今回はCBC賞2023予想記事を投稿していきます、ぜひ最後までご覧ください。
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アンタッチャブルレコード1.05.8が出たレース
昨年のCBC賞は衝撃のレースでした。
48kgという裸同然の超軽量ハンデを背負ったテイエムスパーダが果敢にハナを奪い、そのまま逃げ切り勝ち。
鞍上の今村聖奈騎手はなんとこれが重賞初騎乗初制覇。
そんな今村聖奈騎手に注目が集まりがちですが、個人的には今村騎手よりも「1.05.8」という日本レコードの方が衝撃でした。
これは本当にとんでもないタイムです。
開幕週の馬場、テイエムスパーダの簡単には止まらない能力、48kgという軽すぎるハンデ、今村騎手の勢いと好騎乗、全てが噛み合ったからこそのこのえげつないタイムであり、
この記録は今後2度と塗り替えられることはないのでは?と思ってしまいました。
馬券は◎スマートリアンのそれ4に沈みましたが、馬券のことなどどうでも良くなるような素晴らしいレースでした。
昨年のレースに代表されるように、CBC賞は如何にも開幕週らしいレースであります。
前が有利、高速決着に強い馬が有利。
今回はそれをかなり重視して予想をしました。
それでは予想に参りましょう!
1番人気マッドクールに関しての見解
前走春雷Sを勝利。このレース、クビ差2着のキミワクイーンが先日函館SSを制覇。4着ビューティフルデイが先週パラダイスSを制覇と、非常にレースレベルが高いと感じております。
前々走シルクロードSでは3着。1,2着馬ナムラクレア、ファストフォースはその後高松宮記念で順番が入れ替わりワンツー。こちらもレースレベルが高いと感じております。
更に中京芝1200mも(3,0,0,1)と得意としています。
これらのことから、この馬は間違いなく強い馬だと感じており、逆らいにくい馬だと感じております。正直1倍台であっても本命にするか迷いました。
ただ、そんなマッドクールにも不安要素があります。それはトップハンデの58.5kg。能力は間違いなくトップだとは思いますが、軽ハンデの馬に脚元を掬われる可能性はあると感じております。
なので、「実力とハンデ、そして人気が見合っていない馬」がいなければ素直にマッドクールを本命にしようと思いましたが、1頭だけ見つけてしまいました。
故に、○ 8 マッドクールとします。
果たして、その本命馬とは…?
各馬評価
◎ 12 サンライズオネスト
本命馬は推定7-9番人気のサンライズオネストです。
前走安土城S→8着。1400mは長かったと思うので参考外。
前々走鞍馬S→5着。京都芝1200mは超絶内枠有利なコースなのにも関わらず絶望的な8枠18番を引いてしまう。この枠+差し決着の中での5着はむしろ評価を上げるべき。
3走前モルガナイトS→クビ差2着。このレースは先行有利だった為2番手に位置したこの馬には展開が向いたものの、余りに前が有利すぎて逃げたヴィズサクセスを捉えきれなかった。勝ち馬とは位置取りの差。
4走前タンザナイトS・5走前京阪杯→どちらも出遅れて12,13着。あの位置では流石に厳しいので参考外。
このように、この馬は過去5レース全て敗れてはいるものの、負けた理由がはっきりしています。
その為、これで人気を落とすようなら間違いなく狙い目です。
そして7走前のセントウルSでは3着、後のGⅠ馬ファストフォースとは同斤量で0.2秒差でした。中京コースは比較的得意だと感じているので、このコースならこのメンバーでもやれるはずです。
不安要素は、比較的ポジションを取りたい馬ですが、出遅れ癖もあるという点です。現に4,5走前も出遅れている為、スタートは不安です。
だからこそゲート最後入れとなる大外枠が絶好なのです。これにより出遅れのリスクはかなり軽減されると感じております。
確かに中京芝1200mにおいて外枠はやや不利だと思います。
しかし、このレースは12頭立て。大外枠と言っても12番。
過去10年のCBC賞で8枠の馬は2頭しか来ていないものの、「12-18番の枠番の馬」という範囲で言うと5頭も来ています。
出遅れのリスク軽減を踏まえ、この枠はサンライズオネストにとって大いにプラスにはたらくと感じました。
ハンデも57kgと比較的手頃ですし、ここは強気にサンライズオネストを本命にしたいと考えております。
ゲートをちゃんと出れさえすれば、強い上位人気馬とも好勝負ができるはずです。
▲ 6 スマートクラージュ
対抗はマッドクールなので、単穴の発表。スマートクラージュです。
前走鞍馬Sでは3着。最後は脚が鈍ってしまいました。また、不良馬場もそこまで得意ではなかったかも?と感じております。
しかし前走は勝ち馬エイシンスポッターより1kg重い斤量でのレースでした。
ですがその斤量差が今回なくなります。
中京芝1200mは1戦1勝。サンプルこそ少ないものの、L競走の淀短距離Sを勝った舞台であり、価値のある1勝だと感じております。
また前に行く馬なので、開幕週の馬場も味方しそうです。
しかし、同型にマッドクールがいるので、そことの力勝負になると若干厳しい気もしております。確かにハンデ差は1kgありますが、1kgでなんとかなるほどの実力差ではないと考えております。
しかし展開も向きそうですし、マッドクールよりも下の評価ならかなり推したい馬ではあるので、ここはマッドクールより1つ下である単穴という評価にさせていただきます。
☆ 3 エイシンスポッター
特注馬はエイシンスポッターです。
前走鞍馬Sを勝利。これで1200m戦は(5,1,2,1)と、抜群の強さと適性を示しております。
4走前知立Sではマッドクールと対戦し0.2秒差の2着でした。
そして今回ハンデはマッドクールより1kg軽いです。
更にはエイシンスポッターは知立Sから明らかに成長しています。
これらのことから、マッドクールとの逆転候補1番手だと思われがちですが、大きな不安要素があります。
それは、「脚質が後ろからである為、開幕週の馬場に対応できるか」という点です。
競馬場こそ違うものの、昨年のCBC賞はテイエムスパーダが逃げ粘り日本レコードである1.05.8を叩き出しました。
中京開催においても、差しが決まる年こそあるものの、基本的には開幕週らしい前が残るレースが多い印象です。
エイシンスポッターにとっての大好物は「馬場が傷んだ、差し決着のレース」です。
前走不良馬場で圧巻の競馬だったことからもそれは明らかだと思いますので、この馬は間違いなく強いもののCBC賞への適性とはかなり逸れた馬だと感じております。
ただ、強い馬なのは間違いないので、展開が向かなくても突っ込んでくる可能性を踏まえ、☆という評価が妥当と感じました。馬場が傷めば更に推せるのですが、日曜日は晴れ予想ですので、この評価に留めさせていただきます。
印まとめ
◎ 12 サンライズオネスト
○ 8 マッドクール
▲ 6 スマートクラージュ
☆ 3 エイシンスポッター
予想のコンセプト
このレースを予想する上で、「上位が強そう…」が第一印象だったが、サンライズオネストを見逃すわけにはいかなかった。
ここ最近は出遅れや枠、展開など実力とは違う面で敗れている印象。
マッドクールなど強そうなメンバーが揃うが、サンライズオネストも決して大きく劣った馬ではない。
それでこの人気なら迷わずGOだ。
尚、基本的にはマッドクールとの2頭軸で考えている。少数点で仕留めたいレース。
展開としては、テイエムスパーダとジャスパークローネが飛ばすものの、3番手以下はそこまでハイペースにはならないと思っているので、好位で折り合った馬に展開が向くと考えている。
PON馬券塾 PON
Youtuber
競馬予想系YouTube「PON HORSE CLUB」を運営。
江分輪太の弟子。馬券は穴から。
極度の現地観戦主義者で、1年間で競馬場に72回行ったことも。
ヤクルトスワローズ・川崎フロンターレ・大相撲・お笑い芸人・酒を愛する男。
一口馬主はキャロット・シルクに入会中。代表馬はシルブロン・アンクロワなど
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