
今回は私も会員のシルクホースクラブの2025年通常募集の予定馬リストが公開されましたので、ファーストインプレッションと現時点の注目馬5頭を紹介させていただきます。
リスト全体のファーストインプレッション
全体を見た感想は、特定の種牡馬に偏りすぎず満遍なく募集リストに加わったなという印象です。
注目を集めるのは、まずは破竹の勢いで活躍しているキタサンブラック産駒でしょうか?
ウィクトーリアの24や、イクイノックスの全妹となるシャトーブランシュの24、値段が高いと大人気とはならないでしょうがアーモンドアイの24あたりは注目が集まるでしょう。ウィクトーリアとシャトーブランシュは人気トップ争いでしょうかね?
一方新種牡馬に目を向けるとクラブ馬だったサリオスの産駒が2頭しか今のところおらず、この後セリで集めるのかもしれませんが少し寂しい頭数だなと思いました。
エフフォーリア産駒やクリソベリル産駒に比べてラインナップされる頭数が少ないのは意外でしたね。
また、去年からノーザン系クラブで募集されるリオンディーズ産駒が多いような印象を受けます、去年もフラグか?という話をした記憶がありますが、今年も4頭ラインナップされておりどこかで一髪がありそうな気もします。
個人的に出資したいと考えており新種牡馬リーディング争いでも素晴らしい結果を残しているナダル産駒は今年は2頭のみ。牡馬は1頭なので人気が集中してしまうかもしれず、セリでもう2頭くらい追加されて欲しいな…と願うばかりです。
全体的にはさすが、シルクの予定リスト。優秀な種牡馬やきょうだい馬が活躍していたり、母自身が大活躍している馬が多く、眺めているだけでも楽しくなってくる血統馬たちが今年も集まっています。
これまでの成績を考えればほぼ間違いなくこの中から重賞馬やG1馬が出てくるでしょうが、それも不思議ではないクオリティの募集リストだと思います。
サンデーRの募集価格を考えるとおそらくシルクも募集価格は高くなるでしょうが、今から馬体や歩様を含めた正式な募集リストを見るのが楽しみになりました。厳選して最高の1頭とご縁があれば嬉しいですね。
血統注目馬5頭
ウィクトーリアの24
ウィクトーリア自身の戦績もさることながら、半兄ウィクトルウェルスとペルウィクトールの馬体や歩様は抜群によかった記憶があり、運動神経がいい産駒が多くサイズもしっかり出るキタサンブラックとの相性も良いのではないかと思いましたし、上の子たちのようないい歩きをできる産駒が出る可能性が高いのではないか?と思い注目馬に加えさせていただきました。
去年募集時にはウィクトルウェルスの戦績がわからない中での募集でも人気を集めていたので、現在3歳で2勝馬になったことを鑑みればさらに本馬は人気になってもおかしくないと思います。
父も母系も馬体もいいとなれば、非の打ち所がない1頭になりそうです、あとは価格帯がどうなるか?でしょうかね。
プティフォリーの24
半姉は18番人気ながらフローラSで3着に入る波乱をもたらしたタイセイプランセスです。
姉はフローラS3着馬ではありますが1勝馬ですし、出走済みきょうだい馬はこの1頭だけなのでウィクトーリアやシャトーブランシュの影に隠れてキタサンブラックの牡馬ではありますがほどほどの人気になってくれたら面白いなと思っています。
キタサンブラック牡馬なので人気にはなるでしょうが、トップクラスからは外れるかもしれないなという期待です、馬が良すぎたら難しいかもしれませんが。
2代母からは凱旋門賞3着馬だったペルシアンキングが出ていますし、ファミリーの活力も魅力的です。馬が良ければ倍率次第で抽優を使う候補馬の1頭になりそうです。
ヴィルトゥオシタの24
唯一のナダル産駒牡馬です。そもそもナダル産駒が2頭しかおらず、1頭は牝馬のため牡馬はこの馬のみに現状なります。
母はキズナ産駒の1勝馬で、初仔になりますので初仔感あるサイズになっていないかは要確認ですがナダル産駒は大型に出る馬が多いのでしっかり筋肉量があり骨格も大きい馬が生まれていたら初仔であることで過度に嫌わなくても良いのではないかと思います。
願わくば、セリなどでもう何頭かナダル産駒が追加されて、人気が分散されると良いのですがどうなるでしょうかね…?新種牡馬の中でもナダル産駒は大物への期待感もさることながら、とにかく打率が高く凡走馬率が低いので、現在の獲得賞金ベース以上に種牡馬としては優秀だと私は考えています。
母の実績がそこまでなくても、ナダル産駒の動きがいい牡馬はぜひ狙っていきたいですね。
クインアマランサスの24
こちらもダート系の馬から取り上げます。ゴールドドリーム産駒の牡馬になります。
半兄がシルク所属馬でユニコーンSで惜しくも出遅れにより2着だったクレーキングになります。
ゴールドドリーム産駒は決して中央での勝ち上がり率が高く安定感のある種牡馬だとは言い難いのですが、地方ではなかなか走っており特に地方交流重賞では素晴らしいパフォーマンスを発揮しています。
牡馬ですし、狭き門ではありますがダート3冠路線狙いなどで考えればこういう馬も選択肢になると思います。
半兄のクレーキングの募集時の歩様も見られますので、そこと見比べて遜色がない馬であれば非常に面白い1頭だと思います。クレーキングは歩様がよく私も申し込んだ馬でした、わかりやすくいい動きをする馬が活躍する母系であるということは、見極めやすさにつながると思っています。
ゴーイングトゥベガスの24
この馬はどこかで見た覚えがあり、どこで見たのか全く思い出せないまま記事を書いています、マジでどこでしたっけ?何かの配信でしたかね…?間違いなく初見ではないんです、フランケル産駒で母がBCフィリーアンドメアターフでラヴズオンリーユーと対戦したゴーイングトゥベガスなんて豪華な血統ですね〜キムテツ厩舎ですかね〜と話した記憶が確かにあるんです(笑)
いや、なんの話やねんという感じだと思いますが、母は北米の芝の一流馬で、父フランケルは日本に最も適応しているスピードのあるガリレオ系欧州最強種牡馬。
北米の芝馬のレベルがどうなのか?という議論はあるとは思いますがそれでもトップクラスの母馬なので、日本レベルに換算しても相当なレベルにあると考えられますし、父のスタッツも勘案すると非常に面白い1頭だと思います。
また、この馬は海外産馬ではなく持ち込みの日本馬なので、外国産馬のデメリットである牝馬限定下級条件レースに出走できないなどの制限がないのも魅力です。
持ち込み馬の牝馬はめちゃくちゃ人気になるというわけでもないケースが多いので、ベストミーエヴァーの時のように一般でワンチャンないかな〜と淡い期待を寄せています。
告知
ジェイが馬の見方や競馬勉強する過程で、大変お世話になったオーストラリアのNSW州の中條大輝調教師と、馬の見方についてや 競馬について勉強していく会員制コミュニティ「JJ Racing Club」をDMMオンラインサロンさんにて運営中です。
これまで3度サロンメンバーの皆様とセリに参加しており、モアナとターボ、さらに大狩部牧場さんとコラボでSunCity産駒の牝馬という素晴らしい3頭落札できました。
オーストラリアでは日本のような馬主資格がなくとも正式な馬主になれますので、日本で馬主資格を持っていない方も共有馬主になっていただくことができます。
共有オーナーは1/40口から募集しており月の維持費は放牧中が月4000円程度。
入厩中が月1.2万円程度となっています。
サロンでは中條調教師やサララボライターでもあるエムイシ氏のディープなコラムを毎週配信している他、オーストラリアンで開催されるセリに上場される注目馬ついても配信中です。
さらに、毎月中條調教師やジェイとサロンの皆様との相互交流会をオンラインで行っています。
直接調教師に質問をぶつけられる他、レース回顧で調教師やジョッキーの心理について勉強するなど大変会員の皆様の満足度が高く評判が良い交流会となっています。
オーストラリア 競馬をベースに学んでいきますが日本の 競馬にも活かせる部分はあると思います、ぜひお気軽にご参加ください。
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