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今週の穴狙いには確固たる理由がある

毎週のように穴を狙い続けるPONなので、穴を狙うと言っても「はいはい」「また始まった」と思う方もおられるかもしれませんが、
今週の穴狙いには確固たる理由があります。

それは「人気馬たちが信頼できない」点です。

事実だけ並べますと、

ブレイディヴェーグ→重賞未勝利、主な勝ち鞍:3歳以上1勝クラス
ハーパー→得意の東京2400mでリバティアイランドと6馬身差
ジェラルディーナ→昨年覇者も今年4戦して馬券圏内0回
ディヴィーナ→2200mどころか2000m以上ですら2年ぶり
サリエラ→重賞未勝利、前走GⅢで掲示板外

勿論、さまざまな要因やポテンシャルを評価されての上位人気であることは重々承知です。
ですが、事実ベースで言うとこんなにも買いにくそうなものがあります。

次にこのレースに出ていない主な有力牝馬について考えてみましょう。

・3歳牝馬
最強リバティアイランド(ジャパンC)

・4歳牝馬
最強スターズオンアース(ジャパンC)

・5歳牝馬
牝馬クラシック三冠
ソダシ(引退)
ユーバーレーベン(引退)
アカイトリノムスメ(引退)
その他
サトノレイナス(引退)
ファインルージュ(引退)
ソングライン(アメリカ帰り)
スルーセブンシーズ(フランス帰り)

あり得ないですが、もし彼女たちが全頭出走していたら、ブレイディヴェーグやハーパー、ジェラルディーナは何番人気だったでしょうか？

つまりはこのレース、スカスカだと思います。
ただスカスカな気はするものの粒揃いに好メンバーがおり、
そして、穴候補が沢山いるレースだと思います。

どうせ再来週はイクイノックスやリバティアイランドが出てきて、激安馬券が待っております。
僕も再来週はあまり面白く無い予想記事を出す自信があります（笑）
なので、今のうちにバットはブンブン、とにかく強振していきましょう！

ということで、予想に参りましょう！

注目馬評価

◎ 11 ライラック

本命はライラック。こういうタイプの馬が京都のエリザベス女王杯を勝つと思う。
前走府中牝馬Sでは末脚伸ばすも届かず3着。ただこのレース、前が緩かったので勝ったディヴィーナよりも2着ルージュエヴァイユや3着ライラックの方が強い競馬をしたと感じている。
オルフェーヴル産駒にはラッキーライラックやショウリュウイクゾ、アイアンバローズなどと実は京都が得意な馬が多い。昨年2着馬ではあるが、自分はライラックは阪神→京都でパフォーマンスを更に上げると思っている。
それは京都適性だけではない。正直自分は前走の3着でこの馬に対する考えを改めた。ライラックはペースが流れスタミナが求められる展開でないと走らない馬だと思っていただけに、あのスローペースでの3着は相当驚いた。前走は馬体重+18kgで出走したことからも、体と共に馬がひと夏越して成長し本格化した気がしている。前走はライラックに全く向かないはずのレースで3着。色々と噛み合った場合、下手したら圧勝まであってもおかしくないと思う。

○ 1 ブレイディヴェーグ

対抗は1番人気の可能性が高いブレイディヴェーグ。
穴を狙うとか言っといて対抗が1番人気！？とか思っていらっしゃる皆さん、安心してください。人気馬で印を打つのはこの馬1頭のみです。
前走ローズSでは出遅れながら世界レコード決着の中2着。高速決着にしっかり対応できた点は収穫だが、レコードでの反動は心配ではある。
キャリア4戦全てで上がり最速を記録しており、最後まで速い脚を使える点は京都の外回りで行われるエリザベス女王杯においてプラス。
ローズSから秋華賞ではなくエリザベス女王杯を選択。この理由としては
①京都の内回りの秋華賞より外回りのエリザベス女王杯の方がこの馬に向いているから
②秋華賞のリバティアイランドとの使い分け
→リバティアイランドを避けたのか？ブレイディヴェーグを避けたのか？
真相は不明だが、後者の場合この馬の明確な買い材料になると思うし、少なくとも頭の片隅程度にはその考えはあったと思う。
ルメールJが同世代でクラシックを共にしたハーパーではなくこちらに騎乗。下手な騎乗はできないだろう。
3歳牝馬のレベルに疑問。3冠馬が出現する際は、得てして世代レベルが低いことが多い。また、古馬重賞で勝った馬は現状だとクイーンSの51kgドゥーラのみ。
→ただし、ブレイディヴェーグはじめ春クラシック未出走組に関してはまだ見限れない。というのも、マスクトディーヴァが強いと考えているからだ。マスクトディーヴァは進路取り次第ではもっとリバティアイランドと際どかったと思う。
特にローズS組に関してはタイムという決定的な裏付けがある。持ちタイム=馬の強さだとは全く思ってはいないものの、これ程の持ちタイムがある馬が、少なくとも「めちゃくちゃ弱い」ということはないだろう。

なのでまとめると
①ブレイディヴェーグはシンプルに強いとは思う
②ただし重賞も勝ったことがない馬、1番人気は押し出された感がある
③レコードの反動など状態面にも不安がある
というのが現時点での見解。

▲ 14 マリアエレーナ

単穴はマリアエレーナ。

正直、マリアエレーナがこのレースに出るのを1年以上前から待っていた。それも、去年ではなく今年。京都開催のエリザベス女王杯に出るのを待っていた。
前走オールカマーでは10番人気の低評価ながら0.2秒差の4着。1着は上がり馬ローシャムパーク、2着はGⅠ3勝のタイトルホルダー、3着は先週アルゼンチン共和国杯で重賞初制覇を飾ったゼッフィーロ、5着は天皇賞秋であのペースで前で5着に残したガイアフォース、6着は今回上位人気が予想されるジェラルディーナ。メンバーレベルはかなり高いし、かなり評価できる4着だと思う。
この馬のベストレースは、昨年の小倉記念だと思う。覚醒前とはいえ、ジェラルディーナに0.8秒差をつける圧勝劇。しかも最後は流していた。平坦コースでの高速馬場に滅法強く、今回の舞台も合う気がする。なので平坦な京都は大プラス。
ただ、斤量56kgは不安で、あれだけ昨年圧勝した小倉記念で、斤量が上がっただけで馬券内にも入れず。斤量負けするタイプかも？
1年以上前から待っていたのに何故単穴なのかというと、マリアエレーナが思った程という訳ではなくこの秋現れたニュースター2頭が自分のマリアエレーナの評価を上回っただけ。この馬の評価は1年以上前から下がっておらず、普通に勝負になると思う。

☆ 5 イズジョーノキセキ

特注馬1頭目は大爆穴、イズジョーノキセキ。大爆穴ではあるが躊躇が無いというか、「随分と舐められたもんだな〜！」と感じている（笑）
前走府中牝馬Sでは連覇を狙ったものの0.6秒差の9着。
今年に入ってから5戦全てで馬券圏内に入れていないが、枠に恵まれていないと言うのは一因としてあると思う。5分の3が8枠。この馬は昨年の有馬記念4着のように、内をセコく立ち回れることが武器だと思うので、8枠はかなりのマイナスだろう。
この馬が衰えたとは思っていない。強かったのは3走前のクイーンS。トップハンデの57kgは勝ったドゥーラと6kgも差があったが、0.4秒差の5着。しかも追い出しに遅れ脚を余した感があり、それでここまで差を詰められるならまだ決して衰えていないと確信している。
ただし、展開には注文がつくタイプであり、理想は府中牝馬Sや有馬記念のような前が崩れる展開。今回それが叶うかはなんとも言えないが、こんなに人気がないなら絶対に抑えなければいけない馬。

☆ 12 ゴールドエクリプス

もう1頭の特注馬はゴールドエクリプス。この馬にもチャンスがあるはず。
前走大原Sを制し待望のOP入り。しかしOP入り前も、格上挑戦でGⅢ挑戦し4着、3着。確かにハンデはかなり軽かったものの、重賞戦線でも相手なりにやれることを示している。
全成績(4,1,1,4)だが、馬券内全てが小倉が京都であり、馬券圏外全てが阪神か中山と、平坦巧者。京都外回りに絞っても(2,1,0,0)と得意コース。平坦なコースならこのクラスでも相手なりにやれてもおかしくない。
操縦性が高い馬でもあり、初距離ではあるが乗り方次第で2200mにも対応できそう。
しかし、1ヶ月前にやっとOP入りした馬にしてはやや過剰人気だと考えている。適性に関しては言うことないと思っているが、あとはこのクラスでも通用する能力があるかだけ。個人的には小倉記念をなかなか評価しており、やれてもおかしくないと感じている。

印まとめ

◎ 11 ライラック
○ 1 ブレイディヴェーグ
▲ 14 マリアエレーナ
☆ 5 イズジョーノキセキ
☆ 12 ゴールドエクリプス

予想のコンセプト

先述した通りこのレースはスカスカで、どう足掻いても勝てないような人気馬はほぼ無。

唯一怪物の可能性があるとしたら、スタートを決めたブレイディヴェーグ。故に人気馬に打つ印はこの馬のみ。
本命はライラック。前走で馬が変わった印象がある。昨年2着のレース、絶好枠。GⅠ初制覇の大チャンスだと思う。
他にはアートハウス、シンリョクカあたりも狙っている。
こういうレースはブンブン振り回してド高目を狙う。

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