今回はキャロット追加募集馬の推奨馬1頭を紹介させていただきます。
よろしくお願いします!
【キャロット2022年度追加募集】ジェイのオススメ馬〜ミスベジルの21〜
追加募集に対する心構え
キャロットの追加募集に関して、
個人的には、高額馬が多いなぁ〜と感じました。
ただ私は追加募集に限っては高額馬はオススメしておりません。
基本的に追加募集は、本募集では募集することができなかった、頓挫や成長の遅れなどの何らかの原因がある馬の募集だと思っております。
なので、そんな「訳アリ」馬の期待値はそこまで高いものではなく、
大金を叩く行為はそれだけリスキーである、と考えているからです。
大金を叩きたい(?)なら、追加募集は我慢して本募集に向けてお金を貯めるのが得策だと考えております。
(勿論それでも活躍する馬はいます。ただ、リスクはそれ相応にある、ということです。)
なので例年追加募集は「安くても意外と走りそうな、『掘り出し物』を探す募集」と捉えております。
しかし、高額馬であってもチャレンジする価値のあるパターンは2つあると思います。
それは、
・マル外の馬
・セレクトセール落札馬(シルクのみ、去年の正式募集馬発表はセレクトセール以前の6月30日)
です。
これらは、本募集の時にスケジュールの都合上物理的に間に合わなかった馬たち(募集馬決定後に落札したり、日本に持ってきたり等)なので、頓挫や成長の遅れなどは気にしなくて良いものと捉えており、
チャレンジする価値はあると思います。
今回はキャロットなので、
・安くても走りそうな『掘り出し物』
・マル外の馬
に絞り、推奨馬を選定していきたいと思っております。
推奨馬
コナブリュワーズの21
↑netkeibaより
今回推奨するのは、コナブリュワーズの21です!
追加募集ではなく再募集の馬なのは大変申し訳ないのですが、
私PON実はこのコナブリュワーズの21、夏の本募集の際も申し込もうと考えていた馬です。
当然この再募集でも私自身も申し込みます。
血統
まずきょうだい馬に関して。
きょうだい馬は4頭います。
半姉コナコースト(父キタサンブラック)は1勝。
しかしチューリップ賞2着馬でもあり、今週の桜花賞にも出走してきます。
他にも半兄コナブラック(父キタサンブラック)が1勝、半姉カイルアコナ(父キンシャサノキセキ)が2勝。
勝ち上がりの打率としては4分の3となかなか高いものとなっておりますし、コナコーストがホームラン級の大物である可能性も秘めていると思っております。
また、このきょうだいの特徴としてもう1つ挙げたいのが、仕上がりが早いという点です。
勝ち上がった3頭の初勝利の日付は、
コナコースト→2022/8/28
コナブラック→2021/7/18
カイルアコナ→2019/7/27
と、全て夏競馬の時期です。
早い時期に勝ち上がることで安心できそうと言うのはかなり魅力的なのではないのでしょうか。
また、もう1つのこの3頭の共通点として、「小倉で初勝利を遂げている」と言う点が挙げられます。
母コナブリュワーズ自身も北海道で3勝を挙げた馬であるので、小回りには抜群の適性を持つ血統なのだと思います。
次に配合に関して。
最大の焦点は”父がミッキーアイルにかわってどうなのか?”だと思いますが、
同様に短距離種牡馬のキンシャサノキセキを付けたカイルアコナで成功していることからも、個人的には面白い配合だと思っております。
父ミッキーアイル×母父キングカメハメハの配合は現役含めこれまでJRAに14頭いて、そのうち勝ち上がったのは3頭。
率で言うと約21%とそこまで高くはないのかもしれませんが、特筆すべきはその勝ち上がった3頭全てが現在までに3勝以上もしている点です。
勝ち上がり率の低さも、母の安定感のある仔出しでカバーできると思いますし、
勝ち上がりさえすればある一定以上の期待はしても良いのではないでしょうか。
また、この馬はゴリゴリのスプリンターであるとは思っておりません。
ここで、父ミッキーアイル×母父キングカメハメハの配合で勝ち上がった3頭とその勝った舞台を見てみましょう。
・アナゴサン(3勝:ダート2000m1回、芝1800m2回)
・シャーレイポピー(4勝:芝1600m4回 ※芝2000m GⅢ紫苑S4着)
・ショウリュウレーヴ(3勝:芝1400m3回)
実は1200m以下での勝利は1度もなく、平均すると勝ち鞍はマイル付近に寄っています。
またシャーレイポピーは芝2000mの GⅢ紫苑Sで4着と好走しております。
この配合は、ある程度距離に融通の効く配合であることがわかります。
これは個人的な見解なのですが、この距離に融通が効くことはNureyevの4×5クロスに起因していると考えております。
アーモンドアイがロードカナロア産駒ながら2400mのジャパンCを勝てたのも、このNureyevクロスに起因していると思っています。
Nureyevクロスによりスタミナを補完することで、短距離種牡馬であるミッキーアイルが父であっても比較的長めの距離も守備範囲として走れるのではないでしょうか。
厩舎
厩舎は新進気鋭の宮田敬介厩舎です。
昨年は31勝でリーディング25位。クラブ馬の勝ち上がり率は36%と平均か平均より少し上くらいの数値です。
この厩舎は今ノーザンに推されている厩舎であると思います。
シルクやキャロットの募集時にも、割と良い馬を預託されているような印象があります。
昨年ダンシングプリンスのJBCスプリントで悲願のGⅠ級競走初制覇を遂げましたし、先日のダービー卿CTもインダストリアで制しており、勢いに乗っている厩舎だと思います。
預託馬のラインナップの割に成績をそこまで残せていないような印象もありますが、今をときめく世界の木村哲也厩舎も最初はそうでした。
そろそろ成績を上げてくる可能性は大いにあると思います。
馬の状況
やはり1番気になるところは、一度募集取り下げになってしまったが故に現在の状況なのではないでしょうか。
そもそもこの馬の募集取り下げの理由としては、運動中の右前蹄外側の欠損です。
蹄が伸びれば問題はないと思われていたものの、現状から乗り運動を開始するまでに時間を要する見込みであるということで取り下げになってしまいました。
しかしその後、無事蹄は伸び、ゆっくりではあるものの立て直しに成功しました。
現在はハロン15秒ペースでのキャンターも取り入れており、早ければ6-7月頃には移動できるようです。
体質の弱さはあるようではありますが、移動予定を鑑みるとそこまで気にしなくても良いのではないかと考えております。
また夏の本募集時点で馬体重は460kgあり、サイズ的にも問題がありません。
動画を視聴しても、トモの大きさが好印象で、やはりマイルくらいで活躍できそうな馬だな〜と感じました。
青写真としては、血統的に得意な小倉開催に何とか間に合わせ、そして勝ち上がり。
ゆくゆくは短距離馬になる可能性はあるものの、一旦はファンタジーSやマイル GⅠにも挑戦してもらいたいと考えております。
まとめ
いかがだったでしょうか?
自分は金曜日のライブ配信が終わり次第この馬に申し込もうと考えております。
キャロットの再募集/追加募集は火曜正午が締切。
今週末半姉のコナコーストが桜花賞に挑戦するので、当然活躍して欲しい気持ちで一杯なのですが、活躍し過ぎてこの馬が大人気になってしまうのもまた困るな〜…と、少々複雑な気持ちで桜花賞を見守っていければと思っております。笑
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
PON馬券塾 PON
Youtuber
競馬予想系YouTube「PON HORSE CLUB」を運営。
江分輪太の弟子。馬券は穴から。
極度の現地観戦主義者で、1年間で競馬場に72回行ったことも。
ヤクルトスワローズ・川崎フロンターレ・大相撲・お笑い芸人・酒を愛する男。
一口馬主はキャロット・シルクに入会中。代表馬はシルブロン・アンクロワなど
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【キャロット2022年度追加募集】PONのオススメ馬〜コナブリュワーズの21〜 – サラブレッド研究所 / Thoroughbred Lab.
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