天覧競馬の天皇賞秋！しかしPONは悲しみに暮れている

相当なメンバーが揃った天皇賞秋。自分も本当に楽しみにしております。
この日の為に辛い仕事を毎日頑張ったと言っても過言ではありません。

また、11年ぶりの天覧競馬ということもあり、そういった意味でも注目を集めます。

昨年はYouTubeで予想を公開し、
◎ダノンベルーガ(4番人気3着)
○イクイノックス(1番人気1着)
で的中することができました。

昨年のダノンベルーガは上3頭(イクイノックス・ジャックドール・シャフリヤール)が注目されたことで完全に人気の盲点になっており、本当に美味しすぎました。
今年もそのような馬を夏に見つけており、この馬を本命にしようと考えていた馬がいました。

それが、スターズオンアース。

この馬は絶妙に人気の盲点になりそうだし、強い馬だと考えておりました。

しかし、スターズオンアースは火曜日に回避が発表され、PONは悲しみに暮れました。

ですが落ち込んでばかりでもいられません。
すぐに切り替え、妙味に溢れる馬をピックアップしました。

果たして最終的に決断した、重い印を打った馬はどの馬か！？
最後まで是非、ご覧ください。

各馬評価

◎ 7 イクイノックス

この馬には逆らえない。降伏です。本命。
前走宝塚記念で勝利。これでGⅠ4連勝を達成。
私PONの前走宝塚記念におけるイクイノックスの印は「▲」。正直イクイノックスが負けるとしたらここしかないと思っていた。それで勝ってしまうんだからこの馬はとんでもなく強い馬だと確信した。
というのも、イクイノックスの宝塚記念は絶対に馬が仕上がっていなかったと思っている。そして宝塚記念を何が何でも勝つ必要性がそこまでなかったとも考えている。適性も怪しかった。
なので、はっきり言って”お手上げ”。この豪華メンバーにおいても能力は間違いなく抜けている。
不安要素としては、今秋の目標は「天皇賞秋＜ジャパンC」なのは賞金やボーナスを考えても明らか。また天皇賞秋は既に勝っているレース。勿論どちらも勝てるポテンシャルはあると思うが、今回の仕上げ具合は100%よりは下か。

○ 9 プログノーシス

対抗は3番人気想定、プログノーシス。
前走札幌記念では0.7秒差をつける圧勝。3着には1.2秒差をつけた。
→しかし、あれは馬場のバイアスが大きかったレースだと考えている。そういう意味では着差通りの評価は禁物。ただし川田J曰くレース時は本調子一歩手前だったらしく、上積みはありそうではある。
川田J騎乗時6戦全勝、川田J以外騎乗時4戦全敗。騎手を選ぶタイプの馬であり、そして川田Jが完全に乗りこなしている馬。今回川田Jがダノンベルーガではなくこちらを選んでくれた点は心強い。
ここ8戦連続で上がり最速を記録している。

※ただ、ロベルト寄りのパワータイプの末脚であり、キレというタイプではなさそう。故に東京は合いそうではあるがベストではないように感じる。
基本的にここでも好走できる実力はあると思っている。しかし、前走の勝ち方が派手すぎて過剰人気になっている感も否めない。
自分の予想は、1人気イクイノックス2人気ドウデュース3人気プログノーシス4人気ダノンベルーガ。

もしプログノーシスが2人気になったらそれは過剰人気だと思っており、旨味は薄いと感じている。

▲ 10 ジャックドール

単穴はジャックドール。
前走の札幌記念では1.7秒差の6着と大敗。馬場も合わず逃げられずと、まるでレースにならなかったので参考外でOK。
今回武豊Jから藤岡佑介Jに久々に手綱が戻る。
昨年の天皇賞秋では4着に敗れたものの、当時はパンサラッサがいた。

この馬は番手でもOKだが、パンサラッサにあれだけ逃げられてしまうとこの馬自身の良さがかき消されてしまった。なので昨年以上に期待できるレースであるように感じる。
ただ、昨年のパンサラッサが異常なだけで、本来東京芝2000mは相当逃げが決まりにくいレース。これはスタートしてすぐにコーナーがあり、逃げる為には相当脚力を使うことに起因すると考えている。パンサラッサはコーナーで加速できるという強みがあったからこそのあのパフォーマンスだったと感じており、ジャックドールに関してはそれでも強気に逃げ、そのまま残せるかと言われると怪しい。

☆ 8 ヒシイグアス

最後に、とにかく舐められ過ぎな特注馬、ヒシイグアス。
前走札幌記念では1.3秒差の5着。何度も話すが馬場や展開が特殊すぎたので参考外で良いレース。
7歳馬ではあるがキャリア18戦と、使ったレースが少ない為まだそこまで衰えていないと思う。
天皇賞秋は2年前に走っており、0.8秒差の5着。ただしこの時はヒシイグアスはコメントなどを読む限り全く状態が整っていなかったので、個人的にかなり驚いた5着だった。このレースからポテンシャルの高さを確信した。
ただ、この馬はハーツクライ産駒ながら東京よりも中山向きだと感じており、器用さが武器。
そういう意味でも、ここよりも暮れの香港カップが大本線であると感じている。
しかし、ここまでこんなに順調にいかなかった馬、1戦1戦に全力を注いでくると思う。このメンバーに勝てるかと言われると何とも言えないというか厳しい気がしているが、ポテンシャルは大きくは劣らないはず。ここまで人気がないなら2,3着候補としては軽めに抑えて良い馬だと感じている。

印

◎ 7 イクイノックス
○ 9 プログノーシス
▲ 10 ジャックドール
☆ 8 ヒシイグアス

予想のコンセプト

まず、◎イクイノックスで、ドウデュースに印を打っていない点について言及したい。
正直この2頭が相当人気を吸うと考えられる。
自分はイクイノックスとプログノーシスをかなり推している。ここにドウデュースを追加してしまうと、あまりに安い馬券になる。
基本的に自分は人気馬決着のレースは買う必要がないと感じている。
それを踏まえると人気で1番逆らえるのはドウデュース。故に、軽視。買うとしても3着まで。
基本的にはイクイノックスが抜けていて、プログノーシスも少しだけ抜けていると感じている。
そしてドウデュースは「謎」が多い。これは謎なままで良いと考えており、こういった不確定要素が多い馬は人気ならば積極的に嫌う。
穴は、前のジャックドールとオッズが釣り合っていないヒシイグアス。
ジャックドールは昨年の天皇賞秋は可哀想な競馬だった。本来東京は合う。藤岡佑介J渾身の騎乗に期待したい。
ヒシイグアスは東京はベストではないが苦手ではないと思うし、仮にベストでなくてもこのオッズなら買わない手はない。

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