💡 競馬AI指標(SP値)の見方
本データベースにおける「SP(スピード・パフォーマンス)値」とは、競走馬がレースで発揮した走破時計や対戦相手との着差をもとに、馬場の偏りやペース配分、クラスの格などを高度に補正・数値化した当サイト独自の指標です。
これにより、異なる時期や競馬場でのパフォーマンスを同一基準で公平に比較・評価することが可能となります。
このスコアは偏差値ではなく、「全体の中で上位何パーセントに位置するか」を示す相対的な指標(パーセンタイルスコア)です(最大値は100p)。
50pを中央競馬の平均とし、数値が高いほど優秀であることを示します。
例えば S+ (98p〜100p) であれば、集計対象となった全競走馬の中でもトップ2%に入る傑出した能力であることを意味します。
※本記事の分析データは、2025年末までに中央競馬で行われたレース結果を対象としています。
🔥 総合能力評価


パイロの種牡馬としてのポテンシャルは、総合評価 B(71p)、基礎能力 B(73p) と極めてハイレベルな水準に位置しています。特筆すべきは、芝とダートにおける極端な適性の二面性です。芝適性は短距離の F(25p) を筆頭に、マイルから中長距離にかけてはすべて最下位クラスの G 評価に甘んじています。しかし、ダートに舞台が移ると評価は激変し、ダート短距離で A(87p)、ダート中距離で B(78p)、ダートマイルで B(73p) と、中央・地方問わず砂の王道路線を圧倒的なスピードで席巻する能力を有しています。
繁殖牝馬の恵まれ度合いを示す繁殖CPIは E(48p) と決して良血馬が集まる環境ではないにもかかわらず、これほど高いパフォーマンスを叩き出し続けている事実は、本馬のダート遺伝力が極めて強烈であることを如実に物語っています。脚質は無駄のないスピードで前を捉える持続型で、前々で運べる「逃げ」「先行」の戦術において無類のタフさを発揮します。
📊 基本スペックと適性
🏆 代表産駒パフォーマンスランキング(Top 5)
・101以上: 超G1級・年度代表馬クラス
・96〜100: トップG1級
・90〜95: G1級
・80〜89: 重賞級(G2・G3)
・75〜79: オープン級
・70〜74: 3勝クラス級
・60〜69: 1勝〜2勝クラス級
※当サイトが独自に算出した競走馬のパフォーマンス値(補正SP)に基づく上位5頭です。
※不良馬場はSP値が高く出る傾向があります。
🎯 馬場・距離適性と馬券のポイント

芝・ダートの出走割合を見ると、産駒のほとんどがダートへ投入されており、その実績も圧倒的です。さらに、ダートの馬場状態が「不良馬場」まで悪化すると、適性は最高峰の ◯(91p) へと跳ね上がります。水分を含んで砂が軽くなるほど、パイロ産駒の持つ推進力と快速持続性能が極限まで活かされる形になります。逆に芝のレースでは良馬場、稍重ともに △ 評価と苦戦を強いられており、基本的には消しの選択が賢明です。

性別によるバイアス(傾向の偏り)にも注目が必要です。牡馬はダート短距離で驚異的な S(91p) を叩き出すだけでなく、ダート中距離でも A(87p) とトップクラスの適性を見せ、幅広い条件で信頼を置けます。しかし、牝馬はダート短距離で A(85p) と強さを見せる一方で、中距離に伸びると D(56p) までパフォーマンスが急落してしまいます。牝馬のパイロ産駒を狙う際は、短い距離への特化型として割り切ることが馬券検討の極意です。
- (買い時・得意条件): ダートの不良馬場は無条件で狙い目の大チャンスです。なかでも阪神ダートや札幌ダートは適性 ◯ と非常に相性が良く、ダート1000m、1200m、1400m、1700mの距離では圧倒的な勝ち上がり率を誇ります。また、仕上がりの早さを活かした新馬戦も適性 A(83p) で、絶好の狙い目となります。
- (特徴やバイアス): 休み明けの初戦に滅法強い「鉄砲タイプ」であり、初戦SPは A(89p) といきなり全力投球してきます。叩いた上積み自体は E(48p) と少ないものの、一度リフレッシュされてから叩き2戦目、3戦目へと至る過程では再び A(82p)、B(75p) とパフォーマンスを上昇させるため、ローテーションの間隔が明いたときこそ狙い目になります。
- (消し時・苦手条件): 芝レース全般は極めて苦手としており、特に東京・札幌・函館の芝コースでは壊滅的な × 評価となっています。また、ダートであっても東京や新潟のように、直線が長くスケールの大きな競馬場(大回りコース)ではややパフォーマンスを落とすため、小回り〜中回りコースを主戦場とする際より評価を下げるのが馬券のセオリーです。
🐴 年齢別パフォーマンスと一口馬主の視点

年齢別のパフォーマンス推移を見ると、非常に早い時期から動ける点がこの種牡馬の最大の強みです。2歳期から早くも C(68p) の高い走りを見せ、3歳期で最高潮の B(72p) に到達します。特に牡馬・セン馬の3歳期は A(81p) と極めて高いレベルに達するため、3歳クラシック期や早期ダート路線での活躍が大いに期待できます。4歳以降は緩やかに下降線をたどり、5歳で D(58p)、6歳以降は F(42p) と衰えが顕著になるため、早期回収を狙うスタイルに完全に特化しています。

一口馬主の出資対象として見た場合、この「超早期始動」の適性は非常に魅力的です。2歳7月までの早期デビュー率は A(89p)(177種牡馬中19位)と圧倒的で、維持費を無駄にすることなくいち早く初出走を迎えることができます。3歳5月末時点でのオープン入り率も A(80p) と高く、早期回収の期待値はトップクラスです。
ただし、パイロ産駒にははっきりとした弱点もあります。総合評価がBランクに留まっている要因でもある「体質の弱さ」です。故障・長期離脱リスクは G(16p)(177種牡馬中149位)と極めて高く、一度体調を崩したり骨折等のトラブルに見舞われると、長期の戦線離脱を余儀なくされる可能性が高いです。また、1頭あたりの年間の出走回数を示す「年間出走密度(1頭あたりの出走ペース)」も E(40p) に留まっており、決してタフに使い倒せるタイプではありません。産駒の成績自体も「ムラッ気」「産駒安定」ともに最低クラスの F 評価となっており、走るときと走らないときの差が激しいという爆発力と背中合わせのリスクを抱えています。一発の魅力は大きいものの、体質の脆さには目配りが必要です。
🧬 配合の傾向(ニックス・アンチニックス)
🔥 好相性(ニックス)
⚠️ 不相性(アンチニックス)
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