【種牡馬データ2026】ステイゴールド | 爆発力とタフネスが織りなす、芝中長距離の絶対王者

💡 競馬AI指標(SP値)の見方

本データベースにおける「SP(スピード・パフォーマンス)値」とは、競走馬がレースで発揮した走破時計や対戦相手との着差をもとに、馬場の偏りやペース配分、クラスの格などを高度に補正・数値化した当サイト独自の指標です。
これにより、異なる時期や競馬場でのパフォーマンスを同一基準で公平に比較・評価することが可能となります。
このスコアは偏差値ではなく、「全体の中で上位何パーセントに位置するか」を示す相対的な指標(パーセンタイルスコア)です(最大値は100p)。
50pを中央競馬の平均とし、数値が高いほど優秀であることを示します。
例えば S+ (98p〜100p) であれば、集計対象となった全競走馬の中でもトップ2%に入る傑出した能力であることを意味します。

🔥 総合能力評価

ステイゴールドの能力評価1
ステイゴールドの能力評価2

ステイゴールドの総合評価はB(75p)となっており、日本競馬界において確固たる地位を築いた超一流のサイアーです。基礎能力はC(61p)と標準以上をマークしており、何よりもその真髄は「芝中長距離〜クラシックディスタンス」への抜群の適性にあります。芝中距離でC(69p)、クラシックディスタンスでC(69p)、そして芝長距離ではB(70p)と、距離が延びるほど他を圧倒する持続力を発揮するのが特徴です。

また、産駒の走りの安定感を示す「産駒安定指数」では、驚異的なスコアであるS(93.8p)を記録。これは、配合された繁殖牝馬の質に左右されず、どのようなレベルの繁殖からでもコンスタントに水準以上の高い走りを引き出す、極めて高い種牡馬遺伝能力の証明と言えます。さらに特筆すべきは、重賞の舞台で一気にギアが上がる特殊な勝負強さです。大舞台に強く、頂点を極める爆発力を秘めていることは歴史的な名馬たちを見ても明らかです。

📊 基本スペックと適性

ベスト条件 芝2000m〜3000m(中長距離〜クラシック)
芝・ダート適性 圧倒的な芝適性。ダートは短い距離では不振だが、中長距離(ダート1900m〜2000mやダートクラシック)で局所的な適性を見せる
成長カーブ 奥の深い持続型。2歳から安定して走るが、本格化は4歳〜5歳。古馬になってからさらにパフォーマンスを上げる

🏆 代表産駒パフォーマンスランキング(Top 5)

順位 馬名 SP値 着順 日付 レース名(条件)
1 レッドリヴェール 118.46 1着 2013/08/31 札幌2歳ステークス(G3) (函館芝1800m)
2 オルフェーヴル 114.03 1着 2011/05/29 東京優駿(G1) (東京芝2400m)
3 ゴールドシップ 108.10 1着 2012/10/21 菊花賞(G1) (京都芝3000m)
4 ウインファビラス 102.69 2着 2015/12/13 阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) (阪神芝1600m)
5 インディチャンプ 101.39 1着 2019/06/02 安田記念(G1) (東京芝1600m)
【SP値の目安(クラス別平均値)】
・101以上: 超G1級・年度代表馬クラス
・96〜100: トップG1級
・90〜95: G1級
・80〜89: 重賞級(G2・G3)
・75〜79: オープン級
・70〜74: 3勝クラス級
・60〜69: 1勝〜2勝クラス級

※当サイトが独自に算出した競走馬のパフォーマンス値(補正SP)に基づく上位5頭です。
※不良馬場はSP値が高く出る傾向があります。

🎯 馬場・距離適性と馬券のポイント

芝ダート適性と馬場別パフォーマンス

芝とダートの出走比率およびパフォーマンスを検証すると、ステイゴールドは完全に「極端な芝偏重型」のサイアーであることがわかります。ダートは全体的に適性が低く、短距離やマイル戦ではパフォーマンスが大きく落ち込みます。一方で、芝では良馬場から渋った馬場まで一貫してハイパフォーマンスを維持。特に芝の不良馬場においては適性評価と非常に優秀で、馬場荒れが原因で他馬が脱落するようなタフな消耗戦ほど、底知れないスタミナと闘志が際立ちます。

牡馬牝馬別の距離適性とパフォーマンス

もうひとつの重要な特徴が、性別による極端な成績の偏り(バイアス)です。性別親和性は「牡馬S」であり、牡馬と牝馬の間にはパーセンタイルで実に27ptもの極めて大きなパフォーマンス差が存在します。牡馬は芝中距離でA(81.3p)、芝長距離でA(84.6p)と国内トップクラスの圧倒的なスコアをマークするのに対し、牝馬は芝中距離でC(60.8p)、芝長距離ではF(24.6p)へと急激に適性が低下。馬券攻略において、性別の精査は避けて通れません。

  • (買い時・得意条件): 牡馬の中長距離戦(芝1600m〜3000m)。コース別では、小倉芝で抜群の相性を誇るをマークしているほか、福島芝・新潟芝・中山芝もとローカル小回りや直線のタフな競馬場を得意としています。さらに、雨で荒れた芝(芝不良評価)は最大の狙い目です。
  • (特徴やバイアス): 出走間隔が詰まるより、しっかりと間隔をあけたローテーションで力を発揮するタイプ。休み明けの「鉄砲実績」評価はC(68p)と上々ですが、叩き2戦目(E(42p))や3戦目(F(27p))でのパフォーマンス上積みは期待しづらく、新鮮な状態での出走が理想です。
  • (消し時・苦手条件): 牝馬の長距離戦および、中山・函館・札幌のダート戦(すべて不振評価×または。また、脚質的には「逃げ」が苦手(逃げ評価)な傾向にあり、溜めて長く良い脚を使う持続型レースを本領とするため、一本調子の前残りレースでは力を発揮しきれません。

🐴 年齢別パフォーマンスと一口馬主の視点

年齢別パフォーマンス

年齢ごとのパフォーマンス推移に、ステイゴールドの最大の「投資妙味」が隠されています。2歳時はC(63.8p)、3歳時はC(65p)と比較的早くから頭角を現しますが、本格化はここからです。4歳時にS(91p)、5歳時にもS(91.9p)とピークに達する圧倒的な成長力(持続型)を有します。とりわけ牡馬・セン馬の4歳パフォーマンスはS+(97.6p)という次元の違う怪物レベルに到達するため、成長をじっくりと見守ることで無類の爆発力を満喫できます。

産駒の安定感と出走間隔

一口馬主の出資検討における最大のセールスポイントは、高い安定性と、息の長い現役生活を可能にする頑健性(タフネス)にあります。勝ち上がった産駒の平均出走数はS(93p)(177種牡馬中12位)、さらに引退年齢中央値は驚きの6.2歳とこちらもS(92p)(153種牡馬中14位)に位置し、長く競走馬生活を楽しめます。

なお、故障・長期離脱リスクは評価G(14p)とデータ上は高い離脱割合を示していますが、これは一流種牡馬特有の肯定的な現象と解釈できます。クラシックや重賞クラスのトップホースを多数送り出すステイゴールドだからこそ、目先の勝利にこだわって過密に走らせる必要がなく、大レースに向けて陣営が意図的に出走間隔をあけ、大事に大事に使っている結果に他なりません。実際、年間の出走密度(1頭あたりの年間出走ペース)はD(50p)と、きわめてゆったりとした王道ローテーションで管理されています。

早期デビュー率 (2歳7月迄) 19.2% (177頭中 146位)
2歳末勝ち上がり率 17.6% (177頭中 65位)
生涯OP入り率 16.9% (177頭中 23位)

🧬 配合の傾向(ニックス・アンチニックス)

🔥 好相性(ニックス)

母父系統 出走頭数 勝ち上がり数 勝率 特徴・代表馬
ヘネシー系 7頭 5頭 71.4% 勝ち上がり率が極めて高く、大物のエタリオウなどを輩出
シルヴァーホーク系 8頭 6頭 75.0% タフに走る芝中長距離向き。代表馬はマイネルキラメキ
マルゼンスキー系 7頭 5頭 71.4% 確実性の高いニックス。代表馬はウォーターシャウト
ロベルト系 13頭 8頭 61.5% 底力勝負に非常に強いニックス。代表馬はグランシルク
フレンチデピュティ系 32頭 19頭 59.4% 出走数が多く非常に安定。代表馬はレインボーライン

⚠️ 不相性(アンチニックス)

母父系統 出走頭数 勝ち上がり数 勝率 特徴・懸念点
ハイペリオン系 5頭 0頭 0.0% 過去に勝ち上がりが一切なく、スピード不足が懸念される傾向
ネイティヴダンサー系 9頭 1頭 11.1% 相性が悪く、パフォーマンス・勝ち上がり率ともに極めて低迷
ニジンスキー系 21頭 6頭 28.6% 重さが強調され、勝ち上がりや重賞実績の伸び悩みが顕著

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