おしウマ!!グリ氏直伝。馬券の”負け”を今より20%減らす方法は?

どうも、ジェイです。今回は超絶馬券で赤字を垂れ流し続けている予想も馬券組み立ても下手くそな筆者が、この世界の第一線で活躍をされていて、例年100%越えの回収率を安定的に叩き出しているおしウマ!!グリさんに、回収率向上の秘訣をお伺いしていきます。

連載企画で、今後グリさんのオッズとの向き合い方や、注目種牡馬についての記事も執筆予定ですので、ご期待ください!

この記事を読んでほしい人

・競馬の収支が100%を切っている人
・馬券をなんとなく買っていて自分のルールがない人
・今より負け額を減らしたい人

登録者1万人越えYouTuber・おしウマ!!グリさんとは?

ジェイ:今回はYouTubeの登録者数1万人越えで、競馬のフリーライターとしても活動されているおしウマ!!のグリさんにお越しいただきました。馬券収支の向上方法について、伝授していただこうと思います、グリさんよろしくお願いいたします。

グリ:よろしくお願いいたします。

ジェイ:まず、簡単にグリさんの自己紹介をお願いしても良いでしょうか?

グリ:はい、僕は84年シンボリルドルフ三冠の年に公営ギャンブル不毛の地、長野県で生まれました。

長野県は競馬をはじめ公営競技が何もなくて、ウインズやボートピアみたいな場外発売場すらないんですよ。

唯一の縁は、両親が若い頃、府中の近くに住んでいたことです。

まだ美浦トレセンが出来る前、東京競馬場に厩舎があった時代で、競馬関係者が休みの日に両親が働いていたゴルフ場にくるんです。

それで父が関係者と仲良くなって競馬を覚えて。その後、両親は田舎に帰ってから僕は生まれるんですが、父が競馬好きだった影響で、僕も東京競馬場に連れて行かれたことがありました。

ハマったきっかけは1994年の有馬記念です。

家で中継を見ていて、ツインターボの大逃げに「こんなの絶対勝ったじゃん」と思っていたのですが、4角で”ツインターボの先頭はここで終わり”という実況と、ナリタブライアンが勝ったこのレースに衝撃を受けました。

 

その流れで95年の年明けから毎週競馬を見るようになりました。

実家がスポーツ新聞をとっていたので、競馬欄を読み込んで毎週末レースを見るサイクルがすぐ出来上がりました。

友達がサッカーや野球を見る感覚で僕は競馬を見ていました。

だから、ある日突然馬券発売が禁止になったとしても、死ぬまで競馬を見続けると思います。

元々のスタートが、ピュアなスポーツとして見ていたので。

レアな順番ですが、その後にダビスタにハマりました(笑)

ジェイ:なるほど、当初はピュアスポーツとしてみられていたと言うことですが、現在は馬券も買われているんですよね??

グリ:そうですね、今年は今のところ回収率106%です。

例年110%超えていたので、もう一山、頑張りたいなと思っています。

ジェイ:これまでの最高配当はどのくらいなのでしょうか?

グリ:この夏に当たったWIN5の53万円ですかね。

3連単の倍率だと3600倍(36万馬券)が最高です。

確か2009年秋の福島芝2600m(2勝クラス)でフォーメーション18点とかで当てたと記憶しています。

帯狙いみたいな派手な買い目を組むことは少なく、堅実なタイプです。

3000円買って30000円を目指すのを積み重ねるイメージですね。

書籍発売

ジェイ:なるほど、僕も馬券は大穴よりは堅実派なので、気があいそうです。そういえば、ちょっと小耳に挟んだのですが、グリさんは最近本も書かれたんですよね?

グリさん著書:地方競馬完全攻略ガイド 2022年10月24日〜好評発売中 

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グリ:そうですね。本業の菊池グリグリ名義で『地方競馬完全攻略ガイド』という本を書かせていただきました。

実態は監修名義になっている古谷剛彦さんの本なのですが、古谷さんのご厚意で、僕を著者として立てていただいています。

内容は、地方競馬全場のコースやデータの解説、そして一番の目玉は”クラスの説明がある”ことですね。

JRAと違って地方競馬は場ごとにクラス分けのルールが異なり、各場がHPなどで公開していますが、それを一冊にまとめてあるところが最大の価値だと思います。

勉強しながら出来るだけ嚙み砕いて説明を書きました。

 

ジェイ:クラスのルールとはマニアックですね!

 

グリ:たくさん売れる本ではないと思うのですが、牧場関係者やオーナー、一口や共有馬主をやる人など、もちろん一般ファンもそうですが、刺さる人には刺さる本に仕上がったと自負しています。

ジェイ:共有とはいえ地方馬主資格を持っている僕からしたら、大変興味深い内容ですしぜひ手元に一冊ほしいなと思います。この記事を読んでくださっている方も現役馬主や関係者の方から、一般の競馬ファンまでさまざまだと思いますが、一般読者にとっても参考になりそうな項目はありますか?

グリ:もちろん、ダートグレード(JRA交流重賞)ごとの傾向やコースの情報をまとめたりと、一般の読者層も参考になるような内容もありますし、地方競馬場を巡る際の旅のお供にもなると思います。

欲張りですが、馬券の狙い方も書いてあるし、馬

を走らせる側の狙い方も並べてある、みたいな。細かいネタだと認定厩舎についても書いてますね。

ジェイ:認定厩舎ですか、南関東のミッドウェーみたいなところですね?僕のキャロットの出資馬マリンノートもミッドウェーでお世話になっています。

グリ:そうそう、今回の本では、南関東の認定厩舎を持っている厩舎一覧とその馬房数を書いています。

こんなのいちいち調べるの、面倒でしょう?(笑)

あとは尾上げについてとか、そういう話も書いています。

地方競馬も、最近馬券を買う人が増えたと思うので、何かと1冊あったら便利だと思いますよ!




グリさんの予想方法は?

ジェイ:よくわかりました、非常に興味深いですし、著書があるなんてすごいことですね。僕もいつか1冊くらい出版してみたいものです(笑)ところでグリさん、大変前置きが長くなってしまいましたが今回は、馬券収支のお話でした。グリさんはまず、競馬を予想するときはどのような方法で予想されているのでしょうか?

グリ:重賞については、まずレース傾向をみます。

・尖った傾向があるのか?

・傾向があまりないレースなのか?

というところですね、最初はこの2択です。

毎年レース傾向については原稿を書き続けているのですが、誰もが知っているようなものもあれば、そうでもないものもあります。

例えば最近終わったばかりですが、福島記念はめちゃくちゃ内枠有利重賞なのってあんまり知られていないんじゃないかな。

2桁馬番で勝つのが難しいんですよ。

そういう知られざる重賞傾向って意外とあって、マーメイドSは53kgから選べばいいとか、開催時期が同じだからこそ、天候や馬場状態、こういうレース展開になりやすい、こういうことが起こりやすい、というレースがあるので、それを狙って頑張る感じですね。

世間に浸透していない”偏り”をいつも探しています。

ハンデに限らず血統や臨戦過程など、傾向の有無を見て、予想そのものはほとんど全てのファクターを見ますね。

馬券の組み立て方は?

ジェイ:なるほど、大変勉強になります。グリさんはそのような予想をしてレースの”偏り”を確認した上で、馬券的にはどのような組み立てをしていくのでしょうか?

グリ:僕は本命馬の着順が上にくるほど、儲かるように馬券を組みます。

狙っている1頭、書いたい馬がいるとしますよね?

その馬が3着⇨3連複だけ

その馬が2着⇨3連複+馬連

その馬が1着⇨3連複+馬連+単勝

みたいに併用して馬券を組み立てています。

「3着だとオッズが足りないな」と思ったら、2着からの馬券しか買わないようにする、という考え方。

オッズをみながらレースが堅そうだなと思ったら、点数を絞るか、オリる。

これは麻雀とかポーカーの考えに近いかもしれないですけど、見合う役がなければ”無理しない”のも大事かなと思います。

手役が自分の予想で得られる想定配当なのだから、突っ張る理由があれば戦うし、手役がショボいなら、オリちゃえばいいんです。

ケン(見)ってやつですね。

ジェイ:僕は基本的に予想したレースは額の強弱はつけるにしてもほぼ毎回買ってしまうタイプなのですが、グリさんは結構予想した上で買わないレースも多いのですか?

グリ:多いですよ!Twitterや雑誌で予想を出したレースは買いますが、そうでなければ予想したうえでケン(見)するレースの方が多いと思います。

メインレースだろうと、G1だろうと、『買いたくないな~』って思うこともあります。

僕の予想を見て買った人に申し訳ないから一応買いますけど(笑)




馬券の”負け”の減らし方

ジェイ:正直、僕は馬券収支はつけておりませんが、国内競馬であればせいぜい60%くらいかなと思います(笑)馬券もその時々で、単複で買ってみたり、馬連フォーメーションで買ってみたり、3連複を買ってみたりとかなり気まぐれに買ってしまっています。

こんな哀れな僕のような初心者馬券師に、まず収支改善のアドバイスするとしたら、どんなことになりますか?

グリ:まず手っ取り早いのは、”12Rから予想した方がいい”と思います

みんなメインの11Rから見るじゃないですか?

メインしか買わないって人はそれでいいですけど、最終レースまで手を出しがちな人は、まず最終を予想して、「この馬を狙いたい」とか「この馬の相手探しだから相手さえ絞れれば買える」とか、やる理由があるレースかを先に判断した方がいいと思います。

最終レースで、どこも勝負できないならメインを最終だと自分で決めましょう。

僕もかつてそうだったんですけど、最終レースの無駄打ちで、大体5%〜10%くらいやられてるんですよ。

よくわかんないけど取り返そうとしてメインと同じ額を賭けちゃうみたいな。

見合わないお金を賭けないためにも、最終に根拠を見出せない時は、メインを最終だと決めればいいだけ。

ホントに5%〜10%くらいは変わると思います。

ジェイ:なるほど。どこにでもありそうでいて聞いたことのない意見ですね。

グリ:でしょ?最終レースを予想したあとはパラパラでもいいから全レース1回目を通すといいと思います。

そして「この条件は自分が予想得意なコースだな」とか、「この馬の内枠はいいな」とか、「マイル戦なのにディープ産駒が1頭しかいないな」とか。

ちょろちょろチェックしておくとその日1日の地図ができるんですよ。

出発地点はここからやろうとか、阪神2Rのあとは、福島飛ばして東京3Rやろうとか、6~7Rは3場とも注目馬がいないからこの時間にメシ食おうとか。

1回おおまかな地図を決めると購入レース数が決まると思うんです。それだけでも行き当たりばったりの馬券購入が減るはずです。

次の狙いが分かってるだけで、待てるようになりますよ。

この2つは大した努力ではないですが、収支がジェイさんのように60〜70%の人はこの2つだけで10%は上げられると思います。

ジェイ:現地にいくとついつい僕は自分のいる場、例えば東京競馬場に行っていたら東京は1R~12Rまで全部買っちゃう時がほとんどです。収支を考えるなら、それをまずやめないといけませんね(笑)

グリ:否定したくはないんですけどね(笑)

あとは回収率の改善に重きを置くなら、”1レースの購入金額を決めること”も有効です。

3000円でも5000円でもいいんですが、1レースで使う金額を固定するんです。

「ここは自信ないから1000円にしよう」というのが良くないんです。

3000円って決めたら「このレースに3000円は勿体無い」と思うならやらない方がいいし、「自信があるから6000円勝負!」も、あんまり良くないと思います。

馬券を買うレースは常に勝負レースであるべき、というのが本当でしょう。

今でこそ僕は強弱をつけることもしますが、明らかに負けている状態から回収率をアップさせる段階としては、金額を固定してやっていた時期がありました。

見合わないレースを買わない、自信があっても額を増やさないということが強制的にできるからです。

そもそも、失ったらちょっと痛いぞって額を設定するくらいがちょうどいいですね。

予算の10%とか。

「10連敗に耐えられる額しかかけない」とかですね。

ジェイ:勝負レースに限ってハズレ、小さく張った時に当たるというのはあるあるのような気がしますね。

グリ:自信があっても増やさないことがなぜ大切かと言うと、”馬券購入者の自信とレースの的中との相関性”って無いと思うんですよ。

馬券を買ってる人がどんなに自信あっても、自信なさげに見守っていても、来る馬はくるし、来ない馬は来ません(笑)

ある意味ドライな感じではありますが、今現在負けている人が回収率を上げたいなら、そういうこともやってみたらいいと思います。

これらは回収率向上のための手法なので、”楽しむ”ということとは外れる部分もあるかもしれませんが、収支向上を目指すなら、修行・鍛錬期間を設けるべきです。

僕は周囲の、馬券で負けて悩んでいる人に相談されたら今話した3点をアドバイスしています。

予想力と関係ないところで回収率を改善できますからね。

ジェイ:確かに、額を決めるとこのレースで3000円は自信ないな…と降りるレースは線引きしやすい気がします。

グリ:そうです、そういうことです。

馬券買いたいけど、3000円は…ってなるレースもありますよね?

このルールを守れば”見”がしやすくなります。

頭で分かっていても”見”できない人っていると思うんですよ。

僕もかつてそうでしたし、気持ちはよくわかりますが、金額縛りで克服できました。

ジェイ:3000円縛り、本当にやってみようかなと思いました(笑)

グリ:あとはケン(見)を習得するにあたって重要なのが、”機会損失を恐れない”ってことです。

「買っていれば獲れてたのに」というのを恐れない。

賭けそびれたことについてなんとも思わないことです。

またチャンス来ますから。

ジェイ:落ち着いて考えれば当たり前の話ばかりのように思えますが、グリさんの説明はものすごく説得力がありますね?

グリ;ありがとうございます。

人を勝たせるって難しいじゃないですか?

自分が勝つ10倍は難しいでしょう。

ただ、負けを減らしてあげることならできると思っています。

こうやって言ってあげたらいいんじゃないか?とか、多くのアプローチを考えてきました。

同時に、他者を勝たせることは諦めました(笑)

 

ジェイ:予想販売はしていないですもんね。これからも?

 

グリ:そうですね。「予想動画を出して」ってコメントがたまに来ますが、スケジュール上、安定供給が難しいので、希望者が見られるようTwitterでシンプルな印だけ出しています。

もし、その無料予想にしつこいアンチが来たら、売れても売れなくてもいい、100円とかで売るかもしれないですけど(笑)。

競馬場の入場料みたいな感じでね。無料のお茶目当てで入ってくる客とか来てほしくないから、それで儲けようとしてないけど200円取ります、みたいな。

 

ジェイ:ポリシーがあると(笑)

 

グリ:競馬の醍醐味は予想にありますから、各々でやって欲しいんですよ。

分からないことがあれば相談には乗りますし、雑誌や書籍を読んで欲しい。

やっぱり予想を楽しめないと競馬っていう趣味は続かないです。

なので、まずは自力で70~80%までたどり着いて、そこから勝ちを目指すということが大事だと思います。

60から70%ある人は、それなりにちゃんと予想はできていると思うんですよ。

ちょっとした心の弱さで10〜20%落としているだけかなと。

ギャンブルに必要な精神力を少し強くすればいいだけ。

そのために…

◎12Rから予想する

〇全レースに目を通して地図を描く

▲購入金額を固定する




許容できる負け=勝ち!?

ジェイ:確かに精神修行は大事かもしれません、特に負けが続くと判断力が鈍る気がします。そんなこんなで僕は毎年赤字を垂れ流しながらの競馬人生な訳ですが、競馬で毎週楽しませてもらっています。グリさんにとって競馬を長く楽しく続ける秘訣ってどういうものだと思いますか?

グリ:これまでの話と矛盾する面がありますが、“許容できる範囲の負けと上手く付き合うこと”でしょうね。

 

ジェイ:矛盾して聞こえますね(笑)

 

グリ:馬券で勝つことにこだわりすぎると、すんごい時間を使うんですよ。

月~火曜に回顧して、特別登録を見ながら、どれが出たらあーだこーだして、水~木曜で追い切りを見て、金曜に枠を見て、いい枠入った・入ってないをつけてって、やっていくと少なくとも週に10時間じゃ足りないと思います。

そうですね、20時間くらいかかるんじゃないでしょうか?

努力を続けて、精神鍛錬も乗り越えると多くの人がプラス収支付近に行けると思います。

ただ、それで得られるものと失うものを天秤にかけた時に、週20時間+土日もずっと競馬して…それだけの時間と労力に見合う儲けが出るかというと???

馬券ファンにリスペクトされる楽しさとかSNSで友達ができるとかあると思いますけど、本業の仕事が他にあるなら、程よい許容できる範囲の負けで、楽しく競馬と付き合っている人が僕は真の勝ち組じゃないかなと思います。

もちろん、両方手に入れてたら最強ですけどね(笑)

ジェイ:なるほど…。

 

グリ:普通に働いて、仕事終わりは友達や同僚と飲みに行ったりしたいじゃないですか?

週末は家族サービスするなり、彼女と遊ぶなりしないといけないし。

競馬だけしているわけにはいかないですよね?

馬券が人生の全てっていうなら、それはそれで全面的に肯定しますが、多くの人はそうじゃないんじゃないかなって。

一番簡単な、勝ち組になる方法とでも言いましょうか。

 

ジェイ:確かに誰でもできる、勝ち組になる方法ですね(笑)

 

グリ:これは余談ですが、僕は土日休みの女性と付き合うたびに、浮気されてきたんですよ(笑)。

よっぽど競馬が好きな女性ならまだしも、そんな女性には現実的に出会わないし。

とは言え、土日ずっと競馬していて結婚した人も一部いるので、僕の問題もあるとは思いますが、いつのまにか彼女を連れ去られてしまった経験が複数回あるので(笑)

まぁ、僕の場合は競馬を仕事にしたのでこのまま突き進むしかないんですけどね。

とにかく、全てを手に入れようとすると難しいから、程よくハッピーライフの中に競馬が1つの要素としてある、負けていても許容できる範囲なのであればそれが一番勝ち組なんじゃないか?と今では思っています。

ジェイ:負け組から、ちょいプラスに転じた人の言うことだけに信ぴょう性がありますね。

 

グリ:でしょ?負けてたって楽しければいいんですよ。

そもそも趣味にお金を使うって普通のこと。

これは個人的にカチンと来た話でもあるんですが、カウンターのお店でギャンブル好きのお客と並んで話していたら、ギャンブルに理解のない店主から悪気もなく「なんでギャンブルやる人って負けるとわかっててやるんですか?」って言われたことがあったんですよ。

ジェイ:似たようなことを言われたことがある気がしますね。

グリ:これって結構失礼な話で、彼は「ギャンブルにはお金が増える楽しみしかない」と決めつけてマウントとってきているわけですよ。

でも競馬ってそうじゃないですよね?

ワクワクしながら競馬場に行って、昼間からビールを飲んだり、間近で馬を眺めたり、レースのたびに叫んだり、芝生に寝転がったりして。

ジェイ:行ったことないから分からないのは仕方ないですけど、伝わりにくいですよね。

グリ:ディズニーランドに行った人だって、みんな1万円も2万円も減らして帰ってきているはずだけど、なんで俺らだけそんなこと言われないといけないの?と。

ディズニーで2万勝って帰ってきた人なんて聞いたことないですよ(笑)

ゴルフとかでも1万円なり2万円なり、使って帰ってくるわけですよね。

月に数回ゴルフに行って4万円使っている人と、競馬で月3万円負けて諸々込みで4万円使っている人。

趣味に使っているお金は同じですよね?

つまり、競馬を健康的に楽しめていて、金銭的に崩壊しなければ、僕は何の問題もないと思います。

ギャンブル好きの反論が弱いせいで、やらない人たちから馬鹿にされているけど、ちゃんと皆で結託してしっかり反論していかないといけないですよね(笑)

許容できる負けは、勝ちなんですよ。趣味なんてお金を使うものなんだから!

ジェイ:なるほど、大変アツいお話をありがとうございます。確かに、ゴルフに4万円使って馬鹿にされることはあまりないと思いますが、競馬で月4万円使ったというと眉を顰める人は多そうな気がしますね。

グリさんのロジックでいくと、僕は馬主も馬券も負け続きですが、楽しみながら日々の日常生活も送れているわけなので、ある意味勝ち組なのかもしれませんね?(笑)

グリ:大勝ちまでありますよ(笑)。続けていくための努力として「もうちょっと負けを減らしたい」という人はもちろんさっき言ったことを試してみてほしいですけどね!

ジェイ:僕も出資資金を守りたいので、今回ご紹介いただいた収支改善法にはぜひ取り組んでみたいと思いました!グリさん今回は貴重なお話をありがとうございました。

グリ:はい、ありがとうございました!読んでくれた人もありがとうね!

ゲスト:グリさん

登録者数1.2万人のYouTubeチャンネル「おしウマ!!」メンバー。

競馬新聞どちらが当たるか?の代理戦争企画や、馬券が外れたら倍プッシュで買い続ける企画動画などが人気。フリーライターとしても活動をしていて、競馬王のPOG本取材のため、春先は日高の牧場取材に明け暮れている。


ジェイ

現役地方&海外馬主・競馬ライター

登録者4000人超え&累計再生200万回超えの元一口馬主YouTuber。社会人1年目から一口馬主を始め、キャロット・シルク・ノルマン・ロード・DMMバヌーシーの5クラブに入会。地方個人共有とRSS や中條厩舎の豪州共有に加え北米MRHでマイクロシェアを行う。血統の配合相性を重視していて代表馬はロードヴァレンチ、リレーションハート等。

—最近の私–

ルンバi3

最近買ってよかったものNo.1はルンバ。外出前にボタンを押すだけで部屋を掃除してくれるので我が家の掃除時間と手間の大幅削減に大活躍。


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