【全頭分析】ノルマンディー2023年1次募集馬検討 ~No15 ユキアカリノマチの22~ byジェイ

ジェイ
ジェイ
どうも、ジェイです。
連載でノルマンディーオーナーズクラブ2023年1次募集の募集馬全頭を1頭ずつ分析していきます。
評価はあくまでもジェイの個人的主観によるもので、競走成績を保証するものではありません、出資は自己責任でお願いいたします。

はじめに

この度はサララボの代表ジェイが連載するノルマンディーOC2023年1次募集馬検討記事をご覧いただきありがとうございます。

ノルマンディーOCの会員でもある私は、今年はシルクHC、DMMバヌーシー、キャロットクラブの3クラブで全頭分析記事を当サイトで執筆、掲載しています。

今の所出資馬の主な活躍馬は…

・ロードヴァレンチ(マーチS4着)

・ミスティックロア(レパードS出走)

・ヴァナルガンド(2勝C)

・リレーションハート(地方2勝・個人共有)

となっていて、18産から参入したノルマンディーOCではヴァナルガンドが最も活躍しています。

基本的に忖度なしなので、厳しい表現となってしまう馬もいることを先にご了承ください。

あくまでも個人の見解ですので、出資判断は自己責任でお願いいたします。

また、多くの頭数を分析する関係上、1頭あたりのコメントがどうしても薄くなってしまいます。

「この馬についてもっと詳しく聞きたい」という場合は、募集期間中にYouTubeLIVEを予定していますのでそちらでご質問いただければと思います。

ジェイは募集時、血統スタッツ、サイズ、馬体・歩様、厩舎などの要素を軸に検討しています。

今回の連載ではその中でも主に、血統、サイズ、馬体歩様について記載していく予定です。

執筆、投稿作業など全て1人で行なっているため誤記載や誤字等ありましたら優しくご指摘ください。

何卒お手柔らかにお願いいたします。




No15 ユキアカリノマチの22

基本情報

父:ブリックスアンドモルタル

母父:キングカメハメハ

馬体重:455㎏ 

体高:159.0㎝

胸囲:177.0cm

管囲:20.5cm

血統

父ブリックスアンドモルタルはこの世代で2世代目になります。

執筆時点では中央で8頭が勝ち上がっていて、早速G1レーシング所属のゴンバデカーブースがサウジアラビアロイヤルCを制覇し重賞勝ち馬も輩出しました。

ゴンバデカーブースも母父ディープインパクトですが、基本的には母系にSS系を持つ馬が問題なく良さそうです。

中央で複数勝利を上げている3頭は全て、母系の5代血統にSSを含む形となっています。

そもそもブリックスアンドモルタルの導入経緯が、SS系肌馬との緩衝的な部分もあるので母数が多いという部分もありそうではありますが、現状のトレンドとして押さえておいて損はないと思います。

日本的なスピードを米国系の父にプラスできるという点では特に芝での活躍を望むなら必要な要素ではないかと思います。

ブリックスアンドモルタルに関しては、特に社台がものすごい勢いで種付けを行なっていて、優秀な肌馬にも種付けをし続けているのでハイレベルな産駒が今後も一定数出てくると思います。

父似産駒が多く、主張型の種牡馬なのだとは思いますが、今後の活躍馬について母系の豪華さゆえに活躍しているのか、ブリックスアンドモルタルだから活躍しているのかはよく見極める必要があると思います。

本馬は母系にフジキセキを経由してSSを持っているため、この部分には該当します。

キンカメ×サンデーを含む母系はドレフォン産駒のジオグリフなど米国系種牡馬と相性がいい印象もありますし、この配合はなかなか面白いと思います。(そもそもキンカメ×サンデーだと米国系しかつけられないというのもありますが)

母系の活力に関しては、やや懸念材料です。

母ユキアカリノマチは浦和で4勝しているものの中央は未勝利。

きょうだい馬(21産含む)5頭のうち、中央勝ち馬は1頭しかおらずやや寂しい結果になっていますね。

ただ、1勝している半兄セキテイオーは1勝Cでも馬券内にきていてここも突破できそうな雰囲気ですし、この半兄以外は全て牝馬に出ていて久しぶりの牡馬産駒なので、セキテイオー程度の活躍ができれば十分楽しめる1頭になるのかなと思います。

2代母まで遡ってもめぼしい活躍馬はいないので、やや母系はこの価格帯でノルマンディーで出資をするのであれば心許ない部分はあるかなと思います。

馬体・歩様

サイズはしっかりしてますし、胸の深さや体の高さがあるところもいいと思います。

まだまだシルエットはトモ高なので、成長の余地はあると思いますが、トモもしっかり容量があり筋肉が詰まっている感じがして、丸みと立体感があっていいですよね。

やや背中が垂れているように映るような気がしなくもないですが、歩様動画を見るとそれなりに推進力を持って歩けている感じがして好印象です。

ブリックスアンドモルタル産駒はそこまで歩幅の可動域は広くなくて、コツコツ系で歩く馬が多いので、ブリックスアンドモルタル産駒の中ではこのユキアカリノマチの22はしっかりと歩けている方なのではないかと思います。

ツアーでも悪くはなかったと思いますが、それより公式動画の方が歩きはスピードに乗っていてよく見えましたね。

しっかり後脚を踏み込めていますし、トモの筋肉の感じもハリがあっていいですよね。

サイズの割にすらっとして見せるので、芝馬なのかな?という印象は受けます。まずは芝デビューでスピードが足りなければダートに転向するのでしょうか?

飛節はなかなか安定していると思います。

前脚はやや左前の蹄が外を向いているような気がしないでもないですがこのくらいは許容範囲内で大丈夫だと思います。




総評

悪くない馬だと思いますが、母系の頼りなさを父ブリックスアンドモルタルのポテンシャルで補えるかというところだと思います。

社台SSで見学していた時も思いましたがブリックスアンドモルタルは意外とすらっとしていて薄さのある馬体をしていたので、この馬が芝っぽいシルエットをしていることは必ずしもマイナスではないと思います。

社台SSのスタッフさんも、ブリモル産駒は幅が薄い子もいるので芝でも結構やれると思います、とコメントされていましたし、ここは間違いない部分かなと思います。

ただ、ノルマンディーでこのタイプの馬を狙うのか?ブリックスアンドモルタル産駒で勝負したいのなら社台系のほうがいいのではないか?という部分は否めないので、そこは慎重に考えたいポイントです。

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