありますし、種付け料を考えるとかなり掘り出し物の種牡馬だったと言えると思います。
母は高齢になってきていますが、半姉は中央4勝、半兄も中央2勝ちなどと地方馬のきょうだい馬としてはかなり高ランクです。
気になるのはこの活躍馬2頭を含み、走っている馬はキャピタルシステムが引き取っているのに対しこの馬は外に出されているんですよね。
キャピタルシステムのモズアスコットをつけられている牝馬なのに手元に残さなくていいと判断された馬だということは…大物への期待は薄いと考えるのが良いのでしょうか?
しかしサイズはしっかりありいいですね。
ダートの牝馬だと…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが私は牝馬地方重賞への挑戦の道があるので中央のダート馬よりは地方牝馬の方が夢がある気がします。
歩様を見るとやや大型馬っぽい緩慢さも感じますが、脚が長くてストライドがありますし背中も連動しているように見えるのでなかなかいい馬なのではないかと思います。
しっかりトモから推進力を生み出せているように見えますし、地方馬3頭の中ではこれが一番いいかもしれませんね。
大型馬の割に飛節もしっかりしています。
気になるのは左前ですね、軸をズレるくらい蹄が外向しており、ひょっとしたらキャピタルシステムはここを嫌ったのかもしれません。
一定のリスクはあると思いますが、脚が持てば面白い1頭だと思います。
佐賀で1300万円はかなり割高に感じますが、いい馬だと思います。
佐賀重賞を目指すのでしょうかね?
告知
ジェイが馬の見方を勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや 競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。
今年1月にはサロンメンバーの皆様と共にセリに参加し、モアナというニックネームの素晴らしいタガロア産駒の牝馬をわずか350万円ほどで落札できました。
オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。
モアナは1/40口が約11万円、月の維持費は放牧中が月4000円程度。
入厩中が月1.2万円程度となっています。
サロンでは中條調教師や獣医師のOz氏、サララボライターでもあるエムイシ氏のディープなコラムを毎週配信している他、オーストラリアンで開催されるセリに上場される注目馬ついても配信中です。
さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。
直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。
オーストラリア 競馬をベースに学んでいきますが日本の 競馬にも活かせる部分はあると思います、ぜひお気軽にご参加ください。
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